昨年11月以降活動休止中のIZ*ONE(アイズワン)の復帰タイミングに関心が高まっているなか、BTSのカムバックがIZ*ONE復帰に影響をもたらすという意見が上がっている。

昨日(11日)韓国メディアはIZ*ONE(アイズワン)の復帰をほのめかす報道を一斉に行った。

昨年11月以降活動休止中のIZ*ONE

昨年11月以降活動休止中のIZ*ONE(写真提供:©スポーツ韓国)

日本人メンバー矢吹奈子の日本から帰国する姿をカメラに収めようと大勢の芸能マスコミの記者が、ソウルの金浦空港に集まった。
去る6日の本田仁美の帰国に続き、本格的な活動再開のために散り散りになっていたメンバー続々と集まっている格好だ。

11日には’IZ*ONEの2か月ぶりのSNS活動再開’という記事も目立った。
同日、IZ*ONEの公式ツイッターには「HAPPY BIRTHDAY TO CHAEYEON」というコメントと共に、メンバーのイ・チェヨンの誕生日を祝賀するイメージが掲載された。

11日は、11月11日に予定されていた正規アルバム「BLOOM*IZ」でカムバックからちょうど2か月が経過した日でもある。

昨年11月7日に、PRODUCEシリーズの投票操作疑惑の浮上とともに’11月11日のカムバックを延期する’という発表ともに公の場から姿を消したIZ*ONEの活動再開はもはや’既成事実’。
肝心なところは’いつ’復帰するのかだ。複数の韓国マスコミは’1月復帰’という、とても嬉しい報せを打電している。

IZ*ONEの復帰は、テレビ出演やイベント開催よりは、11月11日に予定され、延期となってしまった正規アルバム「BLOOM*IZ」の発売とその活動という形になると見込まれている。

そして、IZ*ONEの復帰を今か今かと待っているファンの間では、ある大物アイドルのカムバックが、IZ*ONE復帰に及ぼす影響を語る人も少なくないようだ。

BTS 2月カムバック、IZ*ONE復帰との相関関係

X1の解散とIZ*ONE活動再開の可能性濃厚が報じられたのは、去る1月6日のこと。

(関連ニュース)X1は解散、IZONEは活動再開.. 何故結果が分かれたのか。

その2日後に韓国を代表する大物アイドルが2月21日にカムバックすると報じられた。正に誰もが知る今や世界的なアーティストとなったBTS(防弾少年団)である。

翌日にはカムバックの具体的なスケジュールを記したカムバックマップの発表と、1月17日に先行曲を公開するという発表もなされた。
カムバックする2月21日までK-POPファンを’BTSカムバック祭り’に巻き込むという狙いは、流石BigHitと感嘆を吐かせる。

BigHitのBig発表は、所属アーティストの今年の活動を管理する所属事務所にとっても’軌道修正’を余儀なくされるほどの影響力を持っているとされる。

IZ*ONEも例外ではない。
あと1か月以上K-POPファンの耳目がBTSのカムバックに向けられている現在、復帰タイミングの決定に悩まされているかも知れない。

IZ*ONEが復帰を果たしたとしても、PRODUCEシリーズの疑惑が完全に晴れたわけではない。
復帰とともに、IZ*ONEはメンバー選出の過程についての’説明責任’を問われる可能性が高い。

そんなあまり’人には話したくない事情’を持っているIZ*ONEにとってBTSのカムバックは’好材料’かも知れない。
アーティストのカムバックは、ファンの祝福とマスコミの関心を浴びながら盛大に行われないとならないが、IZ*ONEにとって、そんな’関心’は重荷になる可能性も否めない。

人間の’ニュース消化力’には限りがある。大きなニュースが出ると、過去のニュースは忘れ去られてしまう。

K-POPファンの関心がBTSに向けられている’今’が、復帰の適期かも知れない。

もう一つ、IZ*ONEが復帰を急ぐ理由がある。
IZ*ONEは期限付きのプロジェクトグループである。活動を開始したら、何枚のアルバムを発表し、何回のコンサートとイベントを開催するという大まかなスケジュールが、デビュー前に水面下で決まっていた可能性が高い。

PRODUCEシリーズの操作疑惑浮上で、正規アルバム「BLOOM*IZ」の発売が2か月以上ずれ込むなど、当初の計画が大きく狂ってしまった。
これ以上、復帰タイミングに悩まされる余裕などはない。とんとん拍子で進ませないとならん!と、片手で電卓を叩いているかも知れない。

3月以降の復帰宣言も?

IZ*ONEとしては、CJ側の謝罪とIZ*ONE活動開始全面支援を行うという発表とともに’免罪符’を手に入れた。

逆境を乗り越え、悲しみに沈んでいたファンの元に戻るという..’切ないストーリー’が誕生したわけだ。アイドルとファンの間で生まれる切ないストーリーは’爆発的な売り上げ’の起爆剤にもなる。このようなチャンスを生かせるためにも、あたかも「首を長くして待ってました」のように、すぐ復帰宣言に乗り出すのはダメ詰まりになる可能性すらある。

CJ側が謝罪を行っても’反省の意’を見せ、より成熟したアイドルとしての準備と自粛の時間を設けたというイメージをもたらす戦略を実行するとともに、BTSカムバックの話題が薄まっていくタイミングを狙い、K-POPファンの関心を独り占めできる3月以降の復帰宣言もあり得る話だ。

今IZ*ONE関係者は、片手で電卓を叩きながら、難しい計算に追われているかも知れない。

韓国では、韓国人自ら「韓国人はお鍋根性」とよく口にする。
お鍋のようにすぐ熱くなり、お鍋のようにすぐ冷めるという意味が込められている。主に、国民的な関心事にすぐ熱くなり、ある程度時間が経過したら冷めてしまうという現象を皮肉に語るときに使われる。
果たしてIZ*ONEの関係者の目に映る’現状’はまだまだ熱いお鍋なのか。それとも冷め始めたお鍋なのか。

IZ*ONEの復帰にますます目が離せない。

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IZ*ONE(アイズワン)

IZ*ONE(アイズワン / ハングル 아이즈원)は、韓国と日本合同のグローバルガールズグループである。
2018年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送された日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」を通して、韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、日本のAKB48グループに所属するアイドル39人、総勢96人の練習生から、韓国の視聴者投票で選ばれた12人のメンバーによって結成された。

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