Mnet女性ダンサーサバイバル『STREET WOMAN FIGHTER』は10月26日に最終回を迎え、巨額の賞金を手にする優勝チームの決定シーンが描かれた。最終戦まで残ったのは2チームで、HOOKとHolyBangだ。そんな中、彼女たちをイライラさせた出来事が。その根源は、司会のカン・ダニエルだというが――?
韓国国内だけでなく、世界のK-POPファンの間で話題となったオーディション番組がある。
それは、K-POPブームを裏で支える、女性ダンサーのガチンコ対決を描いたMnet『STREET WOMAN FIGHTER』、略して『スウパ』だ。
この番組は、今年4月に活動終了となったIZ*ONE(アイズワン)のメインダンサーだったイ・チェヨンが参戦し、今やK-POP界の”重鎮”と呼ばれるようになったBoAが審査員を務めるなど、放送開始前から大きな注目を集めていた。
(関連記事)「審査員として資格なし」BoAに中傷コメントが殺到する ’こじ付け’ 理由
さらに司会を務めるもう1人のスター、カン・ダニエルが加わり、視聴者を沸かせた。
![『STREET WOMAN FIGHTER』でMCを務めたカン・ダニエル](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/10/kangdaniel-insta-819x1024.jpg)
Mnet『STREET WOMAN FIGHTER』でMCを務めた、カン・ダニエル。(画像出典: カン・ダニエル公式Instagram)
周知のとおり、カン・ダニエルもオーディション番組が輩出したスターである。
彼は2017年4月から6月まで、約2カ月に渡り放送されたMnet『PRODUCE 101 シーズン2』で、最終成績1位という快挙を成し遂げ、芸能界デビューを果たした。
後に、Wanna One(ワナワン)で苦楽をともにするパク・ジフンと繰り広げた最終順位決定シーンは、多くのK-POPファンの脳裏に焼き付いている。
結局、カン・ダニエルに軍配が上がった形で2人の勝負は終わりを迎えたが、多くの韓国音楽ファンの間では「*血を乾かす勝負だった」と、いまだに語り継がれているほど。
*血を乾かす:心苦しい勝負の瞬間を語る時に、韓国人がよく用いる表現。
『PRODUCE 101 シーズン2』に参加した人気練習生同士の戦いだったという事もあったが、人気番組の千秋楽に相応しい”イライラ演出”も、見る人の血を乾かした。日本の番組でもよく見られる演出だが、「最終結果はCMの後で!」のような、コマーシャルを挟むという演出が、当時『PRODUCE 101 シーズン2』でも使われていた。
![『PRODUCE 101 season2』に出演していたパク・ジフンとカン・ダニエル](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/10/mnet-produce101-2-1024x576.png)
『PRODUCE 101 シーズン2』で苦楽をともにした、パク・ジフン(左)とカン・ダニエル。(画像出典:YouTube Mnet TVキャプチャー)
最終順位発表を待つカン・ダニエルとパク・ジフンの表情からも、若干”苛立ち”が見えていたが、それはすでに落選した練習生への配慮あっての”程度”だっただろう。本心は、結果発表までの短い時間に、計り知れないほどのイライラと不満を募らせていたに違いない。
1位となったカン・ダニエルが、視聴者や番組関係者に感謝の言葉を述べ、惜しくも2位になってしまったパク・ジフンが、祝福の言葉を贈り”有終の美”を飾りながら番組は終了したが、2人にとっては二度と味わいたくない瞬間として、記憶に残っているだろう。
そして4年という歳月を経て、今度はカン・ダニエルが、あの時とは逆の立場で――最終結果を発表する司会者として、オーディション番組のステージに立った。
10月26日に放送された『スウパ』の最終回では、優勝賞金5000万ウォン(約480万円)と、ビールのCMモデル出演のチャンスを手にする優勝チームが決まるシーンが放送された。最終戦まで残ったチームは、HOOK(フック)とHolyBang(ホーリーバン)。もちろん、Mnetオーディション番組恒例の”血を乾かす”演出も‥。
緊張感が高まる中、聞こえた第一声は、カン・ダニエルの「最終優勝チームは‥」だった。そしてドラムロールが鳴り、無言を貫くカン・ダニエルが次に放った言葉は「間もなく公開されます!」と、コマーシャル予告。すると、HOOKとHolyBangのクルーだけでなく、番組ゲストのソンミやチョン・ウヒの表情も「なんだよ! ムカつく・・」と言わんばかりに、激しい苛立ちが感じられた。
![結果発表を待つHOOK(左)とHolyBang](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/10/mnet-streetwomanfughter2-1024x576.png)
結果発表を待つ、HOOK(左)とHolyBang。(画像出典:YouTube Mnet TVキャプチャー)
結局、HolyBangの優勝で幕を閉じたが、結果発表の瞬間は韓国ネットで「カン・ダニエルが、4年待った復讐劇」と、話題になったようだ。
4年前当時、結果発表がダラダラと進んだため、多くのファンから「観る人もイライラするのに、本人たちはもっとイライラしてたんだろうね」「深夜に抗議メールしたよ」「カン・ダニエルの復讐 笑える」「深夜2時まで友達と観ていた記憶が‥」「カン・ダニエルなら復讐してもいいよ!」「もう4年か」「Mnetは変わってないね(笑)」という反応が寄せられた。
今やすっかり、K-POP界を代表する顔となったカン・ダニエル。「被害者(?)が、時に加害者(?)になる」という、恐ろしい芸能界の生理を身をもって知った瞬間ではないだろうか。
カン・ダニエル
韓国出身の男性歌手。
Wanna One(ワナワン / ハングル 워너원)の元メンバー。
2017年韓国で放送されたオーディション番組「Produce 101 season2」に出演し101名の練習生の中で最終的に1位を獲得しデビューした。
ファンクラブ名は彼の名前“Daniel”に接尾語“-ity”が組み合わさった造語「DANITY(ダニティ)」。
編集部おすすめ記事![blank](https://danmee.jp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
首都圏 ローカルテレビ局で視聴可能!8月放送予定の韓国ドラマ4選
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
7時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ヘイン、ヒョンビン‥窮地の韓国映画「火消し役」男性スター3人の下半期期待作
-
7時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
ビッグネームが続々と還ってくるかも!新作ドラマ出演検討中の韓流スター6人
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
-
ギャップ萌え!「遊んでくれる彼女」 韓国俳優 オム・テグ 驚きの素顔エピソード
-
「日本人K-POP5人組」UNICODEが日韓で話題‥韓国ネットで議論される「K-POPの定義」とは
-
ぶっちぎりの1位!TXT テヒョン、K-POPファンが選定した今年No.1「夏のプリンス」
-
恋の季節”夏”に観たくなる!8月BS・CS放送予定の韓国ロマンス映画5選
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
あなたはどれを観る?Netflix他 8月配信開始 韓国ドラマ&映画7選
-
大ヒット時代劇から今年公開の超最新作まで!8月BS韓ドラ17選 放送情報まとめ
-
NewJeans・ZB1ら「2024 SBS歌謡大典 Summer」のブルーカーペットに登場!(PHOTO7枚)
-
aespa カリナが今月のNo.1に!「7月ガールズグループ個人ブランド評判」TOP5
-
そういえば、いつやるんだっけ?世界的にヒットしたNetflix韓ドラ6作「続編」公開予定まとめ
-
マ・ドンソク主演映画「犯罪都市 PUNISHMENT」の新場面写真10点が一挙解禁!!
-
“2カ月連続1位” BTS ジン!「7月ボーイズグループ個人ブランド評判ランキング」TOP5
-
【7月14日~7月20日】チャン・ナラ主演作15%台目前!最新韓国ドラマ視聴率トップ3
-
SHINee ミンホ・NCT 127ら出演「UTO FEST 2024 in YOKOHAMA」の公演チケットを100名様にプレゼント!
-
DKB、新曲「Flirting X」の振付映像を公開‥腹筋を見せる“Flirtingパフォーマンス”が話題
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。