miss A出身のスジ、俳優ナム・ジュヒョクらが出演するドラマ『スタートアップ』。現在ネットユーザーの間で、あるシーンが話題となり議論が巻き起っているという。「リアリティーに欠けている」と言われたシーンとは一体‥?

新たな青春ドラマが放送を開始した。

tvNドラマ『スタートアップ』は、10月17日に初回放送され、視聴率は首都圏世帯基準平均4.5%、最高5.3%(ニールセンコリア)を記録し、まずまずのスタートを切っている。

『スタートアップ』

『スタートアップ』(画像出典:『スタートアップ』公式HP)

本作は、miss A出身スジ、ナム・ジュヒョク、キム・ソンホ、カン・ハンナが、韓国のシリコンバレーであり若者のあこがれの地”サンドボックス”で、成功を夢見てスタートアップに飛び込んだ青春の始まり(START)と成長(UP)を描く物語だ。

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放送前から・人気スターの俳優陣・『梨泰院クラス』や『青春記録』の後を継ぐ”韓国の若者の奮闘記”という点が話題となった。それに加え、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜 』『ミスターサンシャイン』『愛の不時着』『サイコだけど大丈夫』など、かつてより”週末の夜”に強いtvNドラマが、同作を土・日の夜9時に編成したことも、ドラマファンの期待を高めた。

本作で描かれている、低所得に苦しめられる韓国の若者の現実に、多くの視聴者が共感する中、回を重ねるごとに視聴率が右肩上がりとなり、25日の第4話は5.6%(首都圏基準)を記録。

ところが、とあるシーンが話題となり「リアリティーに欠けている」との議論を巻き起こしている。

劇中、スジが演じるソ・ダルミは、カフェのフランチャイズ会社で働く契約社員で、革靴の剥げてしまった部分に黒いマジックペンを塗って履き続けるほど、経済状況がよくない人物だ。

ドラマ『スタートアップ』ソ・ダルミ

スジが演じるソ・ダルミ(画像出典:tvN『スタートアップ』HP)

革靴の剥げてしまった部分を黒いマジックペンを塗りつぶすダルミ

革靴の剥げてしまった部分を黒いマジックペンを塗りつぶすダルミ(画像出典:オンラインコミュニティー)

ある日、生き別れた姉ウォン・インジェ(カン・ハンナ)と再会し、彼女の主催するパーティーに出向いたダルミが持っていたバッグが、ネットユーザーに目を付けられた。そのバッグは何と、フランス製の高価なブランドバッグで、価格は韓国で560万ウォン(日本円で約56万円)で販売されている代物である。

ダルミのカバンが話題に

ダルミのカバンが話題に(画像出典:tvN Drama FaceBook)

ダルミのカバンが話題

ダルミの持っているカバンは、フランス製の高価なブランドバッグだった(画像出典:オンラインコミュニティー)

よれた革靴を新調できずに履き続け、経済状況のよくない契約社員というドラマの設定と、とてもじゃないが釣り合わないワンシーンである。一部のネットユーザーは、リアリティーの欠如を指摘しながら「あのバッグ、高価で有名なのに‥」「ドラマのリアリティーが消えて、没入感が無くなった」「まさか、あのバッグもマジックペンで塗ったのかな?」「バッグを買ったから、靴を買うお金がないのか?」「あのバッグしか見えなかった」などのコメントを寄せている。

一方で「ドラマのスポンサーでしょう。理解してあげよう」「偽ブランドって設定じゃないの?」「ドラマだよ、ドラマ! 何でもかんでも神経質になるな」という、擁護コメントも見られる。

昨今、ドラマスポンサーのPPL(間接広告)が、韓国ドラマ界で問題視されている中、ある意味視聴者の注目を集める良い広報戦略になったのかもしれない。



ナム・ジュヒョク

モデルとして活動後、2014年ドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。

以降、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』(2016)『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016)でバイプレーヤーとして活躍して頭角を現し、同年『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』では女優のイ・ソンギョンとダブル主演を務め、人気を博す。

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