- 女優イ・ボヨン主演のJTBC『代理店』が高視聴率を記録し、関心を集めている。
- その一方、劇中には日韓関係を例に利用したあるセリフが登場。、一部のドラマファンの間で疑問の声が上がっている。
- 今回はそんな『代理店』の人気ぶりや、日韓関係を取り上げた劇中のセリフについてご紹介する。
イ・ボヨンが主演を務めるJTBC『代理店』が高視聴率を記録し、関心を集めている。

イ・ボヨンが主演を務めるJTBC『代理店』(画像出典:JTBC)
最近では日本国内にもファンの多い韓国ドラマ。しかし、『代理店』の劇中には日韓関係を例に挙げたあるセリフが登場し、一部のドラマファンの間で疑問の声が上がっている。
今回はそんなドラマ『代理店』の人気ぶりや、日韓関係を取り上げた劇中のセリフについてご紹介する。
視聴率2桁突破「代理店」

『代理店』の第8話が視聴率2桁を突破(画像出典:JTBC Drama YouTube キャプチャー)
1月29日、『代理店』の第8話が放送され、全国有料放送世帯基準視聴率11.959%を記録した。
回を重ねるごとに右肩上がりに視聴率を更新している『代理店』だが、10%を突破し、2桁の視聴率を記録するのは今回が初となっている。
このドラマはVCグループ内で初の女性役員になった女性が、自分のキャリアを最高の地位まで上げていく様子を描いたオフィスドラマだ。
広告代理店が舞台となっており、主演にはイ・ボヨン、チョ・ソンハ、Apink(エーピンク)出身のソン・ナウンが名を連ねている。
登場人物たちのキャリア奮闘劇が話題を呼ぶ一方、劇中に登場したあるセリフに対し、視聴者の一部から疑問の声が上がっているという。
「日韓関係」は不仲の象徴?

日韓問題を取り上げたセリフが登場する第7話のシーン(画像出典:JTBC Drama YouTube キャプチャー)
該当シーンは第7話に登場する。
財閥3世でSNS本部長として働くカン・ハンナ(ソン・ナウン扮)は、財閥の友人と集まり、ワインを楽しんでいた。
そんな中、カン・ハンナとキム・ソジョン(チョン・イェビン扮)の喧嘩が勃発。
いがみ合う様子を側で見ていた友人は、「あなた達は本当にいつも喧嘩ばかり。日韓関係もたまに良い時があるよ。少しは仲良く過ごしなよ」と2人の仲介に入った。
すると、カン・ハンナの矛先は、喧嘩の間に入った友人へ。

財閥令嬢同士の熾烈な言い争いが印象的な場面(画像出典:JTBC Drama YouTube キャプチャー)
カン・ハンナは「言うことがやっぱり親日派の子孫らしいね」と一言。彼女の発言にカッとなった友人に対し、カン・ハンナは続けて「あなたの祖父は*朝鮮総督府に飛行機を献納したじゃない。そうやって事業を行って財閥になったんだから」と相手を皮肉った。
*朝鮮総督府:1910年の韓国併合によって大日本帝国領となった朝鮮を統治するため、同年8月29日に設置された官庁 (意味出典:Wikipedia)
財閥令嬢同士の熾烈な言い争いが印象的なシーンであるが、セリフ内には不仲の象徴と言わんばかりに”日韓関係”というワードが登場。
さらに「親日派の子孫らしいね」と相手を逆撫でし、植民地時代のエピソードを盛り込むという展開に、「このシーンで日韓関係持ち出す必要があった?」「韓国では普通かもしれないけど、このセリフは日本人への配慮が足りないのでは?」と一部の視聴者が首をかしげている。
日本での配信は念頭に置いていないのか

日本での配信は念頭に置いていないのか?(画像出典:JTBC)
最近では、Netflix(ネットフリックス)やDisney+(ディズニープラス)など、動画ストリーミングサービスの普及により、日本でも韓国ドラマを手軽に視聴できるようになった。
多くの韓国俳優が日本でファンミーティングを開催している様子からも、日本の韓国ドラマ市場の大きさが伺える。
しかし、今回の『代理店』に登場するセリフを日本人はどのように捉えるであろうか。
過去には韓国ドラマのセリフや演出が、海外視聴者への配慮を欠いたものであると、他国から抗議が寄せられることもあった。

劇中での発言が批判を呼んだJTBC『ビックマウス(2022)』(画像出典:JTBC)
2022年に放送されたMBC『ビッグマウス』では、イ・ジョンソク演じる弁護士のパク・チャンホが連続殺人を犯した死刑囚に対し、「お前の母親はお前みたいなサイコパスを生むなんて、一体何を召し上がったんだろうな。トムヤムクン(タイのスープ)か?」と発言。
さらにSBS『ラケット少年団(2021)』では、インドネシアのジャカルタで開催された国際大会のエピソードにて、国旗を破るシーンや現地の環境に不満を吐露するシーンが公開され、物議を醸している。
(関連記事)タイにベトナム‥世界がクレームつける韓国ドラマ「もう視聴者は韓国人だけではない」
それぞれ各国のネットユーザーが反応を残しており、「国を侮辱している」「失礼すぎるセリフ」と抗議の声が殺到。『ラケット少年団』はその後、ドラマの公式SNSで謝罪文を投稿した。
韓国ドラマは現在、韓国国内のみならず全世界に配信され、多くの視聴者に愛されている。
グローバルなコンテンツであるからこそ、世界配信であることを念頭に置き、海外視聴者に対する配慮を忘れるべきではないという意見も少なくない。
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