去る1月27日、ソウル市内の某所で開かれた『第11回 ガオンチャートミュージックアワード』には、人気ガールズグループRed Velvetが参加。授賞式前に行われる、各メディア向けのフォトタイム、通称”レッドカーペット”で見せたアイリーンのある行動が話題となっている。

人気アイドルグループ、Red Velvet(レッドベルベット)のメンバー、アイリーンの”根性”が話題だ。

Red Velvetのメンバー、アイリーンの”根性”が話題に(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

去る1月27日、ソウル市内の某所で開かれた『第11回 ガオンチャートミュージックアワード』には、K-POPを代表する大勢のアイドルが参加し華を添えた。

昨年、K-POP界を大いに盛り上げたアーティストを称えるという、意義ある授賞式だが、開催前から様々な議論に包まれる羽目に。それもそのはず、再び新型コロナウイルス(以下、コロナ)の感染拡大が懸念されているからだ。

この日は、1日の感染者数が1万人を超えるなど、韓国中が”コロナイシュー”にまみれた1日だった。

そして注目の的になったのが、女性アイドルグループ、Red Velvetが見せたある行動。

それは、授賞式前に行われる、各メディア向けのフォトタイム、通称”レッドカーペット”で起きた。

Red Velvetは純白の美しいドレスを着用して、カメラ前に登場。そして純白(?)のマスクもしっかり身に着けていた。

もちろん、顔も収めたい記者たちは「マスクを外して」とリクエストしたのだが‥。メンバーは「どうしよう」と困った雰囲気を出し、判断をリーダーのアイリーンに委ねるのだった。

するとアイリーンは、手で”×(バツ)”を作り、マスクを外さないという意思を伝える。が、記者たちも負けじとリクエストを続けた。それでもアイリーンは、不屈の姿勢を貫いて見せたのだが、結局記者たちからの止まらぬ怨声に、不本意ながらマスクを外すのだった。

手で”×(バツ)”を作り、マスクを外さないという意思を伝えるアイリーン(画像出典:YouTube 뉴스1 연예TVキャプチャー)

この”ド根性対決”を見ていた韓国ネットでは「記者たち、ひどいね」「コロナ感染者が続出しているのに」「メディアの仕事をする人たちは、今日のニュースを確認しなかったの?」と、現場にいた記者たちの態度を批判する声が多く上がった。

その一方で、記者からの”無理難題”を2度も断ったアイリーンの対応に称賛の声が。

「これぞリーダーの品格!」「なんだかんだ言っても、アイリーンがリーダーを任される理由がある」「自己ポリシーをちゃんと持っている人」など、人気アイドルグループの”リーダー”として、その姿勢が高く評価されることに。

2020年、コンテンツエディターに対するパワハラ騒動が問題視され、韓国国内で強い批判にさらされたアイリーン。それ故、メディアに対する恐怖やトラウマも持っているはず。

だが、コロナの再流行という油断できない状況下で「何を優先すべきか」をしっかり判断し、それを見せ付けたアイリーンの行動は、褒め称えられるべき”リーダーの品格”ではないだろうか。

(動画出典:YouTube 뉴스1 연예TV)






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