JYPエンターテインメントの新人ガールズグループ“NiziU(ニジュー)”が、韓国の一部のネットユーザーの間で「JYPのガールズグループの集大成」だと囁かれている。オンラインコミュニティーから見られる、JYPがNiziUに向けた本気度とは..

JYPエンターテインメント(以下:JYP)初の日本のガールズグループ“NiziU(ニジュー)”が、日本のみならず韓国でも話題性を継続している。

NiziUは、JYPと日本ソニーミュージックがタッグを組んで制作した『Nizi Project(ニジプロジェクト)』で誕生した9人組グループだ。

正式デビュー前にリリースしたプレデビューアルバム『Make you happy』が日本の各種チャートを席巻し、海外の音楽サイトの多様なチャートでも上位にランクイン。韓国語バージョンのミュージックビデオの視聴回数も5,000万回を超える勢いを見せるなど爆発的な反応を得ている。

NiziU

NiziU(画像出典:NiziU Twitter)

NiziUが、これほどまでに熱い人気を受けている秘訣は一体何だろうか。

最近、韓国のオンラインコミュニティーtheqooでは「JYPがNiziUへの本気度が伺える理由」というタイトルの掲示物が投稿され、『Make you happy』のラップパートに、Wonder Girlsの「Tell me」「So Hot」「Good bye」、miss Aの「Good-bye Baby」、TWICEの「Like OOH-AHH」「FANCY」、ITZYの「ICY」など、JYPのガールズグループの歴代の曲名が込められている点を置いて、一部で「NiziUはJYPのガールズグループの集大成に位置づけしているのでは?」「これはJYPの本気度がうかがえる証拠だ」「NiziUへの深い思いを感じる」などと囁かれているほどだ。

『Make you happy』にJYPの歴代の曲名が

『Make you happy』にJYPの歴代の曲名が(画像出典:Make you happy Youtube capture)

歌詞に歴代の名曲を込めている、それだけだろうか。NiziUへの本気度は、パク・ジニョン(J.Y.Park)プロデューサーが『Nizi Project』を推進していた当時「JYPの未来ビジョンのうち3段階のK-POPの実現」と説明した時点で既に始まっていた。

K-POPは、これまで狭い韓国国内の市場から海外攻略に積極的だった。東方神起、少女時代、BIGBANGなどK-POPが国際舞台の敷居を越え始めた“K-POP 1段階”は、英語や日本語が得意な韓国人メンバーで、言葉の壁を越えるための戦略を試みた。

“2段階”は、これよりもう一歩踏み出し、チーム内に日本人メンバーや中国人メンバーなどを合流させ、海外市場の攻略も一層容易になった。

“3段階”は、完ぺきな現地化。すなわち、K-POPを現地でインキュベーション(人材育成・デビュー)すること。

パク・ジニョンが新たな戦略で心血を注いで誕生させたNiziUは、“K-POP 3段階”時代を新しく切り開いた象徴的なグループとして見ることができ、日本人メンバーが歌う韓国語も“今までにない新しい形だ”と韓国国内での話題が沸騰するほど明確な成果を出している。

パク・ジニョン(J.Y. Park)プロデューサー

パク・ジニョン(J.Y. Park)プロデューサー(画像出典:Nizi Project Instagram)

一方、日本国内で吹いている韓国アイドル旋風と、TWICEの後輩グループという点、デビュー前から結成過程を放映したという点もNiziUの大きな成功要因となり、視聴者たちもアイドルに対する目が高くなっている昨今。

これまで、美しくて可愛ければ良かったという既存の日本のアイドル方式はこれ以上通用しない。実力と魅力的な人柄を備えたNiziUのような真のアーティストが、音楽市場で生き残っていく時代ではないだろうか。


NiziU『Make you happy』(Korean ver.)(動画出典:NiziU Official)




TWICE (トゥワイス)

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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