日本に再び”韓ドラブーム”を巻き起こした、ヒョンビン、ソン・イェジン主演ドラマ『愛の不時着』。配信から2年が経った現在でも日本のNetflixランキングに顔を覗かせている。本作が日本に登場した際、時同じくしてやってきたのが、新型コロナウイルス感染症だ。皮肉にも、これにより本作は世界的なムーブメントを放つ。コロナ禍によってヒットに繋がったとあって、切っても切れない縁となった『愛の不時着』は、もはやコロナ禍のシンボルと言えるだろう。
世界に韓国ドラマブームを巻き起こしたレジェンドドラマ、tvN(Netflix)『愛の不時着』。
放送から2年が経った現在でも、日本のNetflix人気ランキングに顔を覗かせ、王者の風格を漂わせている。
『愛の不時着』は、韓国にて2019年12月14日より放送をスタートし、翌年の2月16日に最終回を迎えた。
本国での番組終了と共に訪れたのが、現在も猛威を振るう”新型コロナウイルス感染症”だ。それと時同じくして、Netflix(ネットフリックス)での世界配信がスタート、日本でも2月23日より配信となっている。
世界中が未知のウイルスに戸惑う中、予想以上の感染拡大により”巣ごもり生活”を余技なくされてしまう。
そんな中、おうち時間が増えたことで、Netflixの利用者は世界中で激増。その結果、良質なドラマとして愛されてきた韓国ドラマが、さらなる脚光を浴びる事となった。
特にその恩恵を受けたのは『愛の不時着』のほか、JTBC(Netflix)『梨泰院クラス』もそうだろう。
切ないロマンスや現代の社会問題を反映させているストーリー、主演俳優の熱演に誰もが魅了された。世界中を熱狂させ、主演俳優はワールドスターへと駆け上っていった。
日本でも『愛の不時着』はあらゆる世代から愛されている。
芸能人をはじめ、スポーツ選手、著名な小説家、そして政治家まで、各界の有名人から称賛の声が届けられると、それは次第に口コミで広まり、さらなる人気となった。本国での放送終了から2年が経った今でもその人気は衰えず、ロングヒットを放っている。
『愛の不時着』のヒットを機に、Netflixを通じて、様々な韓国ドラマが世界中で愛されるようになった。
そして昨年、驚異的なブレイクとなったのがNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』だ。アジア諸国だけでなく欧米までも熱狂させ、ある国では社会問題にまでなるほど誰もが夢中になった。
そんな『イカゲーム』の公開時、あるメディアで比較する対象として挙げられたドラマが『愛の不時着』だった。ひと足先に世界的大ブレイクを巻き起こした作品とあって、韓国ドラマを評価するスタンダートドラマとなったのだ。
現在も人々を厳しい状況に陥らせている、新型コロナウイルス感染症。『愛の不時着』がこれと同時期に大ブレイクを果たしたことから、「コロナ禍=Netflix=『愛の不時着』」という図式になってしまった感はある。つまり、『愛の不時着』はコロナ禍の象徴とも言え、現在もシンボルとして君臨している作品とも言えるだろう。
作品のブレイクを後押ししたのは、このような状況も手伝っていたことは否めない。
しかしそれ以前に、ドラマ自体のクオリティーも抜群に高いのだ。
主役を演じた俳優のヒョンビンとソン・イェジンの演技力は世界レベルで見ても優れている。斬新な脚本と俳優のケミストリーにより、世界も認める名作が誕生した。
本作で再ブレイクを果たした、ヒョンビンとソン・イェジン。おそらく、これほどのブレイクとなれば来日し、ファンミーティングを開催していたことだろう。
しかし、昨今の事情により来日することは無かった。コロナ禍で恩恵を受けた作品であるが、その一方でファンにとっては、それにより残念な出来事も起きている。
大ヒットという輝かしい光と、スターに会うことが叶わない憂いの影。そんな両面を持った『愛の不時着』こそ、コロナ禍のシンボルと言える作品なのではないだろうか。
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
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