ソン・ダムビが、義弟の性的暴行スキャンダルにより、世間から冷たい視線を向けられている。彼女のSNSには、連帯責任を求めるコメントが投稿されている状況だ。韓国では、不祥事を起こした当事者の家族にまで責任を問う傾向があり、過去にはハン・ヒョジュが似たような経験をしている。
人気歌手として活動し、現在は女優として活動しているソン・ダムビが、夫側の家族が起こした不祥事により火の粉をかぶっている。

夫側の家族が起こした不祥事により火の粉を被っているソン・ダムビ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼女の夫は、スピードスケートの元韓国代表で、現在はIHQスピードスケートチームの監督を務めるイ・ギュヒョク。そして義理の弟は、フィギュアスケート元韓国代表で、引退後はコーチに転身したイ・ギュヒョンだ。
その義弟のある事件により、彼女は今世間から冷たい視線を向けられている。
それは、イ・ギュヒョンコーチが10代の教え子に対し、性的暴行を加えたというもの。
彼は今年初めに起訴され、現在は拘束されている。検察によれば、本人は容疑を否認しているそうだが、このニュースが公になると、ソン・ダムビは義弟批判の矢面に立つことに。
彼女のSNSには、義弟に関する悪質コメントが増え続けている状況だ。
「義理の弟さんが、性的暴行の容疑で拘束されたそうですが‥」や、バラエティー番組の降板を促すような「『同床異夢2-君は僕の運命』には出ませんよね?」などといった、不快感をストレートに示した声まで、厳しい反応を見せている。
また、ソン・ダムビの出演を反対する視聴者がテレビ局に抗議するなど、非常につらい立場となっている。
つまり血縁関係ではないが、“家族”であるという理由から、連帯責任を求められているわけだ。もちろん「彼女とイ・ギュヒョンは、切り離して考えなければいけない」と、応援する声もある。
しかし韓国ではどうしても、“家族の不祥事は、共に責任を負うべき”という考えが横行していることから、ソン・ダムビに対する風当たりは強い。
またここにきて、結婚前にイ・ギュヒョンが巻き込まれた“性的スキャンダル疑惑”や、3度の飲酒運転にひき逃げ死亡事故まで起こしたという、過去を掘り起こす人が表れはじめる。
果たしてこの件をどうするのか、ソン・ダムビのリアクションが気になるところだが、以前に彼女とよく似たケースがあったのをご存じだろうか。
それは、女優のハン・ヒョジュ。彼女も家族が起こしたある出来事がきっかけで、世間から誹謗中傷を受けた過去がある。

家族が起こした不祥事がきっかけで、随分世間から叩かれたハン・ヒョジュ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2013年、空軍で中尉を務めていたハン・ヒョジュの弟が、階級の低い一等兵を自殺に追い込んだというもの。
精神的ストレスを与えただけでなく、武装してのランニングを2度も強要したことが理由だったそうだ。しかも2014年に被害者の父親が訴えるまで、明るみにならなかったことが議論の争点に。
当時、世間はハン・ヒョジュの所属するBHエンターテインメントに対し「関連記事をもみ消そうとしたのではないか」と疑惑の目を向け、彼女の父親が空軍の元幹部であったことから「何かしらの忖度があったのでは」との声まで上がっている。
(関連記事)ハン・ヒョジュ 日本で2度のブレイクも6年間ドラマ出演を封印したのは何故?
これに輪をかけて、空軍の広報大使を務めたことのあるハン・ヒョジュが、ノーコメントを貫いたことにも批判が殺到。広告を排除しようとする運動まで起こることに。
彼女自身が、直接事件に関わったわけではないにもかかわらず、まるで罪人であるかのような扱いを受けたのだった。
直接的な因果関係は不明だが、ハン・ヒョジュは大ヒット作品『トンイ(2010)』の出演以降約6年間、ドラマ界で空白期を持っている。きっと彼女には、ドラマのオファーが続々と舞い込んでいたはずだ。
そんな理由があってか、一部では「ハン・ヒョジュ本人が、自ら(ドラマ出演を)自粛したのではないか」と見られた。
万が一この見解が正しければ、ハン・ヒョジュは“連帯責任を負う必要がある”という世間の空気を読んだことになり、それだけ風当たりが強かったと言える。
不祥事を起こした当事者家族に、どこまで責任を求めるべきか‥線引きするには非常に難しい課題のようだ。
(構成:西谷瀬里)
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