10月28日、韓国メディアが少女時代のメンバーテヨンが詐欺被害に遭ったと一斉に報じた。2500億ウォンにも上る詐欺事件の被害者として報じられたテヨンだったが、なぜか韓国ネットでは彼女への批判が巻き起こっている。
少女時代(SNSD)のメンバー、テヨンに突如”不動産詐欺”と”投機疑惑”が浮上したのは、去る10月28日の事。
韓国のニュース専門チャンネル、YTNは「韓流スターのA氏が、1500億ウォン(約145億円)規模の”企画不動産”詐欺の被害に遭った」と単独で報道する。また別の韓国メディアは、”韓流スターA氏”が、少女時代のテヨンだと報じた。

突如”不動産詐欺”と”投機疑惑”が浮上した少女時代のテヨン。 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
まず、日本人に馴染みの薄い”企画不動産”の意味を押さえておこう。
企画不動産とは、”政府機関や大手不動産会社により、特定の未開発地域にベッドタウンなどの開発が決まった”という情報を流し、大規模な共同投資を呼びかける投資家募集手法のことである。問題は、この手の投資の呼びかけには、虚偽事実が用いられるパターンが多く、実際に”詐欺の手法”として使われている点だ。
今回、テヨンに投資をするよう仕向けたA社も、7つの法人を運営する自称”不動産グループ”と名乗り、投資家を集めたのだが、開発予定地と紹介された土地は、軍事や公共施設でしか使用が認められていない土地で、開発自体が不可能な地域であることが明らかになった。
韓国警察は10月28日”特定経済犯罪加重処罰上の詐欺と、農地法違反の疑い”で、A社の役員を立件し捜査中と発表。韓国メディアの東亜日報によると、被害額はYTNの報道よりも大きい、2500億ウォン(約242億円)にも上ると報じている。
今回、被害者の1人として名を挙げられたテヨンだが、なぜか韓国では「テヨンが投機を目論んだ」と、批判の声が上がっている。所属事務所であるSMエンターテインメントも「個人の資産に関する事案のため、把握は難しい」と積極的な釈明はせず、距離を置いている印象だ。
韓国メディアの一連の報道、及び韓国ネットの批判に、テヨンはSNSを通して「狂ってない限り、投機するもんか」と反論している。そして「私の家族だけのスポットを作りたかった」「これ以上、憶測は自制してください」と、自身に向けられた議論や疑惑を否定した。
この反論に、韓国のネットユーザーは「未公開情報を取得して、土地の用途変更や土地購入をしたことが投機だ」と、短期間でキャピタルゲインを得るための”投機”だと批判を強めている。
一方、日本でもテヨンの詐欺被害は報じられ、彼女を応援するファンの間ではすでに話題になっている。ただ1つ、韓国とは違う空気が感知された。
今回、投機を行ったと叩かれているテヨンだが、そもそも投機は悪い投資手法なのだろうか。日本では、*バリュー投資としてその手法を巡り賛否はあるものの、世間から批判を受けるほどの問題ではないとの認識がある。
*バリュー投資:資産価値から判断し、割安にあると考えられる株などを買い付ける手法
しかし韓国では、”投機”という単語の持つ認識が非常に悪く、メディアなどでは”不法”という単語とペアで使用されることが多い。実際、韓国では”著しく譲渡差益(キャピタルゲイン)を目的とした投資として、健全な投資環境助成に害をあたえる行為”を、不法性のある投機としており、処罰の対象になるのだ。
また、政府機関の職員が深く関わる汚職事件が多いため、韓国人の思う”投機”は、犯罪そのものである。
しかし、投資と投機の線引きは非常に難しいとされるのが現実。
なお、テヨンが釈明したように、純粋な目的で土地を購入したとしても、”投機犯”呼ばわりをされる恐れが非常に高い。

韓国のネット上では、テヨンを批判する声も‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
そしてもう1つ、韓国社会が持つ”不動産”に対する複雑な認識も、日本のそれとは少し違う。韓国現代史における経済発展の裏側には、高位公務員や有力政治家と結託して、不動産投資で巨額の富を築いた人が無数にいるのだ。
いまだに庶民の間では、”不動産の購入=不正行為で金儲けする”という認識が横行している。
韓国では、こんなことわざがある。
「親戚が土地を買うと腹が痛くなる」
身内、親戚、または知人がお金持ちになったり成功を収めたりすると、過剰に妬んでしまう人間の心理を表現したことわざである。
残念ながら、韓国のネット上で巻き起こったテヨンへの批判は、韓国ならではの不動産投資事情や、有名人への妬みが複雑に絡み合った末に起こった出来事のようだ。
少女時代
2007年に、SMエンターテインメント練習生の中から選抜された9人のメンバーによって『また巡り逢えた世界』でデビュー。2009年に発表した『Gee』は日本でも大ヒットとなり、日本でも精力的に活動していた。
2015年にジェシカが脱退し、現在は8人組として活動している。2017年に、ティファニー、スヨン、ソヒョンがSMとの契約を満了したがメンバーは”少女時代は変わらず8人”と言及している。
編集部おすすめ記事
-
クォン・ウンビ、3カ月ぶりのカムバック!デジタルシングル「Hello Stranger」で感性が再び花開く
-
TXT、圧倒的な票数で「25年3月版 K-POP男性アイドルグループ人気決定戦」で1位に輝く!
-
Danmeeアンケート「25年3月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位は・・Kep1er!
-
JUST B、K-POP初の“ハイパーポップ”に挑戦!新たなグローバル旋風の予感
-
BTS V、ファンが選んだK-POP界を代表する「第2ボタンをもらいたい憧れの先輩」1位に!
-
FIFTY FIFTY、新曲「Perfect Crime」のショートドラマティーザーで魅せた“破格の挑戦”に期待高まる!
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
来週(4月7日~)日本のテレビで観られる「公認最強ロマンス」韓国ドラマ4選
-
春にぴったりな新作祭り!来週(4月7日~) Netflix他 日本VODで楽しめる韓国ドラマ5選
-
BTS V、ファンが選んだK-POP界を代表する「第2ボタンをもらいたい憧れの先輩」1位に!
-
韓国バラード歌手SHIN JIHOO、5月5日(月・祝)に日本で単独コンサート開催決定!
-
世界中のファンがドはまりしたザ・ベストNetflix韓ドラは?2024年以降公開の「近作」ランキング
-
22時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ノ・ジョンウィ & イ・チェミン & チョ・ジュニョン、MBC新ドラマ「バニーとお兄さんたち」の制作発表会に出席!(PHOTO28枚)
-
NCT ジェヒョンのスクリーンデビュー作も!5月に日本の劇場で楽しめる韓国映画3+2選
-
IU × パク・ボゴム主演「おつかれさま」、世代を超えて心に響く──グローバル1位の感動作
-
クォン・ウンビ、3カ月ぶりのカムバック!デジタルシングル「Hello Stranger」で感性が再び花開く
-
チャン・ナラ×ナム・ジヒョン主演「グッド・パートナー」、待望のシーズン2制作が決定!
-
FIFTY FIFTY、新曲「Perfect Crime」のショートドラマティーザーで魅せた“破格の挑戦”に期待高まる!
-
CNBLUE ジョン・ヨンファ × SEVENTEEN ホシ、“LP ROOM”で語る友情と音楽の深い物語──圧巻のセッションも!
-
SEVENTEEN ウォヌ、入隊前日に語った想いと“新曲”の予告も!
-
【25年5月】超話題作がCSに続々登場!日本のテレビ初放送の最新韓国ドラマ6選
-
キム・スヒョン主演映画「リアル」監督交代議論が再燃‥イ・サラン監督の「コネ疑惑」とは
-
Danmeeアンケート「25年3月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位は・・Kep1er!
-
日本人の心を射抜いたあの作品も‥今週末(4月4日~) 日本のテレビで放送する韓国映画5選
-
TXT、圧倒的な票数で「25年3月版 K-POP男性アイドルグループ人気決定戦」で1位に輝く!
-
CLOSE YOUR EYES、1stミニアルバム「ETERNALT」のショーケースに出席!(PHOTO16枚)
-
JTBC新ドラマ「君は天国でも美しい」、キム・ヘジャ×ソン・ソックが紡ぐ“超越的な愛”の物語
-
イ・ドヒョン、除隊後にコ・ミンシと再共演なるか? ― ホン姉妹新作への出演を検討中 (公式)
-
パク・ボゴム、Netflixオリジナルドラマ「おつかれさま」の舞台裏を公開・・“愛しいあなた、おつかれさま”
-
Kep1er ダヨン、BoA「VALENTI」カバーで魅せた完璧パフォーマンスに世界が喝采!
-
JUST B、K-POP初の“ハイパーポップ”に挑戦!新たなグローバル旋風の予感
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。