これからの韓国ドラマ界を引っ張っていく存在として期待が寄せられている”演技ドル”。なかでも注目されているのが、パク・ヒョンシク、イム・シワン、D.O.の3人だ。特に優れた演技力を持つ彼らは、期待の若手俳優としてドラマの世代交代を担うのではと予想されている。
ここ数年、韓国の映画やドラマ界でも活躍を見せるK-POPアイドルたち。
イメージ通りの爽やかなキャラクターを演じる者もいれば、専業俳優でさえ難しいと感じる役柄を見事なまでに演じ切る者もいる。
ダンスや歌などステージ・パフォーマンスだけでなく、ドラマや映画で俳優としても活躍する彼らは”演技ドル”と呼ばれ、アイドルファンはもちろん、ドラマや映画のファンからも多く愛される存在となっている。
そのなかでも特に優れた演技力を持つと言われているのが、ボーイズグループZE:A(ゼア)のメンバー、パク・ヒョンシク(朴炯植)とイム・シワン(任時完)、そしてEXO(エクソ)のメンバー、D.O.(ディオ/本名ド・ギョンス、都敬秀)の3人衆だ。
そんな”演技ドル”トロイカと呼ばれる、”朴-任-都”3人衆。
俳優としては若手である30歳前後で、イム・シワンは2019年3月、パク・ヒョンシクとD.O.は2021年1月に除隊した*グンピルドルである彼らは、これからの韓国ドラマを引っ張っていく次世代トップスターとして期待と注目を集めている。
*グンピルドル(軍畢+アイドル):兵役を終えて除隊したアイドルのことを指す。
朴‥パク・ヒョンシク(朴炯植)

早くも除隊後の復帰作に期待が高まる、パク・ヒョンシク。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
1991年11月16日生まれの29歳。
2010年にZE:Aのメンバーとしてデビュー後、ミュージカル『オオカミの誘惑』にキャスティングされたのをきっかけに演技に興味を持ち始めた彼は、同年にSBS『君を憶えてる』でドラマデビューを果たす。
2015年のSBS『上流社会』で29歳の財閥御曹司チャンス役を演じ切り、俳優としての位置づけに成功した彼は、同年の『SBS演技大賞』でニュースター賞とミニシリーズ部門男性優秀賞を受賞。大衆から演技力とスター性が認められた。
これ以降、KBS2『花郎<ファラン>(2016)』、KBS2『SUITS/スーツ~運命の選択~(2018)』、2019年公開作『8番目の男』などに出演。2021年1月の除隊と同時に本格的な復帰に向けて準備を始めており、様々な作品オファーを受け復帰作を検討中とのことだ。
任‥イム・シワン(任時完)

Netflixでも配信中のドラマ『それでも僕らは走り続ける』が好評なイム・シワン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
1988年12月1日生まれの32歳。
パク・ヒョンシクと同じくZE:Aで芸能界デビューしたイム・シワンは、その後、2012年にMBC『太陽を抱く月』で子役時代のホ・ヨム役で俳優活動を始め、大衆の注目を集めた。
ドラマとしてはKBS『赤道の男(2012)』、MBC『スタンバイ(2012)』、KBS『恋愛を期待して(2013)』、MBC『トライアングル(2014)』、tvN『ミセン~未生~(2014)』に出演しフィルモグラフィーを重ねてきた。
特に『ミセン~未生~』が視聴者からの大きな共感と多くの支持を得て大ヒットし、チャン・グレ役を演じたイム・シワンは”演技ドル”から”俳優”という肩書を得たと称賛されている。
これ以降、入隊前最後のドラマ、MBC時代劇『王は愛する(2017)』、2019年除隊後の復帰作『他人は地獄だ』、そして現在、Netflix(ネットフリックス)にて配信中のJTBC『それでも僕らは走り続ける(2020)』と、休まずに演技活動を続けている。
都‥D.O.(ド・ギョンス、都敬秀)

映画『THE MOON』(仮題)で復帰するEXO D.O.(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
1993年1月12日生まれの28歳。
2012年にEXOとしてデビューしたD.O.は、ドラマ初出演作『大丈夫、愛だ(2014)』のエンディングシーンで、繊細な表情演技を披露し、”演技ドル”という修飾語を超えて良い俳優になれる人材であることを確認させた。
その期待は的中し、以後、tvN『100日の郎君様(2018)』、映画『明日へ(原題:カート/2014)』、『純情(2016)』、『あの日、兄貴が灯した光(原題:ヒョン/2016)』、『神と共に第一章(2017)、第二章(2018)』『スウィング・キッズ(2018)』などで確固たる演技力を披露している。
除隊後の復帰作は『神と共に』シリーズのメガホンを取ったキム・ヨンファ監督作『THE MOON』(仮題)。この映画でD.O.は、予期せぬ事故で宇宙に孤立してしまった男を演じる予定だ。
*****
彼らと同じ世代の俳優は多く存在するが、作品を引っ張ていくポテンシャルを持った俳優はそう多くはいない。それゆえ、テレビやスクリーンで活躍しているのはその上の世代、つまりコン・ユ、ヒョンビン、ソン・ジュンギといったベテラン勢だ。
そんな彼らに代わって、主演キャラクターを引き受ける存在として期待が寄せられている3人。次世代トップスターとしての活躍を見せる日が今から楽しみだ。
EXO
EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。
編集部おすすめ記事
-
SBS「財閥 x 刑事」シーズン2、パク・ジヒョン不在で制作へ・・来年初頭クランクイン予定
-
オム・ジョンファ、ソン・スンホンと10年ぶりに再共演!「かけがえのない私のスター」でラブコメ復帰
-
ドラマ「応答せよ1988」10周年記念コンテンツ検討中・豪華キャストの再会は実現するのか?
-
名作は何度見ても面白い!来週(8月18日~) 日本のテレビで観られる「日韓で好評」韓国ドラマ5選
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
24時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
今年の秋トレンドは大物俳優のテレビ復帰!韓国で話題沸騰 秋の新作ドラマ5選
-
最新作も続々!25年9月に日本の劇場で出会える注目の韓国映画6選
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
TOMORROW X TOGETHER、Danmeeアンケート「25年7月 K-POPボーイズグループ人気決定戦」1位に
-
イ・ドンウク、JTBC「優しい男の物語」の裏側を公開!淡く染まる静かな午後
-
ハン・ジミン、夏の真昼に咲く笑顔!デイジーのように輝く日常ショット公開
-
YOUNG POSSE、4th EP「Growing Pain pt.1 : FREE」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
パク・ミニョン、新ドラマ「コンフィデンスマンKR」で知性×美貌×財力を兼ね備えた“天才詐欺師”に!
-
KBS「トクスリ5兄弟をお願い!」最終回視聴率20.4%!アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感
-
母は連続殺人犯、息子は刑事・・コ・ヒョンジョン主演SBSドラマ「カマキリ -殺人者の外出」が描く禁断の心理戦
-
オム・ジョンファ、ソン・スンホンと10年ぶりに再共演!「かけがえのない私のスター」でラブコメ復帰
-
idntt初ユニット”unevermet”、ついにデビュー!「BOYtude」で少年の誇りをステージに刻む
-
Kep1er、新曲「BUBBLE GUM」で“自由奔放なガールズ”に変身!夏の歌謡界に衝撃予告
-
POW、“Being Tender”の想いを行動に!寄付で広がる優しさと9月カムバックの期待
-
ZEROBASEONE、初のフルアルバムとともに世界へ!「HERE&NOW」で9人が描く新たな物語
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。