パク・ボゴム、パク・ソダム、ピョン・ウソクのそれぞれの”青春”を描いたtvNドラマ『青春記録』が、10月27日に終映した。平均視聴率は、全国基準で8.7%(ニールセンコリア)を記録、有終の美を飾ることとなった。
やっぱり、パク・ボゴムからのメッセージだった。
ドラマ『青春記録』全16話を観終えた率直な感想だ。
本作は、イントロダクションで”パク・ボゴム、パク・ソダム、ピョン・ウソクという3人の若者が、現実の壁に絶望せず、自身の夢と愛を叶えるために努力する、青春の成長記録を描いたストーリー”と言われていた。

『青春記録』(画像出典:tvN『青春記録』公式ホームページ)
しかし実際にドラマを観ると、登場人物のほぼ全員が”青春”というキーワードを背負っている作品であった。
*この記事にはネタバレが含まれています、ご注意ください。
ジョンハ(パク・ソダム)から別れを切り出され、納得のいかないヘジュン(パク・ボゴム)は、ジョンハを訪ねてやり直そうと伝える。しかしジョンハは「美しい思い出にしてほしい」と復縁を拒否。

「美しい思い出にして」とヘジュンに告げるジョンハ(画像出典:tvN DRAMA動画キャプチャー)
失意の中、ヘジュンは自身の抱えていた”宿題”にケリを付けることを決め、家族に入隊することを告げる。父からは「除隊したら青春は終わる」と言われるが、ヘジュンは「20代だけが青春じゃない」と反論。
そして事務所との再契約の話の場で社長のミンジェ(シン・ドンミ)からも「なぜ今なの?」と聞かれたヘジュンは「今が一番早いから。知名度も上げたし、2年の空白期も怖くない」と返答するのだった。

自室からライブ配信でファンに入隊を伝えるヘジュン。(画像出典:『青春記録』公式ホームページ)
スキャンダルから無事脱却し、出演作がすべてヒットして、とある広報大使に任命される姿も、自室からライブ配信を行い、ファンへ入隊することを発表した時のセリフも、そしてボゴム本人より一足先に除隊して(数秒で2年の年月が流れたのはうらやましい限り)、新たな作品に取り組んでいる姿も‥。
最終回の中盤以降のセリフと展開は、パク・ボゴムとサ・ヘジュンが完全に同化しているような錯覚に陥った。
パク・ボゴムは『青春記録』の放送日に、必ず自身のTwitterでサ・ヘジュンの姿と彼のセリフを添えてツイート(予約)していたのだが、昨日アップされた最後のドラマツイートには、入隊発表をしていた時のセリフを掲載している。

ドラマとともに、ファンが毎週楽しみにしていたボゴムのドラマツイートも終了。(画像出典:パク・ボゴム 公式Twitter)
今まで僕が一番感謝している人は‥皆さんです。愛と応援をくださった皆さんのおかげで、社会が人間に及ぼす良い影響に感謝するようになりました。
この一言に、2人(ボゴムとヘジュン)のすべての気持ちが集約されているのだと思う。

ヘヒョ、ジョンハ、それぞれ内面に変化が訪れる。(画像出典:『青春記録』 公式Instagram)
青春記録の”記録”
tvNのドラマシリーズは、これまでの作品ほとんどが”tvndrama.official”の公式インスタグラムでオフィシャル写真やオフショット写真がアップロードされていた。
しかし『青春記録』では初めてドラマ専用アカウントが作られ、そこにはヘジュンやジョンハが劇中SNSにアップロードしていたものもある。

(上)ジョンハがアップした写真と(下)ヘジュンがドラマの中でアップした写真(画像出典:『青春記録』 公式Instagram)
これはまさに『青春記録』の”記録”で、人生の節々に発生した出来事や場面を切り取ったものだ。
人生は振り返ってみれば、大なり小なりの出来事の積み重ねでつくられていて、中でも”青い春”と呼ばれる時間はほんの一瞬だ。
ただ、そこから先に待っている長い道をどう歩むかは、その一瞬の時間に出会った人やもの、感じた事で心の豊かさが違ってくるのかもしれない。
『青春記録』はそんな事を考え、楽しませてくれる16話だった。
パク・ボゴム
2011年映画『ブラインド』でデビュー。
以降、映画『コインロッカーの女』(2015)、ドラマ『君を憶えてる』(2015)などに出演。
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015-2016)で天才棋士チェ・テクを演じブレイク。2016年8月より放送されたドラマ『雲が描いた月明り』で地上波初主演を果たし、爆発的人気を得る。
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