高収入の職業と言われている芸能人の贅沢な生活は、我々一般人にとって羨望の対象だ。高級外車や豪華マンションなど、使い道は様々だが、今年だけであることに7億ウォンを使ったというIUの”贅沢ぶり”に、関心が集まっているという。

日本(都内)で1人暮らしをすると、1ヶ月の生活費は平均15万程度と言われている。これを1年で計算すると、おおよそ200万弱程度だ。しかし、その1年の支出金額が桁違いな人も存在する。そういう人たちは、一体何に巨額のお金を使っているのだろうか。

最近、大金の使い道で話題になった人物がいる。歌手として活動しながら、女優としても活躍するIU(アイユー)だ。そして、注目したいのはそのお金の使い道だ。

IU

IU(画像出典:IU公式Instagram)

IUは、今年に入ってから8月までに、7億ウォンという巨額の金額をすべて”慈善活動”に使った。

まずは2月、新型コロナウイルスが広がり始めると、拡散防止のために2億ウォンを寄付。3月には、自身が住んでいるソウル瑞草区に3,000万ウォン、果川(クァチョン)市に3,000万ウォン、楊平(ヤンピョン)郡に2,000万ウォン、また、楊平郡にある福祉施設などに計3億1,500万ウォンを寄付。5月は『緑の傘子ども財団』に1億ウォン、1人親家庭と祖孫家庭を支援するため京畿道(キョンギド)楊平郡に1,000万ウォン、また新型コロナウイルスの影響で生活困難な低所得層のため果川市に1,000万ウォン、さらに『緑の傘子ども財団』と『社会福祉法人 一緒に歩く子供たち』にそれぞれ5,160万ウォン(約500万円)ずつを寄付。8月には、韓国の集中豪雨被災者を支援するために1億ウォンを寄付し、今年2月から8月までで、なんと合計7億3,500万ウォン(約6,560万円)もの大金を寄付している。この事実を知ったネットユーザーは「頭が下がる思いだ」と、IUを褒め称えた。

(関連記事)歌姫から寄付天使化するIUが新型コロナで苦しむ人々に巨額の支援を行った

実はIUは、高校時代から自身の収益を一部寄付するなど、普段から継続的に慈善活動を行っており、2019年12月にアメリカの経済誌「フォーブス」が選んだ”今年のアジア寄付 英雄30人”に選ばれたこともある。

"今年のアジア寄付英雄30人"に選ばれたことのあるIU

2019年12月、”今年のアジア寄付英雄30人”に選ばれたIU(画像出典:IU公式Instagram)

また2015年、当時22歳だったIUはファッション雑誌『CeCi』のインタビューで、慈善活動に関するお金と自身の幸せについて「以前より稼げるようになったが、その分、支出も多くなり、お金の価値を失くしていっているように思えた。10万ウォンがあるだけで助かった時期もあったが、今はもっと大きなお金に鈍感になっている自分を見ると、幸せになる時間を奪われているような気がする。十分に考えた末、今以上の財産は不要という結論に至った」と語っている。

いくら芸能人でお金があると言っても、慈善活動で毎年巨額のお金を寄付し続けることは、容易ではないだろう。IUの歌手、俳優としての活動はもちろん、今後はこういった慈善活動に尽力している姿にも、注目していきたい。






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