11月1日、世界的な人気を誇る7人組ボーイズグループのBTS(防弾少年団)が、2022年度の”シーズングリーディング”の写真と予告映像を公開した。しかし、このシーズングリーティングの予告に対して、ファンから不満の声が上がっているようだ。

人気K-POPアイドルは、”グッズ発売予告”も一大イベントだ。

その告知だけで、ニュースになり、トレンドになる。

アイドルも営利を目的とする企業の”商品”であるため、販促費がかかって当然なのだが、人気アイドルを抱えるエンタメ企業にはその費用は不要のようだ。

なぜなら、顧客であるファンが自主販促をしてくれるという、好循環に恵まれているから(もちろん、予告コンテンツの制作費はかかるのだが‥)。

しかし、黙って粛々と販促をしてくれるわけではない。予告イメージや映像コンテンツに欠陥が見つかれば、ためらいなく強い口調で批判する。

ここに、多くの”自主販促スタッフ(ファン)”を抱えながら、その分(?)だけ多くの苦情が届けられた人気アイドルグループがいる。

その名は、もはや世界中誰もが知る有名アイドルグループ、BTS(防弾少年団)だ。そして批判を浴びているのは、彼らのマネジメントを担当するHYBE(詳しくはBIGHITミュージック)である。

世界的な人気を誇るBTS(防弾少年団)

世界的な人気を誇る7人組ボーイズグループ、BTS(防弾少年団)。(画像出典:BTS公式Facebook )

11月1日、BTSは公式SNSを通して、2022年度の”シーズングリーティング”の予告映像を公開。

シーズングリーティング(Season’s Greeting(s))とは、”年末年始の挨拶”という意味を持ち、人気アイドルグループにとっては、ファンに対しての”お歳暮”的なもの。略して”シーグリ”と呼ばれている。

(関連記事) BTS 2022 シーグリのコンセプトは ‘ビルロン’? その意味と狙いとは

そして、その年のスケジュールテーブルも併せて公開し「来年も〇〇人で精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、ファンに約束するという大きな意味を持っている。

そんなシーグリの構成やクオリティーは、度々ファンの不満を呼び起こす。

予告コンテンツも例外ではない。残念ながら、今回のBTSのシーズングリーティングの予告に対して、ファンから不満の声が上がっているのだ。

ファンが問題視したのは、公開された写真と映像で、一部メンバーの顔が抜け落ちている部分。

一部メンバーの写真が抜けていると不満の声が

BTSのファンは、一部メンバーの顔が抜け落ちている部分があると指摘。(画像出典:BTS公式Twitter)

韓国の現地ファンは、直ちに確認及び修正を要求しているが、この動きは瞬く間にSNSやオンラインコミュニティーで拡散され、いつの間にか”BIGHIT”糾弾の場へと化している。

一部のネットユーザーは、昨年も同様の事が起きたことに触れ「毎年恒例ですね」「昨年は、〇〇が冷遇を受けていると思っていたが、単にBIGHITがしっかり仕事をしてないだけ」「7人というメンバー数が多すぎるの?」と批判を強めた。

また「スタッフが私情を挟んでいるのでは?」「いつも〇〇、〇〇、〇〇の3人は、抜け落ちに遭うね」「ファンの指摘が1度や2度じゃないのに、こんな事が続いているのは、きっと何かあるに違いない」などと、単純な”ヒューマンエラー”ではなく、ある種の”計画的陰謀論”を疑う声も登場。

BTSと言えば、周知の通り”衣装問題”が火種となり、ファンからの苦情が絶えないことで知られている。

2021年6月21日に『CDTVライブ!ライブ!(TBS系)』に出演したBTS。(画像出典:CDTV公式YouTubeチャンネル 動画キャプチャー)

今年6月、日本の音楽番組『CDTVライブ!ライブ!(TBS系)』の予告映像に登場した際、彼らが着用していた「イエローが基調の衣装がダサイ」と、韓国ファンが激怒。2020年の米タイム誌(TIME)の表紙問題も蒸し返され、批判の嵐が巻き起った。

(関連記事) BTS 韓国ファン「スタイル担当はアンチ?」CDTV 予告動画の’ダサい’衣装にア然

世界的なアイドルグループをサポートしているBIGHIT社員の苦労は、我々が思う以上に大きいだろう。「人間だから誰でもミスはする」という言葉で、彼らを理解するファンもいるだろうが、ややもすれば、メンバーに対する冷遇や、人気格差といった敏感な話題を生み出し、やがては炎上騒ぎへと発展しかねない事案であるため、ファンの”不満”も理解できなくはないのだ。







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