日本で長期間女優活動を続けていたKARA(カラ)出身の知英(ジヨン)の復帰作『夜食男女』が、0%台という視聴率を記録し苦戦中だ。なぜ『夜食男女』は視聴者の心を掴むことが出来ないのだろうか。その理由を探ってみた。

KARA(カラ)出身の知英(ジヨン)の韓国復帰作であるJTBCドラマ『夜食男女』が、0%台(ニールセンコリア)の視聴率で苦戦を強いられている。

5月25日、1.5%という視聴率でスタートを切った『夜食男女』は、2話で1.1%に下落、3話では0.988%を記録した。

0%台の視聴率を記録した『夜食男女』

0%台の視聴率を記録した『夜食男女』(画像出典:夜食男女 公式HP)

JTBCドラマが0%台の視聴率を記録したのは、2017年『ソロモンの偽証』以来初めてだ。

『夜食男女』の主演俳優は、日本で長期間女優活動を続けていた知英と、これまでの作品で安定した演技力を披露しているチョン・イル、高視聴率を記録した『夫婦の世界』で強烈な印象を残したイ・ハクジュということを考えてみると、低調な成績は納得がいかない。

視聴率下落の理由

華やかな俳優たちが出演しているにも関わらず、なぜ『夜食男女』は視聴者たちの心を掴むことが出来ないのだろうか。

その理由の一つに、大衆の間では馴染みのない“ゲイ”の素材を扱っているという点が、主な視聴者である30~50代の反感を買っているという点があげられる。

『夜食男女』は、“食べ物を通じて癒す”というヒーリングを主としているが、蓋を開けてみるとゲイに対するストーリーが溢れている。

熱血PDのキム・アジン(知英)がヒットさせた番組がゲイのシェフに対して扱われているという点、天才デザイナーキム・テワン(イ・ハクジュ)もゲイの指向を持っているキャラクターと表現され、お金儲けのためにゲイの演技をするヒーリングシェフのパク・ジンソン(チョン・イル)とラブラインを描いている。

性差別や人種差別を正そうとするPC(ポリティカル・コレクトネス)運動に馴染んでいる若い視聴者たちは『夜食男女』の主題を正しく理解し、これらの関係を“フィクション”として見ているが、LGBTに対する先入観を持つ視聴者たちは眉をひそめる内容となっているようだ。

LGBT素材を扱った『梨泰院クラス』との違い

LGBT素材を扱った『梨泰院クラス』

LGBT素材を扱った『梨泰院クラス』(画像出典:梨泰院クラス 公式HP)

パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』でも、韓国芸能界で初めてゲイであることを公表した放送人ホン・ソクチョンや、トランスジェンダーのキャラクターが登場する。

敏感な素材ではあったが、LGBTにフレンドリーな街として知られている梨泰院が舞台であったことと、周囲が彼らの個性を長所として認め合う描写は絶巧であった。

『夜食男女』側も、最大限に自然な演出を通じてゲイに対する偏見を無くそうとしたが、結果は良くなかったということだ。

視聴率が下り坂の中、多数のライバルドラマの登場で孤軍奮闘を繰り広げている『夜食男女』。

0%台の視聴率で屈辱を味わった『夜食男女』が、真心が込められた演出で先入観を持っている視聴者たちの心を惹きつけて反撃することが出来るのか注目されている。

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ドラマ『夜食男女』ティーザー1(動画出典:JTBC Drama)

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