BTSのJ-HOPEが、米シカゴの大規模野外フェス『Lollapalooza(ロラパルーザ)』に出演し、見事なパフォーマンスを披露した。しかし、その裏で、韓国のオンラインコミュニティーには「実はインイヤーが故障していた」と気になる投稿が上がっているようだ。

BTS(防弾少年団)のJ-HOPEが、米シカゴの大規模野外フェス『Lollapalooza(ロラパルーザ)』に出演。初の単独ステージは成功裏に終わった・・、かに見えたが、韓国のオンラインコミュニティーに気になる投稿が上がった。

初の単独ステージを行ったBTSのJ-HOPE

初の単独ステージを行ったBTSのJ-HOPE (画像出典:BTS 公式Twitter)

そこには、「公演中、J-HOPEのインイヤー(イヤホン)に問題があった」と書かれている。

7月31日(現地時間)、J-HOPEがシカゴで開催された音楽フェス『Lollapalooza』に登場。韓国人アーティストとして初のヘッドライナーを務めた。

J-HOPEは1時間以上もの間、パワフルにステージ上を駆け回り、初の単独ステージとは思えないパフォーマンスを披露し、会場の観客はもちろん、オンラインで見ていたファンも大興奮の熱いステージを繰り広げた。

熱いパフォーマンスを披露したJ-HOPE

熱いパフォーマンスを披露したJ-HOPE (画像出典:BTS J-HOPE Instagram)

いまだ感動の余韻に浸るファンが多い中、韓国のオンラインコミュニティーに投稿された、あるキャプチャー画像が大きな反響を呼んだ。

その画像には、フェスのスタッフが投稿したと思われる投稿(英語)のキャプチャー画像と「音楽祭のスタッフたちは、J-HOPEのインイヤーに公演中ずっと問題があったと言いました。自分の声も聞かずに1時間以上の公演を終えた、ミスなく、まるで何の問題もないように」と書かれている。

この情報が確かなものなのかは不明だが、もし本当だとしたら、そんな大変なことが起きていたことを全く感じさせず、素晴らしいパフォーマンスを披露したJ-HOPEに、さらなる拍手を送りたい。

J-HOPEは、ステージ後に行ったV LIVEで「韓国に帰ってから、機会があればもう一回深く話したい」と伝えている。インイヤーの真相は気になるが、本人からの報告を待つことにしよう。

会場には、J-HOPE(左)を応援するために来たジミンの姿も

会場には、J-HOPE(左)を応援するために来たジミンの姿も (画像出典:BTS ジミン Instagram)

J-HOPEと言えば、常に温厚で穏やかなキャラクターで、時には”ホビママ”としての顔を見せ、BTSのお母さん的な役割を果たしてくれる。メンバーで旅行に行くと、部屋の整理整頓など、何かと細々と動きまわっているのは、”ホビママ”だ。

BTSのリアルバラエティー『Run BTS!』では、誰よりも元気なリアクションをし、何か作業をする時は自ら口で効果音をつける、明るくユーモア溢れる姿を見せるが、本業のステージパフォーマンスとなれば、またガラリと顔が変わる。

J-HOPEは、誰もが認めるBTSのメインダンサーであり、BTSの”振り付けチーム長”としての顔もあるからだ。

振り付け練習やコンサートのリハーサル現場では、メンバーを仕切り、”チーム長”として誰よりも高いプロ意識を見せる。

ステージビハインドの映像では、リハーサル後にすぐにモニタリングを行い、気になった部分を指摘する姿が見られる。

J-HOPEは踊りながら周りをしっかりと見ているため、誰がラインからずれていたか、どこをもっと気を付けるべきか、すぐにメンバーへ的確な指示ができる。

メンバーが「振りを間違えてしまうと、J-HOPEの顔を窺う」と言うほど、”チーム長”の視線はかなり鋭いようだ。

無事にステージを終えた後、大好きな弟ジミンに抱きつくJ-HOPE

無事にステージを終えた後、大好きな弟ジミンに抱きつくJ-HOPE (画像出典:V LIVE)

しかし、メンバーはそんなJ-HOPEを心から尊敬し、頼っているのがよくわかるエピソードがある。去る4月に行われたグラミー賞授賞式の直前、J-HOPEが新型コロナウイルスに感染し、”チーム長”不在での練習となった時のことだ。

授賞式終了後にV LIVEを行ったメンバーは、「J-HOPEがいないと練習の雰囲気が出ない」「練習室での上下関係が無くなる」「(J-HOPEが)練習室ではトップ!」と、J-HOPEがいないと練習に集中せず、すぐに横になるメンバーがいることも明かした。

メンバーが口を揃えて「練習にはJ-HOPEがいないとダメ」と言うと、J-HOPEは、少しはにかみながらも嬉しそうな表情を見せた。

BTSの毎回完璧なパフォーマンスの裏には、J-HOPEというプロ意識の高い”チーム長”の存在があってこそなのだろう。

たとえインイヤーが故障したとしても、その状況でも素晴らしいパフォーマンスを見せることができるのがJ-HOPE。彼は、まさにプロフェッショナルだ。

会場では、たくさんのアミボムがJ-HOPEを照らしていた

会場では、たくさんのアミボムがJ-HOPEを照らしていた (画像出典:BTS 公式Twitter)

J-HOPEは、『Lollapalooza』の出演前に行われたインタビューで「この日のために休む間もなく努力し続けてきた」と明かした。

そして、自身のインスタグラムでは、ステージを終えた心境を次のように伝えている。(一部引用してご紹介)

「僕がフロントでありセンターでもある1時間ほどのショーを準備するのは、次から次へと恐怖に満ちた瞬間がやってくるものでした。何度も何度も自分に鞭を打ちながら練習しました。また何よりもあらゆる細部に気を配りながら準備することで、自分という人間を学べました。昨日はその集大成でした」

プロ意識の高いJ-HOPEが、ファンに完璧な姿を見せようと、自身に鞭を打ちながらストイックに練習してきた様子が、ひしひしと伝わってくる。

J-HOPEが披露したステージは、当日ファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)で生配信されたが、現在は「見逃し配信を準備中です」となっている。どうか早く準備ができますように!

(構成:酒井知亜)






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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