俳優のパク・ボゴムがいよいよ入隊した。8月31日、非公開とされた訓練所は万が一のために、駐車場を封鎖するなどの厳戒態勢だったという。
海軍文化広報兵に合格した俳優のパク・ボゴムが、静かに入所した。
時間や入所場所を非公開とし、訓練所へ足を運ばぬよう事務所が厳重に通達。
海軍軍楽兵として服務するパク・ボゴム。(画像出典:パク・ボゴム Twitter)
しかし、ある一部の韓国メディアで「訓練所にファンが詰めかけている」というデマ情報が流れ、訓練所は駐車場を封鎖するなどの厳戒措置を取っていたと報じられた。
実際にはファンやマスコミが詰めかけることはなく(一部を除いて)、パク・ボゴム本人は予定通り静かに訓練所に入所した。
本日8月31日より2022年の4月まで、晴れて(?)”大韓の息子”として軍服務に励むことになったパク・ボゴムだが、9月7日(月)からtvN新ドラマ『青春記録』の放送が開始される。
『青春記録』主演の記念3ショット!(画像出典:tvndrama.official Instagram)
パク・ボゴムが入隊する2020年8月31日からは、従来の5週訓練から6週訓練に変わった。
そのため、彼の訓練終了日は単純計算だと10月12日。『青春記録』の放送終了日は10月27日に予定されているため、自身の軍事訓練とドラマ放映はほぼ同時期となる。
海軍基礎軍事訓練の内容
軍事訓練は、部隊によって相違があるそうだ。
6週間訓練に変更となったのは明らかになっているのだが、現在確認できる海軍基礎軍事訓練の内容が、5週間のものしかないため、やむを得ず5週間の訓練メニューを紹介する。
1週目:臨時入所期間。身体検査及び、軍人として最後まで全うできるか、適性検査を行う。これらの検査で不適合判定を受けると、1週目のうちに帰宅措置が発令される(入所日初日に、PCR検査実施も追加されている)。
2週目:精神教育の実施。軍人としての基本的なAtoZ、その他軍人として必要な授業を受ける。簡単な制式訓練(敬礼や行進、整列など)。
3週目~4週目:戦闘水泳や夜間戦闘訓練
イメージ(写真提供:pixabay)
5週目:終了式の予行練習、終了式
*戦闘水泳
基本は「25m自由型水泳+10分間浮遊」をクリアすること。
室内プールで実施。実務で半袖の服とズボンを着用するが、基礎訓練の際は水着を着用する。
*夜間戦闘
完全軍装(約30kg)で、山の頂点にある訓練施設まで登り(約1時間)、4日間の夜間戦闘に必要な訓練を行う。
メニューを見ると、遊撃訓練とガス(化生放)訓練、木棒体操、射撃訓練、行軍(約20km)。
夜間戦闘期間中は、4日間という短い期間でこなさなければならならいメニューが多いため、精神的にキツいと言われている。
それに加えて『制限配食』を実施し、極少量の食事しか提供されない。戦闘中に食料がなくなることを想定する訓練だという。
いわゆる”社会”から切り離されて過ごす6週間という日々では、どんな事を思うのだろうか。こればかりは、想像以上に苛酷な訓練が待っているようなので、慮るのも困難だ。
とにかく元気な姿で戻ってくるのを祈りつつ、パク・ボゴムが入隊前に残して行ったドラマ『青春記録』、そして公開待機中の映画『徐福』など、作品でボゴムに出会いながら帰還を待つばかりである。
パク・ボゴム
2011年映画『ブラインド』でデビュー。
以降、映画『コインロッカーの女』(2015)、ドラマ『君を憶えてる』(2015)などに出演。
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015-2016)で天才棋士チェ・テクを演じブレイク。2016年8月より放送されたドラマ『雲が描いた月明り』で地上波初主演を果たし、爆発的人気を得る。