- 主演映画の国内累計観客動員数9,000万人を誇る名俳優リュ・スンリョンが、2025年2月、日本オフィシャルサイトをオープンする。
- 視聴者を裏切らない完璧な役作りと、リュ・スンリョンならではの色で観る者を魅了する俳優だ。
- 現代劇をはじめ、時代劇からファンタジーまでお手の物。リュ・スンリョンが出演した珠玉のドラマ作品を取り上げる。
2025年2月、主演映画の国内累計観客動員数9,000万人を誇る名俳優、リュ・スンリョンが、日韓映画および大衆文化の交流を促進し、日本のファンとのコミュニケーションを広げるために、日本オフィシャルサイトをオープンする。
これに伴い、俳優としての足跡やフィルモグラフィー、そしてまだ知られていない彼の素顔を紹介。その第一弾として、彼が出演した珠玉のドラマ作品を取り上げる。
どちらかといえばスクリーンでの活躍が目立つ彼だが、秀でた演技力はドラマ界でも異彩を放つ。現代劇はもちろん、時代劇やファンタジーものまでお手の物、常に視聴者を裏切らない完璧な役作りは圧巻としか言いようがない。
知名度と人気を思うままにする役者の場合、ハマり役と言われるキャラクターが大抵あるものだが、彼の場合どの役もハマり役。1つに絞ることが難しく、作品ごとに多種多様な設定の登場人物を見事に描き出し、都度変身した姿で私たちを魅了する。
しかも、リュ・スンリョン本来の魅力で、最後に味を調えることも忘れない。彼を観たいと思う大衆の期待を満たしながら、同時に役になりきることもできる役者だ。
風の絵師 (SBS/2008)
『風の絵師』は、リュ・スンリョンの悪役演技が印象的な一作。途中までは、主人公の目的や行動に水を差す憎たらしいキャラクターとして物語に面白みをプラスするのだが、後半は、つい手を差し伸べ、助けてあげたくなるような役の複雑な内面を見事に表現した。
苦手だと思っていた人と関わるうちに言動の背景を知り、理解へと繋がることがあるが、まさにその感覚と同様。20話という限られた話数のなかで、1人の人間を繊細に描き出し、思考や一挙手一投足に説得力を持たせている。
悪役と言う言葉では、簡単に片づけられない役に仕上がったのは、リュ・スンリョンだからこそなせるわざ。
ドラマ界に足を踏み入れて2作目に出演した作品で、しかも現代劇とは一味異なる演技が必要とされる時代劇だったが、文句のつけようのない好演を繰り広げた。
個人の趣向 (MBC/2010)
『個人の趣向』では、同性愛者を演じてドラマファンを魅了。既存の韓国ドラマでよく見られたゲイ演技のクリシェを破ったと言われている。
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©CANVAS N
特に、義理堅い男という一面を見せつつも、眼差しやふとした仕草で好意を寄せる同性への感情を表現し、絶妙なバランスでキャラクターを作り上げたという評価。純粋とコミカルさの匙加減も適当で、好きな人の前で恥ずかしがる少女のような一面は愛らしく、告白シーンは大きな話題を呼んだ。
また、相手を配慮したスマートな行動や丁寧な話し方など、どこをとっても完璧なキャラクターであったことから“完璧男”というニックネームで親しまれ、作品の人気を牽引して、主演を務めたイ・ミンホと共にドラマを大いに盛り上げたことで知られる。
リュ・スンリョンにとって、本作は初めてのロマンスドラマだったそうだが、役のみならず彼自身も演技者として“完璧男”であることを立証した。
キングダムシリーズ (Netflix/2019、2020)
『キングダム』シリーズでは、邪悪の極みをいく権力者を熱演。前出の『風の絵師』で演じたキャラクターが、内面の複雑さや弱さで観る者の共感を呼んだなら、本作は極悪さで共感を呼んだと言える。
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©キングダム
通常、悪役は憎たらしさを視聴者に感じさせるものだが、リュ・スンリョンの「悪い権力者ってこうだよね」というポイントを突いた圧巻の演技によって、嫌悪感と共に頷かざるを得ない気持ちにさせられる。
まるで、韓ドラによく登場する人間の欲望を凝縮したキャラクターのお手本のよう。彼の徹底した役作りによって、善を担当する主人公との対比がより鮮明となり、刺激的かつドラマチックな物語の完成度をより高めたと言っても過言ではない。
ホラーやオカルトなど、恐怖を感じるジャンルはいくつかあるが、本当に怖いのは人間のとどまるところを知らない欲望なのかもしれないと思ってしまうほどの熱演ぶりだ。
ムービング (Disney+/2023)
『ムービング』では、『キングダム』シリーズとは一転、父性愛に満ちたシングルファザーを演じて称賛を得た。我が子に対する気持ちや守ろうとする姿は、子を持つ親そのもの。感動せずにはいられないシーンを数多く紡ぎ出している。
![](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2025/02/무빙-1024x682.jpg)
©ムービング
愛情を全面に押し出したセリフは特にないのだが、なぜか父親の愛が観ている側にまで伝わってくる演技はさすが。全てを語らずとも、キャラクターの持つ感情を想像させるような含みまで持たせており、『キングダム』でおぞましい悪役を演じた役者だとは思えない。後ろ姿まで完璧な“お父さん”だ。
だからだろうか、娘との直接的な関りがない場面でも、彼の原動力が我が子であることを感じさせる。特に、激しいアクションシーンで敵に攻撃され深手を負うが、それでも果敢に立ち向かっていく様は、単なるヒーローものではない家族愛を描いたヒューマンドラマを完成させた。
タッカンジョン (Netflix/2024)
『タッカンジョン』は、リュ・スンリョンのコミカル演技を満喫することができると同時に、役者としての力量をまざまざと見せつけられる作品。謎の機械に入った娘が、唐揚げに代わってしまうという奇抜な設定の物語で、父親役を務めて熱演を繰り広げた。
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©タッカンジョン
特に、箱に唐揚げを1つ入れて心底大切そうにしている姿は、あまりにも滑稽で思わず笑ってしまう。また、共演者であるアン・ジェホンとの息の合った掛け合いもユーモアたっぷりだ。
奇想天外な物語であるだけに、没入や共感とは無縁に思えるが、真剣さや切実さをベースに繰り広げられるコメディー演技は、視聴者を新たな世界へといざなってくれる。ややもするとB級映画のような仕上がりにもなりかねないエキセントリックさを持つ物語の完成度を高めた立役者。リュ・スンリョンだからこそ、演じることができた役と言えるだろう。
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