- 有名なTVショッピングのMCユ・ナンヒ氏の発言が、韓国で大きな問題となっている。
- 彼女が商品の効能をアピールする際に、ある特定の人物を連想させる内容を盛り込んだからだ。
- 実名は出していないが、視聴者は、長年皮膚病で悩んできた故パク・チソン(パク・ジソン)さんのことをすぐに思い浮かべたよう。

通販番組での発言が物議を呼んでいる、ユ・ナンヒ氏 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS / 画像出典:ユ・ナンヒ Instagram)
テレビショッピングのMCとして有名なショーホスト、ユ・ナンヒ氏の発言に、視聴者からの苦情が殺到している。
彼女は、番組で化粧品の効果をアピールする際に、ある有名人を連想させる内容を言及。
実名こそ出してはいないものの、視聴者にはそれが故パク・チソンさんを指していると、すぐに想像ができた。
彼女の不適切な発言が、大きな波紋を広げている。

35歳という若さで他界した、パク・チソンさん (写真提供:©スポーツ韓国)
2月4日、ユ・ナンヒ氏は、番組で高性能な化粧品の効能を紹介する際、「ある女性コメディアンを思い出した。これ(化粧品)を知っていれば良かったのに」といった趣旨の話をした。
視聴者の頭には「“あるコメディアン”は、パク・チソン(パク・ジソン)さんだろう」とすぐに浮かんだ。
賞品のPRと故人を結びつけた彼女の発言には批判が殺到。不適的な発言に不快感を示した一部の視聴者が、放送通信審議委員会に苦情を訴える事態にも繋がった。
パク・チソンさんは、2007年に韓国のテレビ放送局・KBSでコメディアンとしてデビュー。
彼女は、EXOファンとしても有名。彼らのショーケースやファンイベントのMCを担当したこともある。
試写会や制作発表会の司会を務めることも多く、ファンの心に寄り添うコメントや配慮ある進行ぶりは、海外のファンからも「彼女が司会なら安心」と太鼓判を押されるほどだった。

EXO D.Oが主演の映画試写会で司会を務めたパク・チソンさん (左) (画像出典:Youtube スクリーンショット)
ところが2020年11月2日、ソウル市内の自宅で、実母と共に心肺停止の状態で発見される。現場には、実母が書いたと思われる遺書のようなメモがあったと伝えられた。
たくさんの人に愛されていた彼女の葬儀には、数多くのスターが弔問に訪れ、ネット上には哀悼の意を表す書き込みやコメントが多数寄せられた。
彼女がなぜ亡くなったのか、その理由は明らかにされていないが、韓国メディアの報道によると、自宅に残されたメモには「娘は皮膚病で苦しんでおり、最近悪化してさらに苦しんでいる。娘だけを一人で送ることはできない」といった内容が盛り込まれていたという。
この報道から、世間一般には、パク・チソンさんが長年、重い皮膚疾患に悩まされていたことが知れ渡った。
学生時代に皮膚科でニキビの診断を受けた彼女は、顔の皮膚を剥がす施術を行ったが、医師の診断がそもそも誤診だったよう。数回の施術をした後、肌の状態が著しく悪化し「痛さと浮腫みから、休学しなければならない状況だった」と明かしている。
その後の肌の状態は外見上は良くなったものの、化粧水も塗れなかったそうだ。
また彼女は、日光アレルギーも患っていた。日光アレルギーは光過敏性とも呼ばれ、日光にあたると、かゆみや発疹などの炎症が生じるという。
肌が敏感で化粧や扮装ができなかった彼女は「もっとたくさんのギャグができないのが残念」と、芸人としての苦悩も見せていたようだ。
だからこそ視聴者は「なぜ今、彼女を引き合いに出すのか?」と、ユ・ナンヒ氏が商品の宣伝のために故人を利用したことに激怒した。
ユ・ナンヒ氏は、2月20日の放送で不適切な発言に対して謝罪。しかし、多くの人の怒りを買った彼女への批判は、今も収まる気配はない。
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