俳優のソ・イングクは、これまでも数々の作品で憑依レベルの演技を見せてきた。新ドラマ、KBS2(Netflix)『美男堂の事件手帳』でも、本当に憑依された(?)男巫役に挑戦している。ここでは、彼の活躍を振り返るとともに、新作の魅力を紐解いていきたい。
俳優のソ・イングクは、数々のヒットドラマで独特なキャラクターを演じてきた。
初主演ドラマであるtvN『応答せよ1997(2012)』では、学校一の秀才ユン・ユンジェ役に扮し、”釜山男子”を熱演。男らしい言葉遣いを披露し、視聴者を魅了する。
続く主演作、tvN『ナイショの恋していいですか!?(2014)』では1人2役に挑戦。高校生と会社員という2つの魅力を演じ分け、好評を得ている。
また、時代劇初主演となったKBS『王の顔(2014)』では、朝鮮時代第15代国王である光海君に扮し、これまでとは違った魅力を発揮。
その後、俳優マ・ドンソクとタッグを組んだOCN『元カレは天才詐欺師 ~38師機動隊~(2016)』で、プロの詐欺師を演じたかと思えば、MBC『ショッピング王ルイ(2016)』では記憶喪失のイケメン御曹司になりきり、”子犬系男子”へと変身。
そして、tvN『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた(2021)』では、神と人間の間の存在である”滅亡”役と、不思議な存在までも演じてきた。
ソ・イングクが演じたキャラクターはどれも、実際に存在するかのようなリアリティーさを持ち、さらには1人の俳優が演じたとは思えないような多彩な顔を見せている。
まさに”憑依”という言葉がぴったりな俳優である。
新ドラマ、KBS2(Netflix)『美男堂の事件手帳(以下、美男堂)』では、本当に憑依された(?)男巫役に挑戦中。
彼の演じるナム・ハンジュンは、元エリートプロファイラーであり、現在はヨンヘ洞の名物男巫だ。3年前のある事件を暴くために、昼夜を問わず没頭する人物である。
実は、名物男巫になった秘訣というのは、元プロファイラーという経歴を活かして、顧客の悩みを解決していくことから。
彼の周りには元刑事や元国家情報院のハッカーなど、凄腕を持つ仲間たちが顔を揃えており、その解決法は完璧だ。
『美男堂』は、チョン・ジェハンの同名ウェブ小説を原作に、男巫になった元プロファイラーが繰り広げる、ミステリーな要素を盛り込んだドタバタコミカル捜査劇。
ナム・ハンジュンの他、デウン警察署の強力7チームのチーム長ハン・ジェヒ(オ・ヨンソ扮)、元強力班の刑事であり、現在はバリスタとして働いているコン・スチョル(クァク・シヤン扮)、元国家情報院ハッカーのナム・ヘジュン(カン・ミナ扮)など、さまざまなキャラクターが登場し、ストーリーを盛り上げている。
ドラマの制作段階で浮上したトラブルや議論から、視聴者からは「ストーリーに没頭できない」との声も聞かれていたが、ソ・イングクの手にかかれば、”憑依”レベルの演技力で、その不安が吹き飛ばされてしまう。
日本でもNetflix(ネットフリックス)で視聴が可能で、日本のデイリーランキングでは3位(今日のTV番組TOP10/7月1日現在)を記録。日本でもその人気と注目度は上々だ。
第2話まで放送を終えた『美男堂』。今後の展開はもちろん、ソ・イングクの抜群の演技も毎週楽しみでならない。
(構成:星野沙)
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