5月13日午後、京畿道高陽市一山のKINTEXで行われた『第57回 百想芸術大賞』授賞式。TV、映画部門でそれぞれ次世代の若手俳優が栄冠を手にしたが、会場には彼らと同世代、またはそれ以下の俳優が例年より少なかった印象を抱いた。それは今年初旬に韓国芸能界を揺るがしたあの事件が関係しているかも‥。

『第57回 百想(ペクサン)芸術大賞』の新人賞には、今後大きく期待のかかる俳優陣が栄冠を手中に収めた。

新人賞を手にした4人は涙ながらに飛躍を誓った。

左から、イ・ドヒョン、パク・ジュヒョン、ホン・ギョン、チェ・ジョンウン。新人賞を手にした4人は、涙ながらに喜びと飛躍を誓った。(画像出典:baeksang.official)

TV部門では、イ・ドヒョンとパク・ジュヒョンが、映画部門ではホン・ギョンとチェ・ジョンウンが新人賞に選ばれ、これから彼ら彼女たちが、一番手に名が載る作品も出てくるだろう。また、映画部門の女性最優秀演技大賞を受賞したチョン・ジョンソも、2018年にデビューしたばかりで、まだまだ新人の部類に入るキャリアながら、映画『コール』で圧倒的演技を見せて、ますますの活躍が楽しみな俳優だ。

しかし、残念ながら今回は不運な出来事により、実力がありながらも賞レースの候補者から名前が消されてしまった若手俳優がいる。

代表的な人物を言うならば、Netflix『人間レッスン』で飛躍を遂げたキム・ドンヒと、チャンネル史上最高視聴率を記録したOCNドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』で、主演を務めたチョ・ビョンギュだ。

『梨泰院クラス』『人間レッスン』でこれからの飛躍が期待されていたキム・ドンヒ

キム・ドンヒは『梨泰院クラス』『人間レッスン』でこれからの飛躍が期待されていた。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2人は今回の『百想芸術大賞』で、間違いなく候補者リストに挙がるにふさわしい演技を披露していた。彼らがフォーマルな衣服に身を包み、緊張した面持ちで、レッドカーペットを歩く姿を楽しみにしていたファンが、どれだけいただろうか。

一生に一度しか獲ることのできない『新人賞』を阻んだのは、一時期、韓国芸能界を暗雲で覆った“いじめ・校内暴力疑惑”である。

有名人が、次々とターゲットになった”校内暴力暴露疑惑”に、キム・ドンヒもチョ・ビョンギュも巻き込まれてしまった。現在も真意はわからぬまま、疑いだけが残り、キム・ドンヒは一切の広告から写真が削除され、チョ・ビョンギュも3カ月以上公の場に姿を見せていない。

権威ある賞であり、また韓国唯一の芸術大賞であるだけに、イベントはクリーンに進行されなければならないだろう。そのため、疑惑のある人物を排除した主催者側の判断は賢明と言える。

若手ながらも迫真の演技が話題となったチョ・ビョンギュ

若手ながらも『悪霊狩猟団:カウンターズ』での迫真の演技が話題となったチョ・ビョンギュ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

しかし、この祭典には、候補者に挙がった俳優の大賞受賞を祈りながら観覧する視聴者は多く、またTiktokで生中継されているため、海外視聴者数も莫大だ。そのため、ファンを応援するために視聴していた人々が、新たな原石を発見するという偶発的チャンスも潜んでいるのだ。

そういった意味でも、『百想芸術大賞』にノミネートされるということは、世界に顔を広くお披露目できる、またとない機会を手にするという意味もある。

受賞者が次々と名前を呼ばれる中、ネットユーザーからはやはり「キム・ドンヒがこの場にいないなんて不自然」「本当なら、チョ・ビョンギュも会場にいたはずなのに‥」という落胆の声が多く寄せられた。

もはや“校内暴力暴露”が娯楽と化してしまった瞬間から、言われなき濡れ衣を着せられてしまった彼らが汚名を返上して、このステージに立てることを、遠巻きながら願ってやまない。




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