Netflix(ネットフリックス)で公開中の『スペース・スウィーパーズ』。同作で主演を演じた俳優ソン・ジュンギが劇中の役割について感じた心境と、個人史について言及した。(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

俳優ソン・ジュンギが、Netflix(ネットフリックス)にて公開中の映画『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』(監督:チョ・ソンヒ)を通じて感じた心境を公開し、その一言一言に注目が集まっている。

映画に対する心境を語ったソンジュンギ

ソン・ジュンギが、映画に対する心境を語った(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

『スペース・スウィーパーズ』は、2092年に宇宙ゴミ掃除船”勝利号”のクルーたちが、大量破壊兵器として知られる人間型ロボット”ドロシー”を発見し、危険な取引に飛び込むというストーリーを描いた作品だ。

劇中、ソン・ジュンギが演じた”テホ”は、宇宙開発企業UTSの機動隊のエースとして活動していたが、ある事故を体験し、全てのものを奪われたのち”勝利号”の操縦士になり、お金になることなら何でも行動に移す人物だ。

2012年に公開された映画『私のオオカミ少年』以来、チョ・ソンヒ監督と再会したソン・ジュンギ。2月9日に公開されたインタビューで、「チョ・ソンヒ監督から”歳月が流れても君は昔のままだ”と言われたことがあります」とし、「いくら芸能人が評価を受ける職業だとしても、表と裏が違えば私の気持ちは崩れ落ちてしまうタイプ。他の人はどう思っているか分かりませんが、私は意識的に裏表無く(率直に)ありのままの姿で接する方です」と話し始めた。

また、ソン・ジュンギは『スペース・スウィーパーズ』の撮影について、「良い人たちと作業することが”大きな幸せ”だということを知った作品」とし、「2月20日から放送されるドラマ『ヴィンチェンツォ』でも徹夜をして撮影してきました。同ドラマの撮影現場でも同じようなことをたくさん感じています。今後も良い人たちと作業をしていきたいです」と撮影スタッフたちに対する心境を伝えた。

インタビューの中で”裏表の無い人”や”良い人”など、”人”について強調するソン・ジュンギ。

そこから見えたのは、ここ数年続いていた”不運”に深く関係していると言える。

人を強調するソンジュンギ

ソン・ジュンギはなぜ”人”を強調するのか(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

ソン・ジュンギは、2016年に放映されたKBSドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』を基点に、映画とドラマの投資を左右するビッグスターとして成長を遂げ、爆発的な影響力を発揮できる俳優に選ばれてきた。

だが、女優ソン・ヘギョとの離婚を境にネット上では各種デマが飛び交い、昨年には、南米・コロンビアで映画『ボゴタ』の撮影中、新型コロナウイルスの感染拡大によるスケジュールの中断や『君と私の季節』の降板、『アスダル年代記2』の制作延期、根も葉もない交際説が出るなどの不運が重なっていた。

ソン・ジュンギは、『スペース・スウィーパーズ』の”テホ”のキャラクターに対して「テホと自身の状況が似ていると感じた。”自暴自棄”という単語そのまま。詳しく申し上げたいですが私の個人史でもあり、余白の美を残しておきたいです‥」と語り、まさに不運続きの状況と重なるものがあったのだろう。

(関連記事)ソン・ジュンギの心境「自暴自棄」‥ちらつくソン・ヘギョとの離婚

人は誰しも自身のことを大切にされたいと願い、大切にされることで幸せを感じるのではないだろうか。”心の支え”が無くなり、あらゆることにおいて支障が生まれていた中、ありのままの自身を大切にしてくれる”良い人(スタッフ)”たちとの出会いが、ソン・ジュンギの心の支えになっていたのだろう。

ドラマや映画で毎回独特なジャンルと役割に挑戦し、出演する度に大ヒットを遂げてきたソン・ジュンギ。不運が重なる苦境の中でも、自身で選んだ道を誇りに思い努力を積み重ねてきた彼に、一部のファンからは「これからも良い人たちに囲まれて幸せな道を歩んでほしい」と声援が寄せられている。



ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

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