PPL(間接広告)やCG映像などで韓国の大衆から非難を浴びていた『ザ・キング:永遠の君主』が、Netflix(ネットフリックス)で大ヒットしている。酷評を受けてもビジネスの世界では“成功作”と言えるようだ。
過度なPPL(間接広告)などで韓国内のネットユーザーたちから酷評を受けている『ザ・キング:永遠の君主(以下:ザ・キング)』が、Netflix(ネットフリックス)では高い人気を受けている。

Netflixで快進撃を見せる『ザ・キング』(画像出典:ザ・キング 公式HP)
4月17日に初回放送された『ザ・キング』は、全世界190ヶ国・約1億3000万人の加入者を有したネットフリックスとウェイボーなどを通じて放送されており、韓国内はもちろん海外でもほぼ同時に視聴することが出来る。
6月2日基準、ネットフリックスのFlixPatrol(フリックスパトロール)によると、『ザ・キング』は日本で4位、香港、マレーシア、タイ、フィリピンで1位を記録しており、批判が溢れる韓国でも2位にランクインしている。
『ザ・キング』の1話当たりの製作費は20億~25億ウォン(約2億円)だと知られており、全16部作であることを考えると総製作費320億ウォン(約32億円)を越える超大作ということになる。
韓国の各種メディアによると、『ザ・キング』は、SBSの放映権料とネットフリックスでの同時放映版権ですでに製作費を回収しており、PPLまで含めるとマージンが30%を上回ると推測されている。
そう考えると、『ザ・キング』はビジネスの世界では“成功作”と言えるだろう。

『ザ・キング』Netflixでのランキング(画像出典:FlixPatrol)

アジア圏で人気を受けている『ザ・キング』(画像出典:FlixPatrol)
一方、『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、ここ最近の韓国ドラマは、現実社会で起こっているようなテーマをリアルに表現している作品が多く、視聴者たちから共感を呼ぶような設定が韓国国内でウケているという傾向にある。
そのため、『ザ・キング』のような“大韓民国と大韓帝国の壮大なパラレルワールド”というSFファンタジーは現実味が感じられず、おまけに複雑すぎてドラマにハマるところまで辿り着かず、途中で視聴を諦めてしまうユーザーが多いような感じが受け取れる。
だが、『ザ・キング』はすでに後半部分に突入し、これまで難解だったパズルが徐々に組み合わさり面白味を増しているところだ。
SNS上では様々な考察が溢れ、「やはりキム・ウンスク作家の作品だ」「13話目にしてようやく面白くなってきた」「16話で全てまとめられるのか?」「どういう展開になるのだろう?」という期待の声も多く寄せられている。
地上波での視聴率は惨敗と言われているが、劇的な展開に向かって視聴者たちを惹き込こんでいる『ザ・キング』は、ネットフリックスで快進撃を続けることが出来るのだろうか..
アジア圏で人気を謳歌している韓流スターイ・ミンホ、『トッケビ』のキム・ゴウン、キム・ウンスク作家の最強タッグの底力を見せつけてほしいところだ。
[su_spacer size=”30″]
[su_spacer size=”30″]
編集部おすすめ記事
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
まるで塩キャラメル!9月CS放送で堪能する「大人のロマンス」韓国ドラマ5選
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
“可愛い息子と” CNBLUE イ・ジョンシン、愛犬シンバくんとの日常ショットにファンほっこり
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
今年の秋トレンドは大物俳優のテレビ復帰!韓国で話題沸騰 秋の新作ドラマ5選
-
最新作も続々!25年9月に日本の劇場で出会える注目の韓国映画6選
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
TOMORROW X TOGETHER、Danmeeアンケート「25年7月 K-POPボーイズグループ人気決定戦」1位に
-
イ・ドンウク、JTBC「優しい男の物語」の裏側を公開!淡く染まる静かな午後
-
ハン・ジミン、夏の真昼に咲く笑顔!デイジーのように輝く日常ショット公開
-
YOUNG POSSE、4th EP「Growing Pain pt.1 : FREE」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
パク・ミニョン、新ドラマ「コンフィデンスマンKR」で知性×美貌×財力を兼ね備えた“天才詐欺師”に!
-
KBS「トクスリ5兄弟をお願い!」最終回視聴率20.4%!アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感
-
母は連続殺人犯、息子は刑事・・コ・ヒョンジョン主演SBSドラマ「カマキリ -殺人者の外出」が描く禁断の心理戦
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。