韓国のとあるオンラインコミュニティーで、AKB48の元メンバーである前田敦子の名が浮上した。AKB48として活動していた当時、日本の音楽番組で共演した少女時代の完成度の高さに圧倒されたという。
韓国のとあるオンラインコミュニティーで、AKB48の元メンバーである前田敦子の名が浮上した。
現在は女優として活動している彼女は、2005年から2012年までAKB48で活動。AKB48という名を世に広めた立役者であり、”絶対的センター”であった。
“会いに行けるアイドル”として誕生した彼女たちは、未熟なままステージに立たされた。それは、日本人が”育成コンテンツ”を好む傾向にあることを逆手にとった手法であり、ファンを夢中にさせる大きな要素である。
対して韓国のアイドル事情は、寝る間も惜しんで練習に励む日々。練習生として共に切磋琢磨する仲間は、明日にはデビューするかもしれないというライバルでもある。こうした環境で生存競争を繰り広げ、自分を磨いていく。
この違いが、K-POPファン以外の日本人の目にハッキリと映ったのは、『PRODUCE 48』の放送だった。
AKBグループのメンバーとしてすでにステージに立ち、さらなる高みを目指して韓国へ渡ったはずの日本人参加者が、ことごとく低い評価を受ける中、まだ練習生である、韓国人参加者の評価が高いという現実を目にした宮脇咲良。
「韓国の方たちは、日本に来ても認められるけど、日本(アイドル)は日本を出た瞬間から、認めてもらえない現実を知った」と、呆然とした表情を見せたことは記憶に新しい。
ここで、前田敦子の話に戻る。
彼女が5月末、日本のテレビに出演した際、グループ時代のつらかったエピソードとして「ミュージックビデオ撮影当日の朝に、振り付けを覚えてパフォーマンスしなければならなかったこと。2時間で覚えなきゃいけない」と明かす。そして過去に歌番組で少女時代と共演した時のことに言及。

前田敦子は共演した少女時代を羨ましいと感じたという。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
「彼女たちの完璧なパフォーマンスを見て、”どれくらいレッスンするの?”と聞いたら”2週間はする”という答えが返って来て‥羨ましいなと思った」と話したのだった。
AKB48が知名度を上げてからは、多忙な毎日を送っていたために、仕方ない部分もあっただろう。しかし、表舞台に立つ人間にしてみれば、それでも準備がしたいという思いは理解できる。
その彼女のつぶやきに、韓国のネットユーザーが以下のように反応を示している。
以下、韓国のネットユーザーの反応
前田敦子の発言が紹介された韓国コミュニティーサイトは『ルリウェブ(ruliweb.com)』。韓国最大のゲーム情報コミュニティーとして、日本の漫画やアニメなども多く取り上げられるなど、日本カルチャーに親和性を持つコミュニティーサイトとして知られている。
実は前田敦子の発言、去る5月26日のもので、当時『theqoo』や『NATEパン』といったアイドルの話題が盛んなオンラインコミュニティーでも取り上げられ、話題となった。
今回、日本のアイドル文化に詳しいユーザーが多いとされる、ルリウェブで前田敦子の発言が紹介され、コメントは多くないものの、他のオンラインコミュニティーに比べ、客観的な議論が繰り広げられたため、紹介したい。
「朝に2時間? 朝の体操ですか?(笑)」
「お金が大事だから、練習する時間を削って握手会に回したんでしょ」
「アイドルは基本スキルがないとダメなのに、お金ばかり追いかけていたということか」
「会社の立場を考えると、人気は永遠に続くものじゃないし、稼げる時に稼ぐのがいいよね」
「でも練習をたくさんして、海外でも人気に火が付いた韓国アイドルがもっと稼いでいるじゃん! 目先の利益ばかり追求するのはよくない」
「何を言ってるんだ? 海外で人気アイドルになったグループなんて、ほんの一握りだよ。練習をたくさんさせられても人気アイドルになれず、消え去るアイドルが年間どれだけいるか知ってるよね?」
「そうね、練習ばかりしてデビュー数カ月で消える韓国アイドル多いね‥」
「TWICEやGFRIENDは、振り付けを完ぺきにこなすために、1カ月間練習以外のことはせずに励んでいると聞いたけど」
「日本のアイドルに才能がないわけではない。売れる時に、早期に投資金回収という事務所の戦略なだけ」
「アイドル文化の違いもあるよ。韓国ではいくらアイドルであっても、歌とダンスには手厳しいからね。日本では”ファンを楽しませる”のが目的だから、ファンも歌とダンスの実力をそれほど求めてないのよ」
「日本は韓国のように、会社が練習を強いるシステムじゃない。ちょっとした部活感覚での自主練がメイン。いい大学に入学させるために、子供に四六時中勉強させる親と、子供の自由を尊重する親みたいな違いかな‥どっちが良いとは言えないね」
「K-POP人気の範囲がアジアだけに留まっていた時は、日本側から見て、K-POPのシステムがすごいと思っていなかったはずだよ。だって、アジア全体より日本の音楽市場の方が大きかったもん。近年はK-POPが、欧米や非アジア圏で人気だから、見習おうと言い出していると思う。前田と少女時代の時は、恐らくK-POPは鼻で笑われていたよ」
「AKBやジャニーズだけで、日本のアイドルを評価している意見は鵜呑みにしちゃダメだと思う。ハロー!プロジェクトやスターダストは、練習生に厳しい訓練をさせてるみたいよ。歌手というアイデンティティーをしっかり叩き込む事務所もある」
(コメント翻訳・編集:Danmee編集部)
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