• 俳優のパク・ボゴムがミュージカル『LET ME FLY』への出演を検討している。
  • 出演が確定すれば、彼はデビュー後初めてミュージカルに挑戦することになるという。
  • 実は明知大学の映画・ミュージカル学部を卒業しているパク・ボゴム。そんな彼の活躍が期待される『LET ME FLY』とは?
俳優のパク・ボゴムはミュージカル『LET ME FLY』の出演を検討している

ミュージカル『LET ME FLY』への出演を検討している俳優のパク・ボゴム(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

俳優のパク・ボゴムのミュージカルデビューが期待されている。

7月4日、パク・ボゴムの所属事務所THE BLACK LABELは「パク・ボゴムがミュージカル『LET ME FLY』への出演を前向きに検討中」と立場を明らかにした。

一部韓国メディアは、出演が確定していると報じており、正式に決定すれば、彼はデビュー後初めて、ミュージカルの舞台に立つこととなる。

ミュージカルは画面越しではなく、舞台上のパク・ボゴムを直接見れる機会であるだけに、世界中のファンからの期待の声も大きい。

彼が今回出演を検討しているミュージカル『LET ME FLY』は、アポロ11号が月に向かった1969年を舞台にした時間旅行の物語だ。

満月が明るく輝く夜、一通の手紙を受け取り、ファッションデザイナーという夢に近づいた平凡な主人公のナムウォン。

愛する女性ジョンブンとの明るい将来を夢見るナムウォンは、月の大きさに驚いて倒れ、目を開けると世界は2020年になっていた。

劇中では70歳の老人になってしまった彼が、過去に戻るために奮闘する様子が描かれており、韓国では2022年3月に初演されている。

1969年を舞台にした時間旅行の物語『LET ME FLY』

『LET ME FLY』は1969年を舞台にした時間旅行の物語(画像出典:ミュージカル『LET ME FLY』 公式Instagram)

1969年のアポロ11号の月面着陸は、歴史の中でも大きな出来事であり、日本でも昭和を代表する一大ニュースとして話題となった。

さらに『LET ME FLY』の未来にタイムスリップし、突然老人になってしまうという設定は、どこか日本昔ばなしの『浦島太郎』のエピソードを彷彿とさせる。

『LET ME FLY』には、日本人にとって馴染みのある設定が散りばめられており、パク・ボゴムは青年時代のナムウォン役を演じると推測されている。

初演時から好評を博している本作は、ストーリー性も高く評価され、『第7回韓国ミュージカルアワード』では6部門の候補に名前が上がった。最終的には”作品賞(400席未満)”、”作曲賞”、”新人男優賞”の3部門を受賞。

作品性を認められ、今後の公演にもさらなる注目が集まる話題作だ。

パク・ボゴムはこれまでKBS2『雲が描いた月明り(2016)』や、tvN『ボーイフレンド(2018)』など、さまざまなドラマで主演を務めてきた。

パク・ボゴムは長年ミュージカルに愛情を示していた

長年ミュージカルに愛情を示していたパク・ボゴム(画像出典:SBS 뉴스 YouTube キャプチャー)

演技だけではなく歌の実力を兼ね備えた彼は、ドラマのOSTにも参加しており、2019年3月には日本デビューシングル『Bloomin‘』をリリースしている。

過去のインタビューでは、俳優ではなく歌手としてデビュー予定だったことも明かしたことがあり、歌の活動にも積極的な姿勢を見せてきたパク・ボゴム。

昔からミュージカルにも愛情を示しており、彼は明知(ミョンジ)大学の映画・ミュージカル学部を卒業したことでも知られている。

仕事の忙しいスケジュールの中、学業にも誠実に取り組んでいたパク・ボゴムは、スタッフとして学校の公演に参加することも。その際には、休日を返上して学友とともに一生懸命練習に励んでいたという。

在学当時はミュージカルの演出者として活躍し、卒業制作ではミュージカル『ヘアスプレー』の音楽監督を務めている。

芸能界デビュー後、俳優や歌手として自身のキャリアを積み上げてきた彼は、ミュージカル俳優としての夢も成し遂げるのであろうか。

『LET ME FLY』は9月26日から12月10日まで、ソウル大学路のYES24ステージ1館にて、計100回の公演が予定されている。

パク・ボゴムは現在、IU(アイユー)と主演を務めるドラマ『本当にお疲れさまでした』の撮影中だ。

松原紗乃

K-POPや韓国ドラマ関連の記事を投稿している松原紗乃です。日頃から韓国芸能情報をチェックし、アイドルの活躍や新ドラマの配信を楽しみにしています。トレンドを通して、韓国文化の魅力を伝えられるような記事執筆を心掛けています。

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