世界を股にかけ、大活躍しているBTS(防弾少年団)。彼らの偉業の裏には”生みの親”パク・シヒョクの苦悩と情熱があった‥。今回は、BTS誕生に潜んでいる4つキーワードを紹介する。
韓国の大手芸能事務所”BIG3″の顔といえば、SMエンターテインメントのイ・スマン会長、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク元代表、そしてJYPエンターテインメント(以下、JYP)の現役歌手J.Y.Park(パク・ジニョン)プロデューサーだ。しかし、今や韓国の芸能事務所を語る上で外せないのが、Big Hitエンターテインメント(以下、BigHit)のパン・シヒョク代表だ。

BigHitエンターテインメントのパン・シヒョク代表(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:BigHitエンターテインメント)
今から15年前、2005年にJYPから独立し、 BigHitを設立した作曲家のパン・シヒョク。アジアを代表する世界的スターグループBTS(防弾少年団)の生みの親としてパン代表を語る上で、必ず抑えておきたい4つのキーワードを見ていこう。
1. J.Y.Park(パク・ジニョン)

パク・ジニョン(画像出典:facebook)
今や世界的アイドルグループ、BTSの生みの親として名を馳せているパン代表だが、実は作曲家として活動していた初期、JYPの代表、J.Y.Parkからスカウトされ、JYPで活動していた時代があった。例えば、Rain(ピ)のデビュー曲『悪い男』(作曲、編曲)、GOD『空色の風船』(作曲)など、一時期、JYP所属歌手の代表的なヒット曲は、パン代表が生み出していた。BigHitを設立後も、2AMのプロデュースやマネジメントを担当していた。
(関連記事)Nizi Project パク・ジニョンとBigHit パン・シヒョクが同じ釜の飯を食っていた時代
そんなパン代表は、J.Y.Parkを師匠と仰ぎ、あるインタビューで「プロデュースのAtoZ、すべてをパク・ジニョンから学んだ」と言い、良い師弟関係を築いていることを明かしている。
2. デュラン・デュラン
デュラン・デュランは、1978年にイギリスで結成された4人組ロックバンドだ。パン代表は学生時代、デュラン・デュランに憧れを抱いていた。

デュラン・デュランを見てインスピレーションを受けたというパン・シヒョク代表(画像出典:YouTube KBS Documentary [KBS 다큐]動画キャプチャー)
2018年、KBSの時事教養番組『明見萬里シーズン2』で放送された”BTSとK-POPの未来特集”に出演した際、パン代表は「デュラン・デュランを見て、インスピレーションを受けた。”顔もイケメンだが、音楽も良いバンド”を作りたくなったのかもしれない」と語ったことがある。さらに「アイドルをプロデュースするしかなかった運命なのかもしれない」とも言及していたパン代表だが、もし学生時代に”デュラン・デュラン”に出会わなければ、BTSは生まれていなかったと思うと、かなり重要なキーワードだ。
3. 純情マンガ(少女マンガ)
パン代表は創作の扉を開くカギの1つとして、”漫画を読むこと”を挙げている。携帯電話には胸に迫る場面を保存し、新しいアイデアとして活用しているそうだ。
確かに最近のK-POPアイドルは、漫画の中に出てくるような、煌びやかなルックスの少年が多い。また少女たちが、少女漫画という2次元の世界に生きる主人公の男の子にのめり込むように、3次元を生きるアイドルたちにのめり込んでいる。近年はBL(ボーイズラブ)の漫画も人気で、実際なかなか出会えない美少年のBLカップルを、自分の好きなアイドルたちに当てはめて楽しむファンも多い。事務所が公式カップルとして特定メンバーを”カップル売り”することもしばしばだ。
「中学時代から少女漫画誌を4、5冊定期購読していた。今でも時間がある時に、まとめて読んで泣くと何か思い浮かぶ時がある。創作者は基本的に”浸っていなければ”ならないと思っている」と語るパン代表は、漫画が持つ驚くべき想像力と深いテーマ意識は、多くの文化コンテンツの核心へ繋がると信じている。
4. Disney
過去、音楽ビジネスは「素晴らしい音楽」から「素晴らしいアーティスト(キャラクター)」主導になると語ったことがあるパン代表。
アメリカの時事週刊誌『TIME』のインタビューで、パン代表は「BTSがファンと直接接触することで築いた忠誠心は、アメリカでの成功と関連がある」と話し、似たような戦略を展開したディズニーとアップルを引用したと報道。また「(ファンの)忠誠心を基にしたモデルが、当時歌謡界が持っていたアルバム販売不振という、問題の解決策になると予測した」と言い「K-POPファンは、アイドルと親しくなりたがっている」と説明した。
日本でもディズニーランドに行けば、ミッキーマウスをはじめ、たくさんのキャラクターたちと直接触れ合える機会があるが、そんな”触れ合い”行為を全面的に押し出し、接触イベントを行ってきたのがBTSだ。ファンは握手会やサイン会のたびに、数十枚、時には数百枚のCDを購入し、そのチケットを手に入れるとメンバーに直接会って話をしたり、握手したりすることができる。遠い存在だと思っていたアイドルが、身近に感じられる瞬間だ。

BTS(防弾少年団)(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:Big Hitエンターテインメント)
BigHitは今年、韓国の株式市場に上場するための”preliminary approval(事前認可)”を取得し、大株主であるパン代表は先月3日、BTSメンバー7人に計47万8695株の普通株を均等に贈与したことが分かっている。中小レベルの芸能企画会社だったBigHitを、ここまで大きくしたパン代表。これからもBigHitからの新たな次世代スター誕生を大いに期待したい。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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