韓国ドラマのお家芸とも言える、麻辣(マーラー)味ドラマ。刺激が強くクセになりがちだが、あまりに過剰摂取してしまうと、とたんに疲れてしまう‥。そんな痺れるドラマに疲れた人に、笑顔を取り戻すような優しいドラマを紹介します。癒されたい人も必見!
世界中を魅了している、韓国ドラマ。
刺激的な描写、先の読めない展開、張り巡らされた伏線の数々、予想をはるかに上回るどんでん返し。まるで絶叫系ジェットコースターに乗っているような”ドキドキハラハラ”を体験でき、すっかりやみつきになってしまう。
あらゆるジャンルの作品があれど、やはり人気が高いのはドロ沼劇。
見てはいけない世界を覗き込んでしまったような緊張感、それに続くのは「もっと見たい」という好奇心だ。さすがお家芸だけあって、視聴者を虜にしてしまう。
しかし、韓国ドラマのほとんどが1回の放送=1話だけで1時間を超えている。刺激的な作品は楽しいけれど、観る側としては少々ハードに感じることも。

麻辣味ドラマの代表と言えば、3人の女性たちの歪んだ欲望と不動産の成功を描いたドラマ『ペントハウス』(画像出典:SBS)
(関連記事)韓ドラのお家芸が戻ってきた!新トレンド「マーラー(麻辣)味 ドラマ」とは
そんな麻辣(マーラー)味のドラマに疲れた人におすすめなのが、”チャッカン”ドラマだ。
“チャッカン(착한)”とは優しいという意味。麻辣味のような刺激的で残忍な描写がない、ふんわりと癒される優しいドラマのことを言う。
チャッカンドラマは、刺激的な演出で視聴者を魅了するというより、ささやかではあるがしっかりとしたストーリーで作品を展開。一見、穏やかに見えるのだが、そこに退屈さは感じられない。
また、素朴なのにハマってしまうのは、完璧なまでの人物像を設定をした躍動感あふれる魅力的なキャラクターたちだろう。主人公だけでなく脇を固めるキャラクターも、ともに人生を築いていく存在としてスポットを当てている。
ディテールまで丹念に作り込まれたストーリーの中で、彼らは温もりや勇気、慰め、そしてクスッと笑えるようなハートフルさを届けてくれる。
ここでは、ヒーリング効果絶大の、今日本で見られる”チャッカンドラマ”をご紹介します!
『ラケット少年団』

SBS『ラケット少年団』は、タン・ジュンサンやキム・ガンフンなど10代の実力派俳優が出演している(画像出典:SBS)
バドミントン界のアイドルを夢見る”ラケット少年団”の少年体育大会挑戦記で、最果ての農村で繰り広げられる、16歳の少年・少女たちのリアル成長ドラマ。
スポーツが与えてくれる感動、誰よりもバドミントンに真剣な子供たちの成長、若々しいロマンス、温かな人とのつながりを描き、愛されている作品だ。
『愛の不時着』、『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』のタン・ジュンサン、『椿の花咲く頃に』のピルグ役を演じた子役のキム・ガンフンなど、若くして実力派の俳優が好演を披露している。
日本で見るには:Netflix
『ラケット少年団』予告編(動画出典:Netflix Japan)
『賢い医師生活 2』

待望のシーズン2がスタートした『賢い医師生活2』(画像出典:tvN)
誰かは生まれて、誰かは人生を終える、人生の縮小版と言われる病院で、平凡なようで特別な一日を生きる人々と、目を見るだけで分かる、20年来の友達とのケミストリー(相性)を描いたドラマ。
従来の医療ドラマとは違い、医師、看護師、患者など病院を構成する人々の”人生”にスポットライトを当てながら親しまれた、シーズン1。
今回も同様、相変わらず愛らしい医師5人組と患者の感動的なストーリーを描いている。随所に配置されたコメディー要素は笑いを誘い、5人組のバンドにも含みを持たせ、シーズン1で見せた人間ドラマを届けている。
日本で見るには:Netflix
『賢い医師生活』予告編(動画出典:Netflix Japan)
『30だけど17です』

最高視聴率で有終の美を飾った『30だけど17です』(画像出典:SBS)
17歳でこん睡状態に陥り、30歳で目覚めたソリ(シン・ヘソン)と、彼女の事故のトラウマから心が17歳のまま、社会を断絶して生きてきたウジン(ヤン・セジョン)。13年越しに再会した2人が描く、30歳だけど17歳のような切なくも甘いロマンティックコメディー。
日本で見るには:Netflix、U-NEXT、Hulu、dtv、ABEMA
『ゴー・バック夫婦』

心に響く名言も多数あった『ゴー・バック夫婦』(画像出典:KBS)
大学卒業と同時に結婚した、チェ・バンド(ソン・ホジュン)とマ・ジンジュ(チャン・ナラ)。お互い38歳になり、14年の結婚生活でストレスと不満を抱えて喧嘩ばかりの日々を過ごす彼らは、ついに離婚を決意する。
次の朝目覚めると、なぜか2人はタイムスリップし、20歳の学生に戻っていた。そこから2人は人生をやり直そうと、それぞれ別のパートナーを探そうとするが‥。
日本で見るには:U-NEXT、Hulu、dtv
『ゴー・バック夫婦』予告編(動画出典:CinemartChannel)
『ディア・マイ・フレンズ』

『ディア・マイ・フレンズ』はシニア世代だけでなく、チョ・インソンとコ・ヒョンジョンのストーリーも描かれる(画像出典:tvN)
ユ・ヨンジョン、キム・ヘジャ、ナ・ムニ、コ・ドゥシムと韓国のベテラン女優陣が、シニア世代の愛と友情を描く。
若者からはけむたがられるシニア世代だが、彼女たちはまだまだ人生を謳歌中だ。その一方で、夫との死別や認知症への恐れ、介護といった、厳しい現実にも直面している。
そこから目をそらさず、解決すべく奮闘する女性たちの姿を心温まるタッチで描いている。
日本で見るには:U-NEXT、dtv
『ディア・マイ・フレンズ』予告編(動画出典:TSUTAYA MOVIE CHANNEL YouTUbe)
『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』

『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』はファンタジー要素のあるストーリーから展開される人間ドラマ(画像出典:JTBC)
アナウンサーを目指している25歳のヘジャ(ハン・ジミン)が時間を巻き戻した代償として、一気に70歳のおばあちゃんになってしまう。
一方、ヘジャの恋人であるジュナ(ナム・ジュヒョク)は、ヘジャが突然いなくなり途方にくれていたが、そこにヘジャのようなおばあさんが現れて‥。
日本で見るには:Netflix、U-NEXT、Hulu、dtv
『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』予告編(動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K)
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