2002年冬季五輪の”悲劇の英雄”、ショートトラックの元韓国代表キム・ドンソン。引退後、解説者やタレントとして第二の人生を歩んでいる。現在TV CHOSUN『私たち離婚しました』に出演中の彼に非難の声が上がっているという。その理由と、彼を巻き込む女性問題の真相に迫ってみた。

韓国・TV CHOSUNの芸能番組『私たち離婚しました』に出演したキム・ドンソンに対し、非難の声が上がっている。

原因は、前妻に対する法律的な問題に関し、すでに真相が明らかになった部分についても自己弁明に徹する態度が、視聴者からの怒りを買ったためである。

非難の声が上がっているキム・ドンソン

『私たち離婚しました』に出演中のキム・ドンソンに非難の声が上がっている(画像出典:TVCHOSUN YouTube動画キャプチャー)

キム・ドンソンと言えば、”悲劇の英雄”として称えられた人物である。ショートトラックの韓国代表として、1998年長野冬季五輪では金メダルを獲得。2002年ソルトレークシティ冬季五輪で2連覇が期待されたものの、釈然としない判定で失格となり、韓国中の同情を集めた。しかしその後、女性遍歴やその過程で見られた様々な問題が明らかになり、非難を受けている状況である。

彼を巻き込む女性問題とは、一体どのようなものなのだろうか。その真相に迫る。

事件1.あの”パク・クネゲート”関係者 チャン・シホ、そしてもう一人の女性との不倫騒動

※元妻による、キム・ドンソンの不倫相手2人に対する慰謝料請求訴訟

去る2018年、キム・ドンソンと元妻は、協議離婚をしている。離婚そのものは”協議(当事者間の合意)”であったものの、それとほぼ同時期に元妻は、元夫・キム・ドンソンが不貞行為をしたとして、2人の女性に対して慰謝料請求訴訟を提起。この一件で、キム・ドンソンを巡る女性問題が浮上した。

不倫相手として訴えられた女性2人のうち1人は、パク・クネ元大統領の罷免(ひめん)に決定的な役割を果たした”チェ・スンシルゲート事件”の主役の一人、チャン・シホ(チェ・スンシルの姪)だ。判決文やマスコミに報じられた内容によると、キム・ドンソンとチャン・シホは2015年から不倫関係となり、離婚前から同棲していたという。

しかし、チャン・シホが平昌(ピョンチャン)冬季五輪関連事業として展開していた、江陵(カンヌン)市庁のショートトラックチームの監督職を、キム・ドンソンが拒んだことで2人の関係が破綻する。

複数の女性との不倫だけでなく、その中の1人が韓国社会に物議を醸したチャン・シホであることから彼への世論は一転、非難が始まった。そして元妻による慰謝料請求訴訟の1審は、元妻の勝訴で終わっている。

なおキム・ドンソンは、協議離婚時に定められた子供の養育費を支払わず、同期間、内縁関係の女性に230万円相当の服をプレゼントしていたという事実が確認されている。

事件2.3人目の女性との不倫騒動。その女性の驚くべき正体とは

※3人目の女性に対する刑事訴訟(嘱託殺人未遂)、キム・ドンソンの元妻と3人目の女性の元夫による、様々な慰謝料請求訴訟。

キム・ドンソンのイメージがさらに悪くなったのは、3人目の女性との不倫が発覚した事だ。特に、その浮気が発覚した経緯に、韓国国民は驚愕する。

キム・ドンソンの3人目の女性との不倫騒動

キム・ドンソンの3人目の不倫女性とは‥。(写真提供:©スポーツ韓国)

事件は、ある男性が警察に「教師である自分の妻が、殺し屋に自分の母(男性の義母)を殺すよう依頼した」という告発から端を発する。その妻には”内縁関係の男性”がおり、母が彼との関係に反対したため、母の殺害を企てた事、彼に数千万円にも上る高級なプレゼントをしていた事が明らかになった。そして、その”内縁関係の男性”が、まだ元妻と婚姻関係にあったキム・ドンソンであることが、あるラジオ番組の取材で判明する。

もちろん、件の殺人依頼にキム・ドンソンが関係したわけではない。しかし、不倫相手が自身との交際を反対したという理由で、母親の殺人を依頼するという刑事的・道徳的な問題を起こしただけでなく、キム・ドンソン自身も高級なプレゼントをもらう関係でありながら「単なる友人関係だ」と弁明したことで、この不倫は通常の不倫事件とは異なった衝撃をもたらした。キム・ドンソンに対する非難が加速したのは、言うまでもなく、裁判所も内縁関係の女性に対して、有罪を言い渡した。

新しい彼女と出演した『私たち離婚しました』‥イメージ回復となるか

そんなキム・ドンソンが、新しい彼女と共に、『私たち離婚しました』に出演している。”離婚した前妻との出演”という番組の趣旨に沿っていないカップルという批判に加え、キム・ドンソンの女性問題が記憶に新しい点や、番組出演後も自己弁護に徹する彼の姿に、視聴者からの苦情は絶えない状況だ。

果たしてキム・ドンソンは、その全てを乗り越えて、自らのイメージを回復する事ができるのだろうか。



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