みなさんは、BTS(防弾少年団)のVを何と呼んでいるのだろうか? 「V」「テテ」「テヒョン」など、彼には様々な呼び名がある。日本のファンは、親しみを込めて「テテ」という愛称を使うことが多いようだ。韓国メディアも、そんな日本を”テテランド”と呼んでいる。
BTS(防弾少年団)のVをつぶやく際に欠かせないワードがある。

“テテ”という愛称で呼ばれているBTSのV (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
それは、彼のあだ名である「テテ」。しかし、この呼び名は、韓国ではさほど使われていないという。
直近30日間のツイッターでの口コミ件数を分析すると、テテ(246796件)、BTSV(41776件)、テヒョン(101668件)と、「テテ」が圧倒的な強さを見せている。
「テテ」は、Vの本名「テヒョン」が由来で、学生の頃からのあだ名だと言われている。
日本ではこの愛称が広く浸透しており、SNSでも「テテ」が使われることが圧倒的に多い。
去る10月10日も、数字の語呂合わせから、”テテの日”と呼ばれており、日本ファンが”テテの日”を祝うツイートがたくさん上がった。
しかし、韓国ではそれほど使われてはおらず、本名の「태형(テヒョン)」「김태형(キム・テヒョン)」と呼ぶことが多いという。
それでは、なぜ「テテ」が、これほどまでに日本で浸透したのだろうか?
残念ながら、その明確な理由は不明だが、メンバー内では、Vと同い年であるジミンが「テテ」と呼んだことから、日本ファンもジミンと同様に親しみを込めて呼ぶようになったという説がある。
また日本では、RMのことを「ナム」「ナムジュン」、SUGAを「ユンギ」、J-HOPEを「ホソク」「ホビ」など、Vと同じように活動名ではなく、本名などの愛称で呼ぶファンが多い。
そのため、日本では発音が難しい「V(ヴィ)」よりも、より親近感が湧く「テテ」を好んで使うようになったという説もあるようだ。

テテは、日本の油そばが大好き! (画像出典:BTS 日本公式Twitter)
日本での「テテ」人気は、V本人も自覚しているようで、日本のTV番組に出た際には「僕たちのテテ、Vです!」と挨拶している。
韓国や海外のARMY(アーミー:BTSファン名称)の間では、「テテ」を日本のオフィシャル名と認める雰囲気もあるという。
そのため韓国メディアも、日本での高い人気に感心し、日本のことを”テテランド”と呼ぶことがある。
これは、日本国内での人気ランキングや投票などでVが1位を獲得すると、「Vが”テテランド(日本)”で、揺るぎない人気を誇示!」などといったように、日本での”V(テテ)人気を示す表現”として使われている。
そんな”テテランド”に、Vはいつ来てくれるのだろうか?
日本ファンの間では、「釜山コンサートで、何か良い発表がされるのでは!?」と期待の声が上がっている。いつでも「テテー!」と大きな声で叫べるよう、準備は万端のようだ。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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