2019年6月5日0時。BTS(防弾少年団)のジンが、初めて自身の手掛けた楽曲『この夜』を発表した。そして2022年3月1日0時、本作がリリースされてからちょうど1000日目を迎え、世界中のファンがSNSで祝福の言葉を伝えている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

BTS(防弾少年団)ジンの初の自作曲『この夜(이 밤/イ パム)』が発表されてから、1000日が経った。

ジンが初の自作曲1000日を迎え、世界のファンから祝福を受けている。

BTSジンが初の自作曲1000日を迎え、世界のファンから祝福を受けている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2019年5月6日0時、ジンは無料音源共有プラットフォームのサウンドクラウド(SoundCloud)に、楽曲を公開。

これは、BTSのデビュー6周年を記念して実施された『2019 BTSフェスタ』の企画の一つだった。

(関連記事)BTS ジン、初の自作曲「この夜」公開‥美しくて優しい歌声に鳥肌

ジンの優しい歌声が心地良い「この夜(이 밤)」

ジンの優しい歌声が胸に沁みる『この夜』。(画像出典:BANGTAN BLOG)

当時「僕の伴侶動物たちのことを思って書いた歌です。初めての自作曲なので、聴いていただけたらうれしいです」とコメントしていたが、BTSのワールドツアーに密着したドキュメンタリー番組『BRING THE SOUL: DOCU-SERIES』の中で、「たくさんの方に聴いてほしいと願う反面、とても寂しい歌なので、あまり聴いてほしくないという思いもある」と、胸中を打ち明けていた。

この曲が生まれるきっかけとなった、伴侶動物(フクロウモモンガと犬)たちを、ジンはSNSにたびたび投稿しており、その動物愛はファンの間では広く知られている。

その例として、フクロウモモンガを飼っていたことはしばらく経ってから公表したのだが、ためらっていた理由が「命だから(飼うことを)真剣に考えなきゃならないので、簡単に飼えると決して思わず、本当に責任を持って飼いたいと思う時に飼って欲しいなと思って」という悩みからだったという。

『この夜』の音源制作に参加したメンバーのRMは後日談として、初めてデモテープを聴いた際、あまりにも寂しい内容で驚いたんだとか。

ジンの歌声も美しく、伸びやかなファルセットが切なさを誘う。

そんな悲しい背景から誕生した『この夜』。ファンはジンの思いもひっくるめて、この曲を愛し続けているようだ。

1000日を迎えた3月1日、SNSでは”#이밤_1000일_축하해(この夜_1000日_おめでとう)”、”#1000DaysWithTonight”などのハッシュタグを付けて、世界中のARMY(アーミー:BTSファン名称)が、お祝いメッセージを続々と投稿している。

BTSジンの『この夜』を聴く(外部リンク)






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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