世界的にその実力が認められ、グローバルな人気を獲得しているBTS(防弾少年団)。現在、ARMYたちを楽しませている企画『Curated for ARMY』の”ARMYの部屋”が話題だ。
昨年リリースしたアルバム『BE(Deluxe Edition)』が全米アルバム・チャートのビルボード200で初登場1位を獲得、全英アルバム・チャートでも2位にランクインするなど、世界的に人気を博しているBTS(防弾少年団)。
現在、2月19日リリース予定の最新アルバム『BE(Essential Edition)』の企画として、BTSの公式サイトで公開中の『Curated for ARMY』では、BTSメンバーが順にイラストを付け足しながらARMYの部屋を完成させていき、ファンを楽しませてくれている。
1人目のSUGA、2人目のRM、3人目ジョングクときて、4人目に登場したのは、ジミンだ。ジミンは、3人からバトンタッチされた”ARMYの部屋”に、テーブルと時計を描いた。
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このテーブルのイラストについてジミンは、「ARMY(アーミー:BTSファンの名称)の皆さんによく似合いそうなデザインのテーブルを置いた。たまには深く考えずに、余裕が持てる時間を過ごせるような空間が必要だ。このテーブルが皆さんにとってそんなプレゼントになればうれしい」と語った。
またジミンは、自分で描いた時計の針を「6時13分」に合わせた。これは、BTSのデビュー日(6月13日)にちなんで決めたそうだ。「部屋にいるとき、時計をよく見るが、ARMYの皆さんが必要なときに見てBTSのことを思えるように、6時13分に合わせた時計をかけておいた。この部屋はいつも6時13分の”ARMYの部屋”だ」と、時計を描いた理由を説明した。
今回ジミンが描いた”時計”から読み取れる、ジミンの心理状態がある。
部屋の中に時計を描く人は、”強迫観念”を持っている人が多いそうだ。もっともこの”強迫観念”は悪いものだけではない。この”強迫観念”が成功につながる場合もあるのだ。
元々ジミンは、何に対しても素晴らしい才能の持ち主だったが、BTSとしてデビューする前の練習生時代、学生の頃に身についた現代舞踊のせいでヒップホップのリズムについていけず、悩んでいた時期があった。
しかし、ジミンはそんな自分の悩みを自分で打ち破った。夜中の2時、3時まで練習を繰り返し、努力を惜しまなかった。誰かにやらされるのではなく、自分で自分を自然に追い込んでいくジミン。
“強迫観念”が強いとは、言い換えると”努力家”であり、”頑張り屋”であるということだ。
(関連記事)黒鳥と呼ばれて1年! 悩みを武器に変え、チームの中心に跳躍したジミン(BTS)
またジミンは以前、アイドルである自分のルックスについても考え、ダイエットに挑戦したこともある。このダイエット方法は、「10日間に1食しか食べない」という過酷なダイエット方法だった。
(関連記事)【BTS秘話】食事は10日に1日だけ!? BTS ジミンとジンが過去に行った究極のダイエットとは?
ARMYにとってみれば、ジミンが努力家ということは周知の事実かもしれないが、今回この『Curated for ARMY』の企画で、ジミンが時計のイラストを書いたことによって、心理的にもそういったジミンの性格が現れていることがわかったと言える。
このようにジミンが何に対してもストイックに自分を追い込み、努力を続けた結果、BTSの繊細なパフォーマンスはより幅が広がり、世界的なトップグループにまで飛躍したのではないだろうか。ジミンの努力なくしては語れないBTSの活躍に、これからもARMYは魅了され続けるだろう。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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