今月18日、中国のソーシャルメディアWeibo(ウェイボー/微博)に、元EXOのメンバー・クリス(本名:ウー・イーファン)から性的暴行を受けたという暴露文が掲載された。グループからは脱退したクリスだが、現在もEXOが所属するSMエンターテインメントとは専属契約が切れていない。ちょうど5年前の7月21日にその判決が報道されている。

今月18日、韓国のボーイズグループEXO(エクソ)の元メンバーで、中国を拠点に活動していたクリス(本名:ウー・イーファン)に、未成年者に対する性的暴行疑惑が浮上。このニュースは韓国でも瞬く間に拡散され、大きな波紋を呼んでいる。

性的暴行疑惑が浮上したクリス

元EXOのメンバー・クリスに、性的暴行疑惑が浮上(画像出典:クリス公式Instagram)

クリス本人は、この報道を強く否定。自身の中国ソーシャルメディアWeibo(ウェイボー/微博)の公式アカウントに「僕がもしこのような行為をしたのであれば、みずから刑務所にいく」「自分のすべての言葉に法的責任を負うことができる」と身の潔白を主張している。

また同じく中国の所属事務所も、この件の具体的な暴露内容については言及していないが、虚偽事実に対し名誉毀損などの法的対応を予告。しかし、中国ではこの報道が起こるとすぐ、彼と契約していた会社が次々と広告を下げたという。

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クリスは現在中国を拠点に活動しているが、元々2012年、韓国の12人組ボーイズグループEXOのメンバーとして芸能界デビューした。

メンバーが6人ずつ分かれ、EXO-K、EXO-Mで活動するときは、EXO-Mのリーダーとして多くのファンを獲得。2013年にリリースした『Wolf』、『GROWL』の大ヒットで一躍トップアイドルに躍り出ると、2014年には日本デビュー前にも関わらず約10万人を動員するイベントも成功させ、日本でも大人気に。

これからますます12人の活動が盛んになるだろうと思われた矢先、クリスが同年5月、所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)に対し、専属契約効力の不存在確認訴訟を提起。

10月には別の中国人メンバー、ルハンもSMに対し専属契約効力の不存在確認訴訟を提起し、EXOから脱退することに。

この訴訟は約2年間続き、今からちょうど5年前の2016年7月21日に終結。結局、クリスとルハンの2人は、韓国と日本を除く地域でSMがマネジメントの権限を委託して活動をすることになり、契約は2022年まで存続、SMに対して売上の分配を行うことになった。

EXOから脱退したとはいえ、現在もSMとの関係が続く、クリスの性的暴行疑惑‥。果たしてこの結果がどうなるか、韓国のネットユーザーからも関心は高まっている。

EXO

EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。

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