日韓で活躍中のBoAが、向精神薬を韓国に違法に搬入したとの疑いで、現地の検察調査を受けたと報じられた。すでに所属事務所のSMエンターテインメントから顛末が伝えられ、世論は彼女に同情的姿勢を見せる中、後輩であるEXOベッキョンの、過去のうっかり発言に再スポットが当てられてしまった。

昨日から今朝にかけて、歌手のBoAが向精神薬などを、韓国へ違法に搬入したという疑いで検察で調査を受けたという報道が、日本と韓国を駆け巡った。

最終的に、スタッフの手続きミスが原因であると判明し、彼女には同情的な声が寄せられている。

(関連記事)日本から違法の薬品を韓国に? BoAが第2のパク・ボム事件にならない理由

思わぬきっかけで過去発言が注目されたベッキョン。

思わぬきっかけで、ベッキョンの過去発言が注目されてしまった。(画像出典:EXO 公式Facebook)

そんな中、事務所の後輩であるEXOのメンバーベッキョンの過去の発言が、不本意ながら注目される事態が起きてしまった。

遡る事2年前の2018年。EXOのサイン会での出来事だ。

メンバーのベッキョンはファンに「うつ病や不眠症になる理由が僕には分からないです。だって人はいつもハッピーであるわけじゃないから、憂鬱な気持ちの日もありますよね。そんな時は、僕やEXOメンバーを見て笑ってほしいです」と発言。

また、サイン会に参加したファンがベッキョンに「自分がうつ病なので元気になる言葉をください」と伝えると「薬は逆効果だから、飲まないように頑張って」と言われたとSNSに書き込み、議論が巻き起こってしまう。

ベッキョンはファンへ、純粋に感謝の気持ちと慰労を伝えたかったのだが、誤解を生んだ状態で世間に拡散されてしまった。

これには当時、すぐさま医療関係者も反応を示し「アイドルのメンバー一人を責める問題ではなく、韓国社会全体がうつ病に対する認識が広がっていない事例である」と説明。

またベッキョンも自身のSNSを通して、謝罪文を掲載し、言葉の真意を釈明した。

当時、SHINee(シャイニー)のメンバーであるジョンヒョンさんが突然この世を去り、世界中に衝撃を与えて間もない頃であった。

同じ事務所であるベッキョンも、当然大きなショックを受け、動揺していた事は想像に難くない。また、彼が生前うつ病に苦しんでいた事実も明るみになり、大切な人の身に、自身が想像もし得ない事が起きていたという事実は、彼の中に暗い影を落としたことだろう。

そんな矢先、言葉の整理がつかない状態で、ファンへ「どうか元気で健康に生きて欲しい」という思いだけが先走ってしまった結果、上述の発言につながってしまったと、反省の意を記したベッキョン。

心の問題は目に見えないだけに、周囲の人が気が付かないことも珍しくない。

彼にとっては不本意な発言が再注目されてしまったが、改めて”心の病”は社会問題であることを、再認識する機会となったのではないだろうか。



EXO

EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。

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