今週末のおすすめ韓国映画1本‥2016年に公開された映画『男と女』で禁断の切ない恋愛模様を届けた俳優のコン・ユ。彼はインタビューを通じて、過去に本作のような恋愛を経験していたことを告白していた。
2016年に韓国で公開された映画『男と女』は、北欧を舞台に禁断の恋に身を投じた男女の切ない恋の行く末を描いた作品だ。

コン・ユ、チョン・ドヨン主演の映画『男と女』(画像出典:SHOWBOX)
フィンランドのヘルシンキで、子供たちのインターナショナルスクールを通じて出会ったサンミン(チョン・ドヨン)とギホン(コン・ユ)。キャンプ遠足に出かけた自閉症の息子が心配なサンミンは、ギホンの好意で遠く離れたキャンプ場に向かった。
しかし、その帰り道に大雪で道路が寸断されてしまう。誰もいない真っ白な森の小屋で2人は、思いがけず深く抱き合うことに。そして互いの名前も知らないまま別れる。
そして8カ月後のソウル。フィンランドでのひとときは雪原が見せてくれた夢だと思い日常に戻ったサンミンだったが、嘘のようにギホンが再び現れ、2人は抑えられないほど惹かれ合っていく。
それぞれ家庭を持つ2人が、再び”男と女”として愛の喜びと快感に溺れていく禁断のラブストーリーを描いた本作。この公開前、あるインタビューでコン・ユは、作品を通して自身の恋愛観を垣間見せていた。

お互いに家庭を持ちながら、どうしようもなく惹かれ合うサンミンとギホン(画像出典:movie.naver)
いわゆる”不倫劇”が描かれている本作だが、2人の男女が溺れた愛については「不倫というより、ただ愛だと感じた。不倫か愛かは重要ではない」とし、そのきっかけとなった森の小屋での出来事を「同病相憐む関係であったサンミンとギホンは哀歓を感じ、同性ではなく異性の交感があった。2人が見知らぬ場所に入った時、その交感が導火線となって火が着いたのではないか」と自身の見解を語っている。
また結末についても「最後の場面はシナリオを読む時から私の胸を打った。隣に妻と子どもがいて、号泣したくてもできない状況だ。私はギホンがとても可哀想だった。この後のギホンの人生は無惨だ。1日も枕を高くして眠れなかったようだ」と、演じたキャラクターについて憐れみを感じていた。
キャラクターやストーリーを通じて自身の恋愛観が見え隠れしていたコン・ユだが、大胆にも過去の恋愛を告白している。
『男と女』の最初の舞台が北欧ヘルシンキであるように、映画では見慣れない場所でのロマンスがよく出てくる。
このような異国での恋愛についてコン・ユは、すでに”経験済み”だったそう。

コン・ユも憐れみを抱いたという、ギホンというキャラクター(画像出典:movie.naver)
韓国ではない所で大胆なアプローチをしたことがあると告白したコン・ユは「元々、閉ざしているタイプだけど、韓国ではないから自由を感じた」とし「その時はとても楽しかった。恥ずかしがりもしなかったし、自分がここまで大胆になれるのかと思ったほど」と当時を振り返っている。
また、自身が扮したキャラクター、ギホンを通じて、人が恋に落ちる瞬間についての神秘性も語っている。
コン・ユは「元々ギホンは受動的な人物だが、サンミンを愛してからは積極的な性格に変わる」とし「恋をすれば本人の性向とは関係なく、正気でなくなる瞬間がある」と語っており、コン・ユがこれまで経験したであろう実体験が見え隠れしているかのようだ。
これまで恋愛を含めプライベートをほぼ明かしておらず、恋愛観がベールに包まれていたコン・ユだが、彼が紡ぐラブストーリーはとても自然であるがゆえにリアリティーと説得力がある。それはきっとインタビューで明かしたように、彼がこれまでに経験し感じてきた恋愛と言う感性の賜物なのであろう。
映画『男と女』は、現在日本のNetflixでも公開中だ。
コン・ユ
マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。
“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。
2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。
2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。
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