現在のK-POP界を牽引する二人のプロデューサー、パク・ジニョンとパン・シヒョク。師弟関係と言われる彼らが共に活躍をしていた時期があった。夢のようなタッグを組んだ時代とは。
JYPエンターテインメント(以下、JYP)の首長であり、現在は『Nizi Project』で手腕を奮っているパク・ジニョンと、BTS(防弾少年団)をグローバルアーティストに導いたパン・シヒョク。
先見の明を持つ”戦略家”として世界的に名を知られるプロデューサーである二人が、かつて”JYP”に所属し、韓国芸能界を盛り上げていた。
K-POPが世界的市民権を得た立役者である二人が”同じ釜の飯を食っていた”時代、つまり彼らが築き上げた”JYP”の足跡を探ってみよう。
二人が築き上げた”JYP”
TWICE(トゥワイス)を筆頭に、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの大人気アイドルを世に送り出している、JYPエンターテインメント。特に、ガールズグループの歴史は韓国の芸能事務所の中でも最高と評価されている。
“3大企画会社”の一つで、韓国を代表する事務所を築き上げたのがパク・ジニョンであり、のちにBigHitエンターテインメントを設立し、BTSをグローバルアーティストに成長させたのがパン・シヒョクである。
ソウル大学を卒業後、歌謡界に身を置いたパン・シヒョクは、恵まれた作詞・作曲能力を発揮し、手掛けた楽曲はすべて大ヒットを記録する”ヒットメーカー”として名を知らしめた。
その手腕を認められた彼はパク・ジニョンに抜擢され、JYPでプロデューサーとして活動することになる。彼がJYPに抜擢されて以来、Rain(ピ)『悪い男』、GOD『空色の風船』、パク・チユンの『私は恋に落ちている』など、JYP所属歌手の代表的なヒット曲は彼の手から作られていた。
こうしてJYPの首席作曲家となったパン・シヒョクは、自身の事業体であるBigHitエンターテインメント(以下、BigHit)を設立した後も、JYPのボーカルグループ2AMのプロデュースやマネジメントを担当している。
二人はとても親しい間柄で、パン・シヒョクは「パク・ジニョンからプロデュースのA to Zを学んだ」と告白し、パク・ジニョンを師匠として慕うほどだ。
共に作詞・作曲の能力に長け、また世界を視野に入れたグローバル戦略を掲げた敏腕プロデューサーであるだけに、JYPがここまで発展したのも納得である。
なぜパン・シヒョクがJYPを後にしたのか
パン・シヒョクが大手エンターテインメントであるJYPを去った理由、それはパク・ジニョンとの間で起きた”洗濯事件”だという。
事件が起きたのは”初めてのアメリカ訪問”だと語るパク・ジニョン。
当時、彼は夜に曲作りを行い、翌午前には制作した楽曲を売りに、自身が運転をし1時間半もかけてLAまで行ったりきたりしていた。このような過酷スケジュールが続き、疲れやストレスが溜まっていたそうだ。
そんな中、パク・ジニョンが靴下が裏返ったまま洗濯機に入れてしまうという”ミス”を犯してしまった‥。
洗濯を担当していたパン・シヒョクはこれに腹を立て、また、パク・ジニョンはストレスが溜まっていたこともあり、1時間以上にも及ぶ口論となってしまう。
これが直接的な原因ではないだろうが、キッカケの一つとなったのは確かなようで、その後パン・シヒョクは一人で韓国に帰国してしまった。
結局、パン・シヒョクはJYPを退社し、自身の事業体であるBigHitを設立することになった。この洗濯事件さえなかったら、 今頃はBTSとTWICEが同じ所属事務所だったのかもしれない‥。
また、実はそれ程の仲違いはしていないようで、二人はプライベートでも会社レベルでも緊密に交流しているという良好関係のようである。
パン・シヒョクが代表を務めるBigHitが、”3大企画会社”と肩を並べる韓国を代表する芸能事務所にまで成長したのは、師匠であるパク・ジニョンと共に過ごした時間が”糧”となっているからであり、また”洗濯事件”があったからこそ(?)なのかもしれない。
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