- 今月8日、韓国で一足早く公開されたマーベル・スタジオ最新作の『マーベルズ』。
- 公開初日で9万1563人を動員し、ボックスオフィス第1位を記録した。
- 本作には韓流スターのパク・ソジュンも出演し、多くのパク・ソジュンファンや韓ドラファンから熱い期待が寄せられていたものの、彼の出演分量について残念という声が上がっている。

韓流スター、パク・ソジュンも出演する『マーベルズ』(画像出典:나무위키)
韓国で一足早く公開されたマーベル・スタジオ最新作の『マーベルズ』(原題:The Marvels)が、公開初日でボックスオフィス1位を獲得した。
今月9日、韓国の映画振興委員会 映画館入場券・統合ネットワークは「ハリウッド映画『マーベルズ』が公開初日の今月8日に9万1563人を動員し、ボックスオフィス第1位を記録した」と伝えた。累計観客数は、9万2287人となっている。(2023年11月9日時点)
公開初日に興行トップに躍り出た本作は、宇宙を守るヒーローのキャプテン・マーベル”キャロル・ダンバース”と、新世代ヒーローの”ミズ・マーベル/カマラ・カーン”、強力な力を持つ”モニカ・ランボー”の3人がそれぞれのパワーを発動させると、お互いが入れ替わってしまうという謎の現象に陥り、思いがけず新しいチームを結成することになるヒーロー・アクション・ブロックバスターだ。
韓国でも人気のシリーズで、早くも盛り上がりを見せている『マーベルズ』には、日本でも大人気の韓流スター、パク・ソジュンが出演していることでも有名だ。彼にとってハリウッドデビュー作となる。
本作を手掛けたニア・ダコスタ監督がコロナ禍に友人の勧めで観た『梨泰院クラス』(JTBC/2020)をきっかけに、パク・ソジュンの出演が実現したという。
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制作段階から韓国のみならず、世界中の韓ドラファンやパク・ソジュンのファンから期待が寄せられていた本作だが、彼の出演分量について本編を観たファンから残念といった声が相次いでいる。
劇中、惑星アラドナのカリスマ王子でキャロルの夫、ヤン王子役を務めたパク・ソジュン。ヤン王子は物語のカギを握る人物とされる。
彼は、ダンスと歌でコミュニケーションをとる惑星アラドナの特性を表現するシーンに登場したものの、思ったよりも短い、約5分の出演分量だったという。
さらに、全体的な完成度についてもパク・ソジュンの魅力が存分に発揮されていないとの声も。
先日7日に行われた韓国の記者懇談会にニア・ダコスタ監督がリモート登場した際、パク・ソジュンの出演シーンについて「スクリーンタイムだけを見ると、出演分量は短いことは短いが、インパクトある存在のキャラクターで重要な役割を果たしている」と語っていた。
だが、監督の言葉とは多少異なる結果に。パク・ソジュンのハリウッドデビュー作であり、出演を楽しみにしていたファンは残念で仕方がないようだ。
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