12月2日に正式デビューし、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの9人組ガールズグループNiziUをはじめ、TWICE、Wonder Girls、Miss Aなどガールズグループの名家と言われているJYPエンターテインメント。名家に属し、数々のヒット曲を歌う彼女たちには相当なプレッシャーや苦悩があるようだ。
次々に魅力溢れるガールズグループを生み出しているJ.Y.Parkことパク・ジニョン。
名プロデューサーと言われるパク・ジニョンが、JYPエンターテインメント(以下、JYP)所属のアーティストたちに教えている歌唱法は「空気半分、声半分」というものだ。以前、2PMのウヨンと2AMのチョグォンがKBSのバラエティー番組『ハッピートゥゲザー3』に出演した際に「『空気半分、声半分』は、うちの所属アーティストなら誰もが知っている」と話したことがあるほど、JYP所属アーティストにとっては身近な歌唱法らしい。

パク・ジニョンの「空気半分、声半分」はJYP所属アーティストにとっては身近な歌唱法のよう(画像出典:パク・ジニョン 公式Instagram)
最近ではNiziU(ニジュー)のAYAKA(アヤカ)に対しても、『Nizi Project(虹プロ)』韓国合宿のミッション3で行われたサプライズレッスンのときに「空気を胸にためながら歌うから歌声が不安定になります。空気が全部下っ腹のほうにいくようにするべきです」と、下っ腹に力を入れて、声を空気と一緒に出すことで歌声が豊かになるというアドバイスを送っていた。

パク・ジニョンが直接歌唱法についてアドバイスを送った(画像出典:NiziU Official YouTube動画キャプチャー)
軽々と歌っているように見えても、実は上手く歌うための技術が必要な難しい曲が多数存在するJYPの楽曲。今回は、歌に対する苦労を語ったことのあるボーカル担当メンバーのエピソードを紹介する。
イェウン(Wonder Girls)

Wonder Girlsの大ヒット曲『Tell me』活動時のエピソードを話したイェウン(画像出典:KBS Entertain YouTube動画キャプチャー)
Wonder Girls(ワンダーガールズ)のイェウンは、2011年に出演したトーク番組KBS 2TV『トークショー!Do Dream』で、大ヒット曲『Tell me』で活動していた時期が一番辛かったという事実を告白したことがある。
オーディション合格後、そのままWonder Girlsとしてデビューしたため練習生の期間もなかったイェウンにとって、自分本来の歌唱法とあまりにも違うJYP独特の歌唱法に寄せる必要があったため、かなり苦労を要したそうだ。
実際活動期間中、特に歌は安定感がありミスのなかったイェウンが、『Tell me』のステージでは頻繁に音を外してしまうことがあり、議論を巻き起こしたことも。
「『Tell me』は最初から歌いたくなかった歌」であり、「人生で一番辛かった瞬間が『Tell me』で1位を取った瞬間だった」とまで語ったことがその大変さを物語っている。
ナヨン(TWICE)

音があまりにも高くて「横になりながら歌った」と話すナヨン‥。(画像出典:dispatch Twitter)
TWICE(トゥワイス)のナヨンは、2ndアルバム『Eyes wide open』のレコーディング時のエピソードがあるならという質問に対し「今回のレコーディングは本当に大変だった。曲数が多かったし(全13曲)、特に『I CAN’T STOP ME』は(キー)がすごく高くて、横になりながら歌った」と語り、ファンを驚かせた。
(関連動画)TWICE ‘I CAN’T STOP ME’ MV
実は前日5日に放送されたMnetの音楽番組『M COUNTDOWN』で1位を取ったが、アンコールのステージでメンバーたちはマイクテストをしながらなかなか歌い出さなかった。これを見たファンからは「ナヨンはキーが高いから歌わなかったね」「ナヨンは上手いのになんで歌わないんだろう」などナヨンのパートに対する厳しいコメントが多く見られた。
(関連記事)【REAL TIME】「緊張した?」TWICEのアンコール舞台に敏感な韓国ネット反応
TWICEに関していえば『What is Love?』など数曲を除いて『Heart Shaker』『Fancy』などサビのキーが異常に高い曲が多い。今回の『I CAN’T STOP ME』はそんなTWICEの曲の中でも一段とキーの高い曲だ。
いくらボーカルを担当し上手いとはいえども、そう簡単には歌えないのが現実だ。
(関連記事)「高音すぎる‥」TWICEナヨンが吐露した新曲に隠されたエピソード
リア(ITZY)

リアが『DALLA DALLA』で活動していたとき、大変だったと語った(画像出典:ITZY YouTube動画キャプチャー)
ITZY(イッジ)のメインボーカルを務めるリアは、大ヒット曲『DALLA DALLA』で活動していた時期は、ステージに上がることなどすべてがすごく負担になってストレスを感じ、かなり大変だったことを語ったことがある。その後、『Not Shy』で、自分本来の歌唱法で歌える自分の音域に合ったパートをもらってから、さらに歌唱力について評価されるようになった。
(関連動画)【ITZY 韓国 デビュー曲】ITZY(있지) “DALLA DALLA(달라달라)” M/V
*****
ヒット曲を生み出すためには、高音が欠かせない要素になるのかもしれないが、Miss Aの曲などを見てみると、そこまでキーが高くない曲でもヒット曲は存在する
パク・ジニョンは、自分が思う最高のやり方で歌い方についてアドバイスをしていたが、所属アーティストにとって、それはときに理想の高さに苦しめられる辛いアドバイスとなっていたのかもしれない。
高音が得意なメンバーでさえも、キーが高すぎて歌いづらいような楽曲は、歌い方がわかりづらく、難しい面もあるのではないだろうか。さらにアーティストたちの喉にも負担がかかり、精神面でのプレッシャーも大きいことをファンは心配しているようだ。所属アーティストが自由に伸び伸びと歌える音域の楽曲制作について、もっと考慮して欲しいとファンは切実に願っている。
TWICE
TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。
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