12月1日に発表された『2020ユーキャン新語・流行語大賞』に韓流コンテンツである『愛の不時着』が選ばれた。今回惜しくも賞を逃してしまったが、2020年初頭に誰もが口にしていたあのフレーズを覚えていますか?
今年も発表された『2020ユーキャン新語・流行語大賞』。
年間大賞となった”3密”のほか、”あつ森(あつまれ、どうぶつの森)”、”鬼滅の刃”などに続き、韓国ドラマ『愛の不時着』もトップ10入りし、再び起きた韓流ブームの人気の高さを伺わせている。
(関連記事)「フワちゃんは何者?」‘愛の不時着’ 流行語大賞入りで韓国に伝わった日本の事情
『愛の不時着』をはじめとした韓国ドラマが爆発的な流行を見せた2020年だが、これと同じくシンドローム級の人気を博した作品があった。日本で2020年1月に公開されたポン・ジュノ監督作、映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、『パラサイト』)だ。

2020年1月、日本でも公開された映画『パラサイト 半地下の家族』(写真提供:©スポーツ韓国)
残念ながら今年の流行語大賞に選出されなかったが、2020年初頭に日本中を席巻したのは『パラサイト』というフレーズで間違いないだろう。
本作は2019年5月に『第72回カンヌ国際映画祭』で初公開され、韓国映画初となるパルム・ドールを受賞。その勢いはとどまるところを知らず、2020年2月に開催された『第92回アカデミー賞』では作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞している。また、史上初の外国語(非英語)作品が作品賞を受賞するという快挙も成し遂げた歴史的な作品だ。
韓国では2019年5月に公開され、1000万人を超える観客動員数を記録。この翌年に日本公開されたのだが、アカデミー賞受賞後より映画館へと足を運ぶ人が驚異的に増え、興行収入47億円を上回るという大々的なヒットを放っている。これは韓国映画歴代最高興行記録を保持していた映画『私の頭の中の消しゴム(2005)』の持つ30億円をはるかに上回る最多興行記録であり、15年ぶりに記録を塗り替える快挙となった。

2005年公開『私の頭の中の消しゴム』で主演を務めたソン・イェジンとチョン・ウソン(写真提供:©スポーツ韓国)
本作の上映開始直後、映画館へと足を運んでいたのは韓国のドラマや映画ファンが多く見られたのだが、海外の映画賞で輝かしい成績を収めた後は韓流コンテンツに関心のなかった人も競うように映画館に向かっていた。また、『パラサイト』のテーマである”格差社会”が注目を浴び、日本のマスコミでも多く取り上げられている。他人事ではない韓国の格差社会を生々しく報じ、さらなる関心が寄せられる結果となった。

“半地下”で暮らす貧困家庭のキム一家(画像出典:movie.naver)
このような大きな盛り上がりを見せ、『パラサイト』一色となっていた日本であったが、同時期に新型コロナウイルスなる未知のウイルスが一気に世界を取り巻いてしまい、『パラサイト』の栄光は急速に息を潜めてしまった。”映画”という点が不利を生じさせてしまったのだ。
韓国ソウル市にある撮影スポットが観光名所とまでなるほど世界的な人気を誇った作品であり、誰もが一度は口にしたフレーズ、”パラサイト”。しかし現在も猛威をふるうウイルスの絶大なインパクトには押されてしまったようだ。
“パラサイト”に続き”半地下”という言葉も多く聞かれていただけに、これほどの快挙を遂げた作品が今回の流行語大賞に輝けなかったことは惜しまれてならない。
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