1月28日より、25作のトップバッターである『今、私たちの学校は』が世界同時配信。1月30日には、Netflix TVショー部門の全世界TOP10で*1位を記録するなど、早くも世界で話題をさらっている。”ゾンビアポカリプス”を、リアル且つ劇的に描いている本作、中でも海外視聴者の耳に強く響いた言葉があるという。
世界的なVODプラットホーム、Netflix(ネットフリックス)。
いちVODプラットホームから、世界的な巨大メディアへ成長を遂げた背景には、新型コロナウイルスの感染拡大による自粛生活、いわば”コロナ禍”という追い風があった。
そして、韓国ドラマもその成長に一躍買ったと言っても過言ではない。

『イカゲーム(2021)』(画像出典:Netflx Korea)
『キングダム(2019-)』『Sweet Home -俺と世界の絶望-(2020)』『イカゲーム(2021)』『地獄が呼んでいる(2021)』と、Netflixオリジナルシリーズとして公開され、世界的なヒットを記録した韓国ドラマ。その存在は、もはやNetflixにとっては”鉄板コンテンツ”の1つだ。
その勢いは衰えることを知らず、今年だけで25作のラインアップが出撃を控えていると報じられた(1月25日)。
(関連記事)Netflixの韓国ドラマはなぜ成功したのか? 今年も続く緩まぬ ‘攻勢’
『今、私たちの学校は』海外視聴者の耳に強く響いた、ある言葉
去る1月28日より、25作のトップバッターである『今、私たちの学校は』が世界同時配信。1月30日には、Netflix TVショー部門の全世界TOP10で*1位を記録するなど、早くも世界で話題をさらっている。
*オンライン動画サービス(OTT)統計サイトのフリックスパトロール(FlixPatrol)調査

『今、私たちの学校は…』(画像出典:Netflix Korea)
『今、私たちの学校は』は、同名ウェブコミックを原作に、ゾンビウイルスが拡散された学校に閉じ込められた生徒たちが、生き残るために手を取り合って死闘を繰り広げるサバイバル・ゾンビアクションだ。
ある普通の高校から発生した”ゾンビアポカリプス”を、リアル且つ劇的に描いているが、中でも海外視聴者の耳に強く響いた言葉があるという。
それは、ゾンビたちが張り上げる奇声ではなく、生徒たちが幾度となく口にする”シバル(씨발)”と”ケセキ(개새끼)”である。
実は、本作が公開された直後から、海外のSNSでは「Netflixと韓ドラが遭遇したら、”シバルケセキ”が生まれる!」「ドラマを見終えても”シバル”と”ケセキ”が聞こえるという後遺症が‥」「そういえば、Netflixの韓ドラで、よく耳にするねー」という呟きが広まっていた。
「シバル」と「ケセキ」‥
では、この2つのワードは、何を意味するのだろうか?
まず”シバル”から解説する。
“シバル”には語源があり、それを日本語に直訳すると”性を売る”。非常に低俗な意味を持っており、相手を侮辱する時によく使われている。
なお、物事がうまくいかない時に、独り言としてもよく使用されており、日本語に意訳すると”畜生”のニュアンスに近い。
ではもう1つ、”ケセキ”の意味を見てみよう。
“ケセキ”は”犬の子”という意味で、こちらも相手を侮辱する際によく使われている言葉だ。ただし、誰かにこれを発する人の感情は、”子犬”のようなかわいいというものではない。
軽蔑と憎しみを表す言葉であり、男性同士のケンカでよく相手を挑発する言葉なのである。敢えて日本語に訳すなら、”ク〇野郎”がその使い方に近いだろう。
Netflixのオリジナルシリーズで俗語が頻繁に登場する理由
ではなぜ、Netflixが配信する韓国ドラマ(オリジナルシリーズ)で、このような俗語がよく登場するのだろうか。
テレビの放送用(もしくは、VOD並行配信)のドラマの場合、放送通信審議委員会による検閲を受けるため、公序良俗に反する言葉などは使用が厳しく制限される。
一方、VODのみで配信されるオリジナルシリーズや映画の場合は、テレビ放送用のドラマより表現の自由度が高い。そのため、字幕版でオリジナルシリーズや映画を鑑賞する人は、韓国の低俗な言葉が露出(?)されやすいのだ。
ひょっとしたら近い将来、”シバル”と”ケセキ”といった、韓国の”畜生”と”ク〇野郎”が、世界中の韓国コンテンツファンの間で流行るかもしれない。
これはある意味、韓国コンテンツの持つすさまじい影響力の象徴とも言えそうだ。
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