‘プロデュース シリーズ’を手掛けたアン・ジュンヨン プロデューサーが裁判で発言した内容が、インターネットユーザーたちの怒りを買っている。果たしてその内容とは..
IZ*ONE(アイズワン)やX1(エックスワン)を輩出した‘プロデュース シリーズ’。
番組を手掛けたアン・ジュンヨンPD(プロデューサー)、キム・ヨンボムCP(総括プロデューサー)が、裁判において‘理解の出来ない発言’をしたと、ネットユーザーたちの怒りが爆発している。
4月27日午後、ソウル・中央地方法院刑事合意21部の審理で‘プロデュース シリーズ’の操作事件と関連し、業務妨害および詐欺容疑で拘束起訴されたアンPDらに対する4次公判が開かれた。
アンPD「BTSもSNSの力によって成長した..」
アンPDは‘プロデュース シーズン2’が終了したのち、シーズン3にあたる‘プロデュース48’が始まる前まで、芸能事務所の関係者たちと出会いを持ったことに対して「時期は偶然の一致だ」と伝えた。
「放送関係者の中でPDが絶対的な影響力を持つのではないか?」という言葉に対し、アンPDは「BTS(防弾少年団)も放送の力より、SNSの力によって成長した。これ以上、事務所の規模に関係なく放送だけに頼る時代ではない」と語ったという。
アンPDは、2018年から2019年に集中的に芸能事務所の関係者たちと高価な遊興施設で酒を共にした証拠が捉えられ、被告人である事務所関係者の5人がアンPDと会い、14回から17回にかけて数千万ウォンほどを決済。
これに、アンPDは「事務所から練習生の出演をお願いされたわけではなく、かえって私が練習生の出演をお願いした。そのような意図の席だったら行かなかっただろう。安易な考えだった。再びそのような事はしない」と伝えた。
最後に「事件以降、練習生に対する2次被害が心配だった」とし「熱心に努力した練習生、彼らを応援した視聴者、スタッフに謝罪もできない日々が苦痛だった。心より申し訳ない。誤った行動を反省して生きていく」と述べた。
キムCP「罪を返す方法は私の拘禁生活..」
一方、キムCPは‘プロデュース48’と‘プロデュースX101’が放送される前から該当放送の最終デビューメンバーと順位、得票率を操作したという検察の質問に「間違いない」と認めた。
キムCPは「放送が進むほどデビュー組がどのように作られていくか心配した。最終投票前の状況を見たら予想と違っていた」とし「イメージ、人気により最終順位を操作した。所属事務所を考慮して決めたのではない」とし、放送前からの操作は認めたが、事務所の不正請託を受けて結果を反映したわけではないと伝えた。
彼は「昨年11月に拘束されて以降、約半年間思っていたことがある。私によって傷ついてしまった視聴者、練習生、会社と同僚に罪を返すことができる方法が私の拘禁生活だろう..と。本当に申し訳ない」と伝えた。
まとめ
今回行われた裁判の報道を耳にしたネットユーザーは「IZ*ONEとX1を傷つけたことは一生忘れません」「汚い事件にBTSの名前を出さないで」「本当に反省していますか?理解が出来ない発言ですね」「もう放送界に戻らないでください」などの反応を寄せている。
これに先立ち、昨年7月に放映終了した‘プロデュースX101’は、放映終了当時に最終投票結果に対する操作疑惑が提起され、番組を担当したキム・ヨンボムCP、アン・ジュンヨンPDがその年の11月に拘束された。
彼らは、IZ*ONEとX1のデビューメンバーを任意に定めて順位を操作、アンPDは練習生の放送編集を有利にして欲しいという請託を受けて、所属事務所の関係者たちに数回にかけて数千万ウォン相当の接待を受けた疑惑を受けた。
この事件により、被害を被ったIZ*ONEは活動再開することが出来たが、X1は解散という道を歩むことに。
しかし、アンPDらの裁判は引き続き5月12日に行われる予定で‘プロデュース シリーズ’の問題は未だに解決されておらず、現在進行形だ。
PRODUCE X 101
PRODUCE X 101(プロデュース X 101 / 愛称 プデュ X 101)は、2019年5月3日より毎週金曜11時に放送される韓国音楽専門チャネルMentのアイドルサバイバル(101名の練習生参加)番組。Mnetの代表ヒット番組・PRODUCE101シリーズの4回目のシーズンである。
司会は韓流スターとして有名なイ・ドンウクが務めた。
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