BTS(防弾少年団)のジョングクなど”97LINE”のアイドルメンバーたちが梨泰院(イテウォン)を訪問したことで非難の声が益々大きくなっている。ネットユーザーの中にはBIGBANGを言及し比較する声も見られ、論議があらぬ方向に反れているようにも感じ取れる..

アイドルメンバーたちの梨泰院(イテウォン)訪問後、ネットユーザーたちの非難が日に日に激しくなっている。

BTS(防弾少年団)のジョングク、ASTROのチャ・ウヌ、NCTのジェヒョン、SEVENTEENのミンギュなどが、4月25日に梨泰院で会合を行ったことと関連して批判が相次いでいる。

BTS ジョングク

BTS ジョングク(画像出典:BTS Facebook)

特に、ジョングクの場合、一度梨泰院での目撃談が浮上した際、”プライバシーの保護”を理由に、所属事務所が正しい情報を伝えなかったことが大きな批判となった。

また、この報道に先立ち、ジョングクはBTSのメンバーたちと共に”社会的距離を置く”というメッセージを強調していたため、批判の強さはより増しているようだ。

ジョングクは、BTSのメンバーのうち、プライベートなことでニュースに上がる頻度が多いメンバーとも言えるだろう。

昨年9月、ある女性とバックハグをしているCCTV(防犯カメラ)映像が流出したことに続き、その年の10月には信号違反の接触事故で立件。

今回の梨泰院訪問後には、政府から授与された文化勲章を回収してほしいという大統領府青瓦台の”国民請願書”までも登場し、4000人を越える人々が同意をしているという。

韓国のBTSのファンたちは、この報道によってジョングクが非難を受けていることに対して「ジョングクが行ったところは、クラスターが発生したクラブではない」「芸能人という肩書きを除けば平凡な20代の男の子。だから悪口は言わないで欲しい」「ジョングクを煽るのは彼を傷つけるだけ..」「いつもファンを大切にしているグクを知っています。変わらず大好きです」などの反応を寄せている。

しかし、BTSのファンではないネットユーザーは、韓国ポータルサイトNATEに掲載された「BTS ジョングク、熱愛説→信号違反事故→梨泰院訪問 相次ぐ不祥事(방탄소년단 정국, 열애설→신호위반 사고→이태원 방문까지 연이은 구설)/スポーツ京鄕提供」記事に、「ジョングクをかばっているARMY(BTSのファン)は、BIGBANGを教訓にして。天下のBIGBANGも間違ったことを犯した時、ファンが過度にかばったことでその地位は崩れてしまった」とコメント。

BTS BIGBANG

「BIGBANGを教訓に..」BTSのファンとBIGBANGのファンが甲論乙駁(画像出典:NATEニュース スクリーンショット)

これに火が付き、ネットでは「なぜそこでBIGBANGが出てくるの」「いくらジョングクが間違った事をしたとしてもBIGBANGと比較することは間違ってる」「芸能界で不祥事が起きる度に比較対象になるBIGBANGが可哀想」「今回の件にBIGBANGを巻き込むのは、正直行き過ぎだよ」など、BTSのファンとBIGBANGのファンが衝突して甲論乙駁の状況となり、あらぬ方向に論議が反れているようにも感じ取れる。

それだけで無く、”指摘”や”注意”を飛び越えて、ジョングクに対してチーム脱退を要求する声なども見られることに正直驚きを隠せない。



“社会的距離を置くこと”を強調した期間に梨泰院を訪れたということは、コロナ事態に苦しむ人々への配慮に欠けた行為であったかもしれないが、“間違った行動をした = 脱退要求”ではなく、掛けるべき言葉は他にもいくらでもあるのではないだろうか..

BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

BTS 最新記事はこちら(2756)






ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs