2017年に公開された映画『コンフィデンシャル / 共助』の続編が、制作段階に突入したと韓国の各種メディアが一斉に報じた。前作の主演俳優ヒョンビンとユ・ヘジンが再びキャスティングされるのか、大衆の関心が集中している。
※この記事にはネタバレになる内容が含まれています、ご注意ください。
俳優ヒョンビンとユ・ヘジンが『共助シリーズ』で再会するだろうか。
2017年、累積観客数781万人を動員して興行に成功した映画『コンフィデンシャル / 共助』(監督:キム・ソンフン)が、約3年ぶりに『共助2(仮題)』(監督:イ・ソクフン)として帰ってくる。

映画『コンフィデンシャル / 共助』(画像出典:『コンフィデンシャル / 共助』公式HP)
『共助2』は、前作の演出をしたキム・ソンフン監督ではなく、イ・ソクフン監督がメガホンを取る。イ・ソクフン監督は、『ダンシング・クィーン』(2012) 、『パイレーツ』(2014)、『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』(2015)などのフィルモグラフィーを積み重ねているヒット映画監督の中の一人だ。
前作と監督は変わるものの、主演俳優はそのまま継続しようとする意志が強く、8月24日、韓国の各種メディアは「『共助2』が制作段階に突入した。まだ最終的なシナリオが出ておらず、俳優たちは出演を確定していないが、前作で主役を演じたヒョンビンとユ・ヘジンが出演提案を受けて検討中だ」と伝えている。
ヒョンビン、ユ・ヘジン再会なるか?

ユ・ヘジン(左)、ヒョンビン(右)(画像出典:『コンフィデンシャル / 共助』公式HP)
『コンフィデンシャル / 共助』は、韓国に逃亡した北朝鮮の犯罪組織を捕らえるため、南北の刑事が組んで捜査に挑むアクション映画だ。劇中、ヒョンビンは特殊部隊の北朝鮮エリート刑事を、ユ・ヘジンは韓国の庶民派熱血刑事を演じて完ぺきなコンビプレーを繰り広げた。
ヒョンビンは本作で、スクリーンの興行俳優としての位置づけを築き上げたため、作品に対する愛情が格別なはず。また、ユ・ヘジンはイ・ソクフン監督と『パイレーツ』で縁を結んだことがあるため、『共助シリーズ』で再会を果たすのか関心が寄せられている。
前作の雰囲気は繋ぐも、新たなストーリーラインと新キャラクターを合わせてシリーズの命脈を保つ展望だという『共助2』。今年下半期に*プリプロダクションに突入し、主演・助演のキャスティングを決定したのち、来年クランクインする計画だという。ここでは、続編がどのようなストーリー展開になるのか大胆に予想してみた。
*プリプロダクション:映画などの制作における、撮影前の作業の総称。台本の制作、スタッフやキャストの選定、予算・スケジュール・著作権など確認、美術制作、ロケ地調査などのことを指す。
前作の続きになるのか?

カーチェイスを繰り広げるヒョンビン(画像出典:『コンフィデンシャル / 共助』公式HP)
『コンフィデンシャル / 共助』の劇中、イム・チョルリョン(ヒョンビン)は、北朝鮮国内でアメリカドルの偽札を作る犯罪グループを逮捕する任務を遂行。だが、上司チャ・ギソン(故キム・ジュヒョク)の裏切りにより仲間と妻が殺されてしまう。
組織は偽札を作る銅版を奪い、韓国へと逃亡。それが明るみになると世界を揺るがす危機を誘発するため、極秘で取り返さなくてはならない北朝鮮は、チョルリョンをソウルに派遣する。国際犯罪者の逮捕要請を受けた韓国側はカン・ジンテ(ユ・ヘジン)に任務にあたらせ、史上初の”南北共助捜査”を進めていく。
怒涛のカーチェイスや銃撃戦を繰り広げた死闘の結果、どうにかチャ・ギソンを追い込み、事件は無事に解決に至る。だが、その1年後、今度はジンテが北朝鮮に行くよう命じられる。北朝鮮へ出向いたジンテ。彼を迎え入れたのは、なんとチョルリョンだった‥というシーンで映画のラストを飾る。
『共助2』では、前作に続き、北朝鮮で再びタッグを組むことになるチョルリョンとジンテのストーリーが描かれるのか、2人の再会とその後の任務遂行が気になるところだ。
前作と異なるストーリーになるのか?
俳優チョン・ウソン主演の映画『鋼鉄の雨シリーズ』のように、前作とは異なる新しいストーリーになるのだろうか。
『鋼鉄の雨2:首脳会談』は、米韓朝の首脳会談中に北朝鮮のクーデターによって原子力潜水艦に拉致された韓国の大統領(チョン・ウソン)と、北朝鮮の国防委員長、アメリカ大統領の3人の首脳と、クーデターの主導者である北朝鮮護衛総局長(クァク・ドウォン)との危機状況を描いた映画だ。

映画『鋼鉄の雨2:首脳会談』(画像出典:『鋼鉄の雨2:首脳会談』公式HP)
だが、2017年に公開された『鋼鉄の雨』は、北朝鮮のクーデターにより一触即発の状態に陥った朝鮮半島を舞台に、戦争を阻止するべく奔走する男たちの戦いを描いたサスペンスアクションだ。劇中、チョン・ウソンは北のエリート工作員を、クァク・ドウォンが韓国大統領府の外交安保首席代行を演じている。
『鋼鉄の雨2:首脳会談』は『鋼鉄の雨』の続編ではあるが、物語はつながらず、チョン・ウソンとクァク・ドウォンがそれぞれ北朝鮮の人物⇔韓国の人物に入れ代わり、新しいストーリーを描き出した。

映画『鋼鉄の雨』(画像出典:『鋼鉄の雨』namuwiki)
『共助シリーズ』も、続編が制作されているとは言えど、『鋼鉄の雨シリーズ』を例に、もしかすると『共助2』ではヒョンビンが韓国側、ユ・ヘジンが北朝鮮側の人物を描くこともあり得るかもしれないと、人々の興味を湧かせている。
壮大なスケールと躍動感あふれるアクション、そして、思わずクスッとしてしまう笑いのコードで観客を没頭させた『コンフィデンシャル / 共助』。最強のツートップ俳優と、名監督の出会いは果たして成されるのか。ベールに包まれた『共助2』を置いて、様々な予想が韓国のオンラインで見られるほど、作品への期待が大いに高まっている。
『コンフィデンシャル / 共助』予告(動画出典:CJ Entertainment Official)
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
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