BTS(防弾少年団)のジミンという人物は、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)であろうが、リーズナブルなカジュアルファッションであろうが、彼が身に着ければそれはたちまち“完売”となる。もちろん本業であるアーティストとしてもその力は発揮され、まさに現代の“オールキル”の名をほしいままにしている。

BTS(防弾少年団)のジミンは、韓国の個人ブランド評判1位を41カ月もの間維持し続けている、言わずと知れた人物だ。

ファンの間で話題になったジミンの“アミアミニット”

ファンの間で話題になった“アミアミニット”を着用したジミン。(画像出典:ジミン 公式Instagram)

2021年、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)はBTSを新アンバサダーに迎えたが、その選定に彼の名が一役買ったのではとの噂もあるほど。

そして、ブランドの期待に応えるかのように、ジミンは“LOUIS VUITTONフロントマン”という称号を得るほどの役割を果たしている。

6月28日、グラミー賞授賞式参加のため、仁川(インチョン)空港から出国した、ジミンのこの日のファッションが話題となり、身に着けていたVUITTON製品が全て品切れに。

また、ジミンが着ていたおよそ228万ウォン(約28万円)相当の“LVSE LV EMBOSSED HOODIE”は、15カ国の公式ホームページで全て品切れになり、米国到着後にブルーノ・マーズと一緒に撮った写真で公開されたLV EASY MULE(LV イージー・ライン ミュール)の製品は、8カ国の公式ホームページで全サイズ品切れとなった。

そのパワーは、SPAブランドでも威力を発揮し、もはや国境もジャンルも価格も問わずに“品切れの乱”を起こし続けている。

0.1秒で完売したと言われているパーカーを着たジミン

0.1秒で完売したと言われている伝説(?)のパーカーを着たBTSジミン。(画像出典:V LIVE BTS公式チャンネル動画キャプチャー)

そんなブランド愛を独占しているジミンは、去る1月にBTSメンバープロデュースのグッズを販売するというプロジェクト『ARTIST-MADE COLLECTION BY BTS』で自身がデザインしたパーカーを販売。

このグッズはなんと0.1秒で完売し、サイトオープンと同時に韓国、アメリカ、日本のサーバーがダウンしたとも報じられた。

そして最近トピックとなった“品切れの乱”は、約2年振りに韓国内の音楽番組に出演した時だ。

当時、ジミンはCELINE(セリーヌ)のニットを着用していたのだが、これは推定1250万ウォン(約12万8000円)と言われ、それでもあっという間に、全サイズがソールドアウトとなった。

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また6月、空港出国時に履いていたBottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)のサンダル、SANDRO(サンドロ)のセーター、ZADIG & VOLTAIRE(ザディグ エ ヴォルテール)のTシャツまでが、それぞれ公式ホームページと販売店で品切れを起こす。

ファンはわずかな情報を頼りに、確実に品切れへと導く

ファンはわずかな情報を頼りに、確実に該当品を品切れへと導く‥。(画像出典:BTS RM 公式Instagram)

彼が着用していた帽子のブランドがわからず「酷似している」という理由だけで、H&Mの商品までが完売となる事態まで発生。

もちろん、本業の方でも新たな“記録”を生み出している。

ジミンがtvNドラマ『私たちのブルース』で初めてOSTに参加した楽曲『With You』が、Spotifyで9000万ストリーミングを突破。これは、韓国OSTの中で最短期間の新記録である。

(関連記事)BTS ジミン 初のOST『With You』がSpotifyで9000万ストリーミング突破!

まさに“途方もない”という言葉は、彼のためにあるような言葉だ。

ジミンのブランドパワーは、しばし衰える様子がなく、むしろさらに力を増していくような気さえするのは、言い過ぎだろうか。







BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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