俳優パク・ソジュン主演のドラマ『梨泰院クラス』で脚光を浴びているソウルの繁華街・梨泰院。だが、同作よりもはるか前に梨泰院に注目していた人物がいる。JYPエンターテインメントのパク・ジニョン(J.Y.Park)だ。彼が2011年に参加した楽曲『梨泰院フリーダム』を紹介する。

韓国の人気ウェブトゥーンを元に制作され、話題を呼んだドラマ『梨泰院クラス』。日本国内でも、Netflixで配信されている韓国ドラマランキングの上位をキープするほど、不動の人気を誇っている。

『梨泰院クラス』は、ソウルの人気観光スポット・梨泰院(イテウォン)で、小さな飲み屋をオープンさせたパク・セロイ(パク・ソジュン)が飲食業界での成功を目指して仲間たちと共に奮闘する姿を描いたドラマだ。

ドラマ『梨泰院クラス』

ドラマ『梨泰院クラス』(画像出典:『梨泰院クラス』公式HP)

同作の舞台となったおかげで、最近梨泰院が脚光を浴びているが、実は、はるか前に梨泰院に注目していた人物がいる。TWICEとNiziUの生みの親、JYPエンターテインメントのパク・ジニョン(J.Y.Park)だ。

パク・ジニョンは、人気コメディアンのユ・セユンと、5人組エレクトロ・バンド High SydeのボーカルMuzie(ミュージ)の2人からなるデュオ”UV(ユーブイ)”が2011年3月にリリースした『梨泰院フリーダム(ITAEWON FREEDOM)』という楽曲のフィーチャリングに参加。

該当の曲は、ファッションからヘアスタイル、ミュージックビデオまで、80年代のディスコの世界観を完ぺきに再現しており、歌詞の中でパク・ジニョンが歌うラップ「♪青少年は大公園(デコンウォン / 대공원)、老人たちは養老院(ヤンノウォン / 양로원)、子供たちは幼稚園(ユチウォン / 유치원)、僕たちは梨泰院(イテウォン / 이태원)」という、”~ウォン”と韻を踏む部分が最高に面白いと話題になった。

JYParkが参加した『梨泰院フリーダム』

J.Y.Parkが参加した『梨泰院フリーダム』(写真提供:©スポーツ韓国)

MVの中では、パク・ジニョンの破格的なダンスも見られ、股間あたりにモザイクがかかるシーンでは、一部のネットユーザーから「大型芸能事務所の代表がそこまでしちゃうの!?」と、爆発的な反応を得たほど。

リリース当時、韓国では『梨泰院フリーダム』が有名になり、UVの2人は梨泰院が位置する龍山区(ヨンサング)の広報大使に任命され、龍山区側は「UVが楽曲を通じて梨泰院を広く知らせてくれたことに感謝している」とし「UVの広報大使の任命は、大衆文化と行政機関との出会いが成された意味深い契機になるだろう」と伝えた。

一度聴いたらクセになる『梨泰院フリーダム』

一度聴いたらクセになる『梨泰院フリーダム』(画像出典:オンラインコミュニティー)

『梨泰院フリーダム』は、梨泰院を礼賛する曲で、当時の音源チャートでは常に上位にランクイン。笑いを誘うコミカルなパク・ジニョンのダンス、中毒性が強烈なサウンドは、一度聴いたら忘れられないほど、脳内でずっとリフレインし続ける。

一見すると、コメディアンのようなジャンルのUVだが、パク・ジニョンが関わっているだけあって、音楽のクオリティーは相当高く、このギャップがファンから愛されていた点でもある。パク・ソジュン主演のドラマとは一味違う、UV(With JYP)の『梨泰院フリーダム』。”クラス”の違う梨泰院をぜひ味わってみてほしい。

(関連動画)UV ‘ITAEWON FREEDOM(with J.Y. Park)’ MV






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