HYBEのパン・シヒョクの描く青写真が、いよいよ現実化へと動き出した。1月15日、HYBE所属アーティストのBTS(防弾少年団)、TXT(トゥモローバイトゥギャザー)、ENHYPEN(エンハイフン)をモチーフにした漫画と小説が公開されたのだ。”総合ライフスタイルプラットフォーム”を宣言し、理想を形にしているパン氏だが、今後”需要と供給”のバランスを保つことができるのだろうか。
1月15日、BTS(防弾少年団)、TXT(トゥモローバイトゥギャザー)、ENHYPEN(エンハイフン)をモチーフにした漫画と小説が公開された。

左から、TXT、BTS、ENHYPENの漫画イメージ。(画像出典:NEVER WEBTOON)
BTS『7FATES: CHAKHO』、TXT『星を追う少年たち』、ENHYPEN『黒の月:月の祭壇』の漫画と小説は、日本ではLINEマンガのアプリで無料で読むことができる。
元々このローンチに反発を覚えていたファンは、オンラインコミュニティーで、「BTSはアーティストであって、漫画やゲームのキャラクターじゃない!」「お金になるところに重点を置くのは理解できるけど、国内ファンをないがしろにするのは‥」「企画が本当におかしいと思う」「本業のサポートをして、お願いだからㅜㅜ」「果てしないグッズ屋にうんざり」「お金に目がくらんで株価上昇に必死になりすぎwww」「この前、国内の音楽放送したくないって堂々とインタビューで‥。国内活動はもうないだろうと思った」などと、やはり好意的ではない意見が散見された。
パン・シヒョク議長は、創業16年目でBig HitエンターテインメントからHYBEへと社名変更を敢行し、音楽産業からの脱皮、コンテンツやサービス、流通産業への進出を見据えた”総合ライフスタイルプラットフォーム”を志向すると宣言。
その第一歩が踏み出された形だ。
しかしここ最近のHYBEは、グループのカムバック活動を知らせるよりも*IP事業、特にBTSに関するグッズリリースが目立った印象を持つ。
*IP:知的財産権の総称。 著作権、特許権、意匠権、商標権など
(関連記事)「アルバム以外は買わない!」HYBEに対してファンが怒りの不買運動開始
2022年に入り、BTSメンバーのジンが自身のキャラクターがプリントされたパジャマをプロデュース。しかし、その販売価格が11万9000ウォン(約1万1500円)と発表され、ファンの不満の声が続出。ジン本人も、その高さに「驚いた」とコメントした。
さらに1月10日、韓国のマスク製作企業であるDOBU MASKが、”BTS ARTWORK MASK BUTTER”を製作し予約販売することを発表。その価格が7枚で35000ウォン(約3200円)だと明かし、1枚当たり5000ウォン(約500円)という高額な使い捨てマスクに韓国ネットでは「防弾機能でも付いてるの?」と揶揄される羽目に‥。
ファンにとって、あくまでもグッズはアーティストありきのもの。彼らの活動なしに、IP事業だけの活性化にいい顔をしないのも無理はない。
しかしそんなBTSメンバーには、“兵役”の2文字がちらつき始めている。現在の兵役関連法によれば、1992~1997年生まれのBTSメンバーは、全員が入隊対象者なのだ。
TXTやENHYPENの躍進は目覚ましいものがあるが、前例のない規模でスター街道を駆け上がった先輩BTSには、まだまだ手が届かない。
HYBEの命運を今もBTSに頼らざるを得ないのが現状である中、パン氏はこのタイミングで、目指すべき(目指したい?)ウォルト・ディズニーになろうとしてるのかもしれない。
(関連記事)BTSはミッキーマウス、HYBEはディズニー、BigHitが社名を変えた理由
そこには“境界なき拡張”を掲げ、HYBEというテーマパーク作りに賛同してくれる、所属アーティストの音楽をこよなく愛するファンの存在をおろそかにしてはいけないのだが‥。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事
-
圧倒的存在感!BABYMONSTER ルカ「25年7月 K-POP“日本人女性メンバー”」人気No.1に輝く
-
ILLIT ウォンヒが初の1位!「2025年9月新人K-POP個人ブランド評判ランキング」ベスト5
-
空白期を超えたBTSの真価!25年9月 K-POPボーイズグループブランド評判ランキング ベスト5
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
IVE アン・ユジンら、Netflixバラエティ「クライムシーン・ゼロ」の制作発表会に出席!(PHOTO42枚)
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
IDID、1stミニアルバム「I did it.」のショーケースに出席!(PHOTO41枚)
-
18時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ヨンエ & キム・ヨングァン、KBS新ドラマ「ウンスの良い日」の制作発表会に出席!(PHOTO11枚)
-
空白期を超えたBTSの真価!25年9月 K-POPボーイズグループブランド評判ランキング ベスト5
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・チェミンが頭角!日本の韓ドラファンも注目「2025年シンデレラボーイ」4人
-
来週(9月22日~) 日本のテレビで放送開始「ノスタルジックを刺激」韓国ドラマ3選
-
22時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
圧倒的存在感!BABYMONSTER ルカ「25年7月 K-POP“日本人女性メンバー”」人気No.1に輝く
-
22時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ILLIT ウォンヒが初の1位!「2025年9月新人K-POP個人ブランド評判ランキング」ベスト5
-
“U-NEXT独占配信決定” SBS「カマキリ」初回7.1%から堅調維持!9月第2週 韓ドラ視聴率ランキング
-
Too Many Color ウォンシク、日本のミュージカル「アトム」出演決定!
-
MONSTA X ヒョンウォン、スキンケアブランド「SK-II」のイベントに出席!(PHOTO8枚)
-
コンミョン、スキンケアブランド「SK-II」のイベントに出席!(PHOTO6枚)
-
ムン・ガヨン、スキンケアブランド「SK-II」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
気が早い人におすすめ!日本のテレビで放送中 話題の韓ドラ6作 配信VOD一覧
-
【韓ドラヒストリー】イ・ジヌクのデビュー、プチブレイク、大ブレイク「役者人生3作」
-
【韓国ドラマの鉄板】完ぺきなのに一途!VODで観られる「御曹司×ロマンス」人気作品4選
-
n.SSign、新羅免税店の新しい顔に!グローバルK-POPパワーでMZ世代を魅了
-
パク・ヒョンシク、新プロフィール公開!オールブラックから爽やかカットまで多彩な魅力
-
チェ・ウシク&チョン・ソミン、SBS新作「ウジュ・メリー・ミー」でラブコメ新方程式を作るか
-
“初恋の危機を甘くほろ苦く” KickFlip、3rdミニアルバム「My First Flip」で青春告白ストーリー公開
-
イ・ジュノ×キム・ミナ、新ドラマ「台風商社」初対面スチール公開!レトロ青春成長譚を予告
-
“135%の視聴率上昇神話” JTBC週末ドラマ、「オク氏夫人伝」から「エスクワイア」まで覇権証明
-
i-dle ウギ、1stシングル「Motivation」で新たな挑戦!レトロ×ヒップホップに視線集中
-
CORTIS、「FaSHioN」ステージ公開!新世代K-POPの流れを示した瞬間
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。