4月期の新韓国ドラマ『私たちのブルース』が、いよいよ放送開始となった。『二十五、二十一』ロスに陥る間もなく同時間帯で開始となった本作は、韓国俳優界の一流選手ばかりを集めたドリームチームのようなラインアップでその幕を開けた。
出演者が発表された時から、話題を集めて来たtvN(Netflix)ドラマ『私たちのブルース』がいよいよ走り出した。

『私たちのブルース』人物関係図。(画像出典:tvN)
韓国俳優陣から、絶大なる支持を得ている脚本家のノ・ギヒョン作家を迎えたからか、イ・ビョンホン、シン・ミナを始め、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン、オム・ジョンファなど、映画作品ではないのかと思わせるようなキャストが名を連ねている。
初回放送の視聴率は、ニールセンコリアによると7.3%(首都圏8.1%)と、まずまずの好スタート。
本作は世界同時配信なため、日本でも韓国と時間差でNetflix(ネットフリックス)で視聴が可能、さっそく第1話を鑑賞した。

何やら雰囲気の良いハンスとウニだが。(画像出典:tvN)
えてしてドラマというのは、第1話は登場人物の関係性をさりげなく見せながら物語は始まるのだが、『私たちのブルース』はそれを踏襲しながらも、ストーリーの主軸は進行していくので、あっという間の1時間弱だった。
オムニバス形式と謳いながらも、誰かは必ず関係があり、初回放送ではチャ・スンウォンとイ・ジョンウンをメインに展開。
ソウルで銀行の支店長を務めていたチェ・ハンス(チャ・スンウォン扮)は、故郷の済州(チェジュ)にある支店長へ異動を命じられる。
久しぶりに還る故郷だが、歓迎してくれる家族も友達もいない。
そんなある日、済州の引っ越し先で片付けをしていると、階下でやりあう声が。窓の外では、接触事故が発生していたのだが、当事者は同級生のチョン・ウニ(イ・ジョンウン扮)だった。互いに主張を譲らないところへ、チョン・イングォン(パク・ジファン扮)とパン・ホシク(チェ・ヨンジュン扮)が助太刀にやって来て大騒ぎ。

接触事故の現場で大騒ぎしている父親を見つめる息子と娘の胸中は。(画像出典:tvN)
その光景を、苦虫を噛み潰したような表情で見つめる2人の高校生‥。
ハンスはある日、会社へ向かう道中でウニと再会する。2人には高校時代、ちょっとした秘めたる出来事があった。同窓会に初恋の人が来ると知ったウニは、心の高鳴りが抑えられない。
さらに別の時間軸、早朝迎えに来たヨンオク(ハン・ジミン扮)の車に乗り込むばあさんたち。ヨンオクと彼女たちは海女のようだが、よその町から来たからか、チャラそうな見た目と明るさのせいか、ヨンオクを気に入っていない様子。

ヨンオクとジョンジュンの恋は果たして成就するのか。(画像出典:tvN)
憎まれ口を叩かれた後、自身を見てウインクするヨンオク。そんな彼女をじっと見つめる船長のパク・ジョンジュン(キム・ウビン扮)に、船員は「遊びじゃないならやめといた方がいい」と忠告する。
第1話にはシン・ミナとオム・ジョンファは登場せず、メインキャストが出揃うのは何話目となるか‥?
***
約1時間弱という短い時間の中で描かれた人間模様で、島の住人として生きるとはどういうことかをわからせた描写に、さすがの一言。
第2話に少し触れると、ハンスは「地元には友達がいていい(ありがたい)な」と言うのだが、このドラマを初回から観た人が、そのセリフの意味を額面通り受け取るかどうかで、ずいぶん見方が変わりそう。

高校の修学旅行で訪れた木浦に向かうハンスとウニ。喜ぶウニとは裏腹に、ハンスの思惑は‥。(画像出典:tvN)
閉鎖的な地域では、人間同士のその距離感が毒であり薬だからだ。薬であるうちはいいのだが、毒になれば町を追われることだってある。それが異質なことでもなかったりするから、厄介だ。
ハンスの今後の行動は、果たして毒になってしまうのか?
何か大博打(現時点ではウニがターゲット?)を企んでいる様子だが、吉となる可能性がなさそうに見える。しかし、展開が全く予想できず、第3話が気になって仕方がない。
酸いも甘いも噛み分けた大人たちが、ズラリ登場する『私たちのブルース』。視聴者はどの登場人物に、共感や親近感を持つだろうか。
しかし何と言っても、出演クレジットが一番手であるイ・ビョンホン扮するイ・ドンソク!

イ・ビョンホンの第1話登場シーンは、セリフもほぼなし!(画像出典:tvN)
彼に至っては、第1話の登場時間がわずか3分にも満たなかった。
なんて贅沢な使い方なのだ。
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