EXOメンバーらのパスポート情報がベトナムで流出した。昨年年末TWICEメンバー・ダヒョンに次ぐ不祥事。パスポート情報や個人情報の流出により起き得る被害をまとめてみた。

芸能人の個人情報が、無差別にネット上を出回っている。
特に’国際的な身分証’であるパスポート情報の流出はかなり深刻だ。

海外での公演などのスケジュールが多いEXO

海外での公演などのスケジュールが多いEXO(写真提供:©スポーツ韓国)

‘情報の宝庫’として現代を生きる人には欠かせないライフツール(?)となったインターネットは、もはや’個人情報の宝庫’になりつつある。

12月29日には、TWICE(トゥワイス)メンバー・ダヒョンが、NHK紅白歌合戦に出演するために日本へと出国する際に航空会社の社員の不注意でパスポート情報が露出してしまう事故が発生した。

当時航空会社の社員は、ダヒョンのパスポートの個人情報が記載されているページをカメラに見えるように開いたため、ダヒョンは動揺しながらも冷静に手でパスポートを隠した。

しかし、手遅れだった。
誰かのカメラに収められたダヒョンの個人情報はネット上に出回り、もはやダヒョンだけの’個人情報’ではなく’皆の情報’になってしまったのだ。

TWICEという、誰もが愛するガールズグループのメンバーとしてダヒョンの活動情報はファンとして気になるが、それを超える一個人としてのダヒョンの情報は守られるべきである。当航空会社の社員の’私個人の不注意です’という言い訳は通用しないだろう。当航空会社も過失による個人情報保護法違反が問われる可能性が高いと思われる。

今回の騒動により、航空会社の’個人情報に対する意識’や’社員教育及び管理’への強化がより強く求められるようになると期待されている。

が、残念ながら、同様の騒動..いや、事件が起きてしまった。
しかも不注意ではなく流布だ。

EXOメンバーのパスポート情報が流出

10日午後、人気アイドルグループEXO(エクソ)のメンバーらが、ベトナム・ハノイのノイバイ空港に入国した。
同日午後、ハノイ・ミディン国立競技場で行われる’2020 Kポップ・スーパーコンサート in ハノイ’公演に参加するためだった。

当時、現地の空港職員はメンバーらのパスポート写真を撮って流出し、現地のSNSを通じて広まった。

パスポート情報を流出した空港職員は、自身のSNSに「EXOファンの友人に送ったが、それがこれほど広まるとは思わなかった」とし「EXOのメンバーらやEXOのファンに心から謝罪する」と述べた。 現在、同職員のSNSアカウントは非公開となっている。

パスポート情報流出がもたらす犯罪の深刻さ

共有とコミュニケーションを目的とするSNSの役目は時には’犯罪の温床’になる。
EXOの個人情報を悪用するほどの’反社会的勢力’の目についたら、恐ろしくも様々な’犯罪のアイデア’が生まれる。

上述したどおり、パスポートは’国際的な身分証’である。
国際免許の取得やレンタカーを借りることもできれば、銀行でローンを組むこともできる。
有名アイドルになりすまし、芸能活動や公演関連の契約詐欺だって起き得る。

韓国の外務省にあたる外交部は、毎年’パスポート情報の盗用や偽造’の事例などを紹介しながら、自国民に注意を呼びかけている。

アイドルの活動にも被害が及ぶ可能性も

仮に’アイドルなりすまし’事件が実際に起きたらどうなるのか。

アイドル本人は、参考人(犯罪捜査で捜査機関が取り調べる、被疑者以外の人)として呼び出されることとなる。
もし犯罪を行った人の正体が明かされなければ、犯人と疑われることもあり得る。今まで築いてきた芸能人・著名人としてのすべてを失うということは想像に難くない。

昨今において’疑惑’だけでもチームを脱退する、芸能界を引退する事例は少なくない。
大衆に疑惑を持たれた瞬間、アイドルは歌うことも、ステージに立つ機会も失うという恐ろしい世界に彼らは生きている。

これは芸能人に限る話だけではない。一般人に起き得る’惨事’でもある。

パスポート情報に対する意識を高めるとともに、具体的な方法の導入や処罰の強化は必要だ。

なお、芸能人を管理する所属事務所にも、このようなアクションが求められる。アイドルの航空券の手配や出入国の手続きを行う際に細心な注意を払うべきである。

ⓒ 한국미디어네트워크 提供(http://sports.hankooki.com/)
本記事は韓国MEDIA NETWORKが運営するスポーツ韓国の記事内容の一部あるいは全部 及び写真や編集物の提供により作成されております。