4月19日、BIGBANGの元メンバー、V.I(スンリ)の実妹であるA氏が自身のインスタグラムにあるメッセージを投稿。この投稿に対し、多くのネットユーザーは実兄であるV.Iの意思による”メッセージ”だと推測しており、様々な意見が集まっている。

BIGBANGの元メンバー、V.I(スンリ)の実妹であるA氏が発信したメッセージに、韓国ネットが騒いでいる。

BIGBANGの元メンバー、V.I

BIGBANGの元メンバー、V.I(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

A氏は4月19日、自身のインスタグラムに「He misses you guys. If you guys have something to tell him please contact me. I’ll pass it on to him. Instead」と投稿。

「彼は皆さんを恋しがっている。もし、彼に伝えたいメッセージがあれば教えて。代わりに伝えるから」と書かれている。

この文章に登場する”彼”の正体を巡り、韓国メディアとネットユーザーは、現在服役中のV.Iだろうと推測。

その根拠として、A氏の文章が英文であることが挙げられているが、これは、韓国国内の世論を意識した行為だと見られているようだ。

実際A氏とV.Iは、恐れていた”逆風”に見舞われている。

News1(www.news1.kr)をはじめ、複数の韓国メディアによると「よくもこんなメッセージを出したもんだね」「復帰を考えてるわけではないよね?」「伝えたいことがたくさんあるけど、とりあえず名誉棄損で告訴するのはやめて」と、憤りと嘲笑の声が多数あがっているという。

4月5日、BIGBANGが約4年ぶりのカムバックを果たした新譜『Still Life』が、韓国内外で大ヒットを記録する中、V.Iの”空席”を嘆く音楽ファンも少なくない。中には切々に彼の復帰を祈るファンも。

BIGBANG

約4年ぶりのカムバックを果たしたBIGBANG(画像出典:YGエンターテインメント)

今回の投稿でV.Iは、寂しさを吐露する世界中のファンのため、世間からの非難を承知で、自分ができる最大限の”返信”をしたと見られている。

しかし、その気持ちを汲みながらも「タイミングがちょっと‥」という呟きが聞こえていた。

なぜなら前日の18日は、YGの元代表(正式な肩書は総括プロデューサー)であるヤン・ヒョンソク氏の裁判が行われた日であったからだ。

現在ヤン元代表は、iKON(アイコン)の元メンバー、B.Iの麻薬捜査*妨害の疑いで起訴されており、この日は”第3次公判”が行われた。

*B.Iに不利な証言を取り下げるよう、ある参考人に対して脅迫したなど。

ヤン・ヒョンソク前YG代表プロデューサー

ヤン・ヒョンソク前YG代表プロデューサー(写真提供:©スポーツ韓国)

ヤン元代表とV.Iは、”不法賭博”と”外国換取引”に関するいくつかの嫌疑を同時期(2019年11月)に一緒にかけられていたため、2人を”共犯”のように扱う向きもある。

ヤン元代表の裁判は、自ずとV.Iへの誹謗中傷を呼び起こす恐れがあるため、メッセージ発信日として、A氏のミスチョイスを嘆いているのだ。

もちろん、A氏の文章に登場する”彼”が、別人である可能性もあれば、例えV.Iだったとしても、A氏の実兄への想いによる独断的行動かもしれない。

しかし、多くのネットユーザーは「V.Iが非難を浴びることが明らかなのに、独断でそれができるわけがない」と、V.Iの意思による”メッセージ”だと見ている。

もしそれならば、V.I本人が非難の甘受を覚悟した”決断”であり、彼を応援するファンのための”勇気”にもなる。

ただ、今は、ヤン元代表の裁判が行われる時であり、ただでさえ批判的世論が急速に広まっているだけに、”タイミングミス”と言われても仕方がない。






BIGBANG

BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。

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