人気ガールズグループTWICE(トゥワイス)が快挙を成し遂げた。6月11日にリリースした10thミニアルバム『Taste of Love』が、ビルボードのメインチャートである”ビルボード200″でトップ10入りし、歴代K-POPガールズグループがリリースしたミニアルバム史上最高の成績となった。このおかげで、彼女たちの生みの親であるパク・ジニョンにもスポットライトが当たっている。

人気ガールズグループTWICE(トゥワイス)が6月11日にリリースした10thミニアルバム『Taste of Love』が、ビルボードのメインチャートである”ビルボード200″で6位を獲得した。

TWICEは以前の作品でもビルボードには入っているが、今回歴代K-POPガールズグループがリリースしたミニアルバム史上最高の成績ということで、新たな快挙となった。

"ビルボード200"で6位を獲得した10thミニアルバム『Taste of Love』

TWICEの10thミニアルバム『Taste of Love』が、”ビルボード200″で6位を獲得!(画像出典:TWICE公式Twitter)

さらにこのアルバムはビルボードの”トップアルバムセールスチャート”でも1位を獲得し、名実ともにグローバルな人気を証明。今回アメリカ進出に成功したといってもいいだろう。

そして、今回TWICEがこの快挙を成し遂げたことにより、彼女たちの生みの親で、JYPエンターテインメントの創設者、パク・ジニョン(J.Y.Park)にも注目が集まった。

アメリカ進出も大惨敗した過去

パク・ジニョンにとって、アメリカ市場は過去、失敗した苦い経験のある地だ。

注目が集まったパク・ジニョン

パク・ジニョンに注目が集まった理由とは?(画像出典:SBS『LOUD』公式HP)

以前Danmeeでも『TWICE、新曲公開日程から見えた勝負魂! パク・ジニョンの’呪い’は解けるのか』というタイトルの記事で紹介したことがあるが、彼自身も2003年頃アメリカ進出を試み、プロデューサーとしてアメリカの有名アーティストに楽曲を提供していたことがある。

そして『Tell Me』の大ヒットで、韓国アイドルブームの火付け役となった4人組ガールズグループWonder Girls(ワンダーガールズ)を、満を持してアメリカデビューさせることになったが、ビルボードのシングルチャートは76位という成績だった。

その結果、パク・ジニョンの”Wonder Girlsアメリカ進出計画は失敗”という烙印が押されてしまい、黒歴史として残ることに。

(関連記事)TWICE、新曲公開日程から見えた勝負魂! パク・ジニョンの’呪い’は解けるのか

敗因の背景には、昔は”現地で成功しようと思ったら、まずは名前もろくに知られていない、海外のその地に足を踏み入れて地盤を作る必要があった”というところにある。

以前はいまほどK-POPという音楽ジャンルが世間に浸透していなかったからだ。

たとえば、現在は日本で絶大な人気を誇る東方神起(TVXQ)は、2005年当時韓国ではすでにトップスターの地位に立っていたにも関わらず、日本で活動するためには日本で生活しながら、深夜のローカル番組に出演するなど、地道な努力が必要だった。

またロックバンド・CNBLUE(シーエヌブルー)も、インディーズ時代に日本にやってきて、路上ライブやイベントに出演していたことはファンのあいだでも有名だ。

借りを返したパク・ジニョン

同じようにアメリカ進出の際も、現地に赴き、ローカル番組に出演するなど、人気獲得にはテレビやラジオなど電波を使っての露出が必要不可欠だった。しかし、当時アメリカではなかなかそういった腰を据えた活動を精力的に行うことは難しかったのだ。

その点、いまはYouTube(ユーチューブ)やツイッターなどのSNSをはじめとするオンライン上で、必要不可欠な社会インフラが整い、現地に行かずとも先に名が知られているため、海外で人気を獲得することが容易になった。

そしてK-POP自体がいま世界の音楽的流行の最先端にあるということが、今回のTWICEのアメリカ進出成功につながったのだろう。

パク・ジニョンにとっては、黒歴史だった”アメリカ進出”が、今回やっと借りを返した形となった。



TWICE

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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