パク・ソジュンとIUが主演を務める映画『ドリーム(仮題)』(2021年公開予定)に、2人の心強い助っ人が友情出演する。その助っ人とは、ドラマ『椿の花咲く頃』で、”百想芸術大賞 テレビ部門 男性最優秀演技賞”を受賞したカン・ハヌルだ。

2021年の公開を目標に、現在撮影が進められている映画『ドリーム(仮題)』。

本作は、パク・ソジュンとIUの初共演で話題を呼び、またIUの長編映画初出演という点でも期待が高まっている。

『ドリーム(仮題)』は、選手生活最大の危機に陥ったサッカー選手のユン・ホンデ(パク・ソジュン)と、生まれて初めてボールを触る国家代表選手たちがワールドカップに無謀にも挑戦する。そしてこの模様を、テレビプロデューサーのイ・ソミン(IU)がドキュメント作品として撮影し、PDとして成功を夢見る女性に扮する。

ドラマで共演したイ・ジュンギからの差し入れをバックに。

ドラマで共演したイ・ジュンギからの差し入れに感謝するIU。(画像出典:IU 公式Instagram)

パク・ソジュンは映画『ドリーム』の台本を記念アップ。

映画『ドリーム』の台本を記念アップするパク・ソジュン。(画像出典:パク・ソジュン 公式Instagram)

撮影が進められる中で、2人にとって嬉しいニュースが飛び込んできた。

パク・ソジュンは映画『ミッドナイト・ランナー』(2017)で、IUはドラマ『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016)で共演したカン・ハヌルの友情出演が決まったのだ。

実は”友情”はこれだけでなく、『ドリーム(仮題)』の指揮を執るイ・ビョンホン監督が、かつて手掛けた映画『二十歳』(2015)にカン・ハヌルは出演しており、”三重の縁”で参加することとなったようだ。

パク・ソジュン&カン・ハヌル=『ミッドナイト・ランナー』

『ミッドナイト・ランナー』は、警察学校で出会った行動派のギジュン(パク・ソジュン)と頭脳派のヒヨル(カン・ハヌル)が、外出先で偶然拉致現場を目撃し、見過ごすことのできないギジュンとヒヨルが、2人で直接捜査に乗り出すアクション映画だ。

『ミッドナイト・ランナー』ポスター

『ミッドナイト・ランナー』(画像出典:(C)2017 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.)

『ミッドナイト・ランナー』試写会

『ミッドナイト・ランナー』試写会 (写真提供:©スポーツ韓国)

韓国では8月9日に公開され、8月30日には観客動員数が500万人を突破するなどの人気を博し(最終的には565万人)、翌年には日本でも公開された。

IU&カン・ハヌル=『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』

原作は中国のベストセラー小説『步步驚心』。IUが思わぬことから、朝鮮時代へ別人となってタイムスリップしたことから、王宮で恋の火花が飛び散ることになった超大型トキメキロマンティック時代劇だ。カン・ハヌルは第8皇子ワン・ウクを演じ、ヘ・ス(IU)を巡ってワン・ソ(イ・ジュンギ) と恋の火花を散らした。

EXOのベクヒョンがドラマ初出演を果たしたことでも話題となった。

EXOのベクヒョンがドラマ初出演を果たしたことでも話題となった。(画像出典:麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~ 公式Facebook)

演技力が未熟だと言われていたIUは、本作でその論争を吹き飛ばすことに成功している。

イ・ビョンホン監督&カン・ハヌル=『二十歳』

大人の仲間入りを果たす二十歳を迎えた3人の男たちが、将来や恋愛のことで悩みながらもおバカなやりとりをしながら友情を築いていく痛快コメディー。キム・ウビン、2PMジュノ、カン・ハヌルが等身大で20歳の男たちを演じ、そのリアルさが観客を共感の渦に巻き込んだ。随所に笑いが散りばめられており、何も考えずに楽しめる作品となっている。この共演を機に、3人は実生活でも仲良しだそうだ。

『二十歳』

『二十歳』(画像出典:(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.)

イ・ビョンホン監督は本作の脚本も自ら手掛けており、このために多くの20歳の男女にインタビューを行ったという。また、登場人物の名前やエピソードには、自身の経験も込められているとインタビューで語った。

カン・ハヌルは作品にどんな形で登場し、挿し色を付けてくれるのか。今から公開が待ち遠しい。



パク・ソジュン

韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。

2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。
初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。

以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。

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