今から10年前の2010年に放送された人気ドラマ『製パン王 キム・タック』。劇中で主人公タックとラブロマンスを紡いだミスンこと、女優のイ・ヨンアからドラマを超えるような幸せな近況が届けられた。
2010年、韓国の製パン業界を舞台に描かれたドラマ『製パン王 キム・タック』。俳優ユン・シユンとチュウォンを主役級俳優へ押し上げるほど、一大ブームを巻き起こした作品だ。

ドラマ『製パン王 キム・タック』(画像出典:『製パン王 キム・タック』HP)
本作は製パンの名匠として成長する過程を軸に、異母兄弟の葛藤や名門一家の複雑な人間関係とともに、淡いラブロマンスが描かれた。
なかでもストーリーに鮮やかな彩りを添えたのは、キム・タックの師匠であるパルボン先生の孫娘、ヤン・ミスンだろう。
彼女は5歳からパン作りを始めた”神童”と呼ばれる人物だ。
母親を探すタックに同情し手助けしているうちに、彼に恋心を抱いてしまう。その後、タックとミスンはラブロマンスを紡ぎ、ラストには心温まる姿を披露している。

イ・ヨンア演じるヤン・ミスン(画像出典:『製パン王 キム・タック』動画キャプチャー)
本作でミスン役に扮した女優イ・ヨンアから、まるでこのドラマをなぞるかのような幸せな近況が届けられた。

女優イ・ヨンア(画像出典:イ・ヨンアInstagram)
イ・ヨンアの所属事務所関係者は去る23日、「イ・ヨンアが元気な男の子を出産しました。母子ともに健康です。現在は病院で安静にしています」と発表した。
また「今後の活動については産後の体調を見て行う予定」とし「引き続き女優として活動する予定なので、応援をお願いしたい」と述べている。
これに先立ち、イ・ヨンアは今年3月、3歳年下の一般人男性と結婚式を挙げる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で結婚式を年末に延期した。その後、イ・ヨンアから妊娠の知らせが届き、ファンから多くの祝福を受けていた。
イ・ヨンアは2003年にMBCバラエティー番組『カン・ホドンの赤い糸』で芸能界にデビューした後、ドラマ『製パン王 キム・タック』、『ヴァンパイア検事』(2011,2012)、『大王の夢』(2012)、映画『海に降る雪』(2015)などに出演し、豊かな演技力を披露し人気を博した女優だ。
大衆から多く愛されるイ・ヨンアから届けられた喜ばしい便りは、まるで『製パン王 キム・タック』で披露したタックとの温かなロマンスを思い出させ、ドラマファンにとっても嬉しい知らせとなったようだ。
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